2017年07月03日(月) 更新

理系の就活生が受ける面接の内容|就職に繋げる為に知っておきたい企業側の意図と印象の残し方

理系の就活生が参加する面接の種類はさまざま

大学や大学院で学んだ内容を問われる「技術面接」

理系の就活生が参加する面接はさまざまありますが、主に2つの形式で実施されることが多いでしょう。まず最初に挙げられるのが「技術面接」です。技術面接では、面接官から大学や大学院で学んだ内容や、研究について問われます。また、スキルが仕事のどの部分で活かせるか、自社製品と学習・研究内容との関わりについても問われることもあります。

自分で研究成果をアピールする「プレゼンテーション面接」

理系の就活生が参加する面接としてもう1つ挙げられるのが「プレゼンテーション面接」です。プレゼンテーション面接は一般的な一問一答形式とは異なり、これまでの研究成果を面接官に向けて発表するやり方です。研究内容のすごさをアピールするのではなく、理系に関する知識が少ない人に対しても研究内容を理解してもらえるような構成にすることが求められます。

リクルーター面談が面接代わりになる場合もある

エントリーシートを送った就活生の中には、企業からの案内でリクルーター面談に招かれることがあるかもしれません。このリクルーター面談は一次・二次面接の代わりになっていることが多いです。それは、専門的なスキルを持っている理系の就活生を、囲いこむためだとされています。リクルーターから好感触を得られれば、通常の面接をスキップして最終面接に進み、スピード内定を得られる可能性もあるでしょう。

理系の就活生を面接する企業側の意図

①:コミュニケーション能力を測る

理系の就活生を面接する、企業側の意図について確かめましょう。まず挙げられるのが、コミュニケーション能力の有無です。どんなに高いスキルを持つ人材であったとしても、社員同士や取引先とのコミュニケーションができないと、業務に支障をきたします。就職後に独りよがりな働き方にならないか、他の社員と協力できるかを面接で見極めるのです。

②:論理的思考力を確かめる

面接には、論理的思考力があるかどうかを確かめる意図もあります。理系の就活生の中には、つい延々と話し続ける方もいます。仕事では簡潔な説明や報告を求められるため、そういった部分が見受けられるとマイナス評価になってしまうでしょう。面接での回答の仕方によって、理路整然と行動できる人材かどうかを確かめているのです。

③:スキルの確認

今後の成長に役立てられるような、資格やスキルを持っているかを確かめるのも企業側が面接をする意図として挙げられます。先程紹介したコミュニケーション能力に加えて、スキルや資格を持ち合わせていることがわかれば、より即戦力として活躍できるのではないか判断できるのです。

面接を受けるうえで押さえたいコツ

①:第一印象を意識する

面接を受けるうえで、押さえておきたいコツについて紹介します。1つ目のコツは「第一印象を意識する」です。「一緒に働きたい」と企業側に思ってもらえるよう、服装や身だしなみを確かめ、あいさつやドアノックのマナーなども事前に学習してから面接に臨みましょう。身だしなみのマナーは、社会人としての基本です。その部分ができていなければ、内定を獲得するのは難しいでしょう。

②:伝えたいポイントを事前に整理する

2つ目のコツは、「伝えたいポイントを事前に整理する」ことです。プレゼンテーション面接にしても、技術面接にしても、話す内容を整理できていなければ、面接官が就活生に抱く関心度が増えることはありません。そこで、話したい内容をピックアップしてまとめておくと、本番でも慌てることなく、冷静に伝えられるようになります。

③:専門用語はわかりやすく解説する

3つ目のコツは「専門用語はわかりやすく説明する」です。プレゼンテーション面接などでこれまでの研究成果を面接官に伝える時、学術用語や専門用語を使用しなければならない場合があります。その場合は、補足として用語の解説を軽く挟むことで理解してもらいやすくなるでしょう。ただし、用語説明に時間を取られ過ぎないように気をつけてください。

④:早口にならないようハキハキとした声で話す

4つ目のコツは「早口に注意しながらハキハキとした声で話す」ことです。面接会場の雰囲気にのまれたり緊張度が増したりすると、小声になってしまいます。また、話し言葉も早口気味になって面接官が聞き取りづらくなるでしょう。ハキハキと元気な声で話すことによって、聞き取りやすさだけでなく自信をアピールすることにもつながります。

⑤:時間を意識して端的に表す

5つ目は「時間を意識して端的に表す」です。自分が学んだ内容や研究成果を話すとき、制限時間が設けられているにもかかわらず、つい時間を忘れて話し続けてしまうことがあるかもしれません。そういった部分で評価を落とすことにならないよう、常に時間を意識しながら回答をする必要があります。タイマーを使ったり、友人などの協力を得たりしながら時間計測をするのがおすすめです。

理系就活生が受ける面接はさまざま!ポイントを整理した回答で就職に繋げる

理系の就活生は、「技術面接」や「プレゼンテーション面接」など、文系の就活生にはない特殊な面接を受けることが多いようです。また、リクルーター面談を通じてスピード内定をもらうことも少なくありません。理系の就活生が培っている知識や能力に、企業側は大きな期待を寄せています。 その一方で、面接ではコミュニケ―ション能力などを見極めようとしています。伝えたい内容はメモなどで事前に整理し、時間を意識しながら自信をもって話しましょう。難しい用語がある場合は、軽く解説も交えるとより良い評価を貰えるようになります。

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