2021年11月26日(金) 更新

面接でパンツスーツやスカートを着用する女性の印象や就活におすすめの服装

スーツにふさわしいのはスカートかパンツか

就職活動をする上で、絶対に必要となるのがリクルートスーツです。面接に行く時に、私服指定の企業もまれにありますが、就職活動をするときは、正装で面接を受けるのが基本となります。女性のスーツにはスカートスタイルとパンツスタイルがあり、どちらで就職活動をするべきかを悩んでいる人も多いかもしれません。

採用担当者や面接官は、あなたの人物像、人柄だけではなく、身だしなみまで全て見て評価をしますので、たかがスーツと思っていてはいけません。スーツ一つも採用の合否を左右する可能性もありますので、正しいスーツ選びが重要となります。

面接で好印象なのはスカート?

パンツスーツとスカートどちらが好印象かアンケート

突然ですが、19卒のみなさんは面接対策は順調ですか?
キャリアパークでは、会員の就活生を対象にアンケートを実施しました。

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「女性が面接時に着用するのはパンツスーツ・スカート、どちらが好印象だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。


  • スカート

  • パンツ

  • パンツスーツ

  • スカート

  • スカート

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「女性が面接時に着用するのはパンツスーツ・スカート、どちらが好印象だと思いますか?」

アンケート結果によると、ほとんどの就活生が「スカート」の方が好印象だと回答しています。いっぽう、少なからずパンツスーツの方が好印象だと回答している就活生もいました。 では、パンツ・スカートそれぞれが面接で与える印象がどういったものなのか、くわしく見ていきましょう。着こなし方や管理の仕方などもご紹介しますので、面接対策の参考にしてください。

大前提は自分の魅力を演出することが大切

就活の身だしなみにおいて、細かい部分まで気になってしまう人は多いです。しかし、就活の身だしなみにおいて「正解」は存在しません。

就活で重要なのは、自分の魅力を演出することだと覚えておきましょう。そのためにも、情報は参考程度にして、自分で考えて選択することが大切です。

女性でもスーツの着用が欠かせない

就活で面接や説明会などに参加する際、必ず着用する服装がスーツです。女性も、パンツスーツやスカートタイプなどいくつか種類はあるものの、基本的にはリクルートスーツを着用する機会が多いでしょう。

私服での参加はまれ

一般企業の多くは面接などの場において、スーツの着用を女性にも求めています。しかし、クリエィティブ系の企業や服飾関係など、ファッションの規定が柔軟だったりセンスを求められる企業では、私服による参加を求められるケースがあります。ただ、このようなケースはごくまれで、ほとんどの企業の就職活動においてはスーツが重要な役割を果たすでしょう。

スーツ着用の際のマナーやルールに慣れておこう

スーツを着用する際にはたくさんマナーがあることを、知っているのといないのとでは、面接官の印象が大きく変わるとともに、社会に出てからのマナーとしても役に立つことが多いので、こちらで見ていきましょう。まずスーツを着用する際には、ジャケットを着用することが必須です。上着は会場に入る前に脱ぐのが常識ですが、ジャケットは面接中もずっときたままになります。

ここでポイントはジャケットの一番下のボタンは留めないということです。次にパンツスーツを着用する人は、裾上げはダブル仕上げは社会通念上マナー違反とされていますので、絶対にやめましょう。スカートスタイルの方は、スカートの長さは膝が隠れるくらいの長さにするようにしましょう。短すぎると、椅子に座った時に足が見えすぎてしまい、長すぎるとだらしない印象になってしまうので、注意が必要です。

人事は黙って切り捨てる!あなたのマナーは大丈夫?

就活ではスーツの着こなし以外にも、細かいマナーが沢山あります。マナー違反をすると、指摘されることもなく、黙って落とされてしまうでしょう。

そこで活用したいのが、「マナー力診断」です。

マナー力診断を使えば、24の質問に回答するだけで、「身だしなみ」「電話・メール」「履歴書の書き方・送り方」など、自分の弱点をグラフで見える化できます。

ぜひ活用して、就活の不安を無くしましょう。

女性のスーツの着こなし方にはコツがある

そんな女性のスーツですが、着こなし方にはコツがあります。同じスーツでもオシャレ系のデザインを着用すべきか、それともモノトーン系の落ち着いたデザインにすべきかなど、改めてそのコツやマナーを確認しましょう。

①:スーツの色は黒かグレーが基本

まず基本中の基本になりますが、スーツの色について見てみましょう。リクルートスーツの多くは黒やグレー系が基本です。グレー系も白系の強いものではなく、ダークグレーなど落ち着いた色合いがほとんどです。結婚式や発表会などの場ではないため、おしゃれなデザインのスーツの着用は絶対に避けましょう。

②:靴も黒などの色で目立たせないようにする

靴の色なども重要な要素で、目立ちすぎないよう、黒色を選びましょう。また、ヒールの高さのないパンプスを履くのをおすすめします。ただし、普段はスニーカーを履いている方の場合、履き慣れずに靴擦れを起こす可能性も考えられます。初めて購入する場合は、サイズ確認で履くだけでなく、ある程度歩いてみて、なじむかどうか確かめるといいでしょう。

③:ちょっとしたおしゃれはブラウスで演出しよう

就活中においてもちょっとしたおしゃれはできないものかと考える人も少なくありません。ただ、上記でも紹介した通り、スーツは黒やグレーなどモノトーン系でなければなりません。もし、おしゃれの要素を取り入れたいのであれば、スーツの下に着るブラウスをアレンジしましょう。ブラウスの色は白が基本となりますが、演出として淡いブルーなど悪目立ちしない色の着用をしてみるのをおすすめします。

④:インナーは必ず着用して派手な色合いは避ける

ブラウスを着用した場合、特に夏場はジャケットを脱ぐ場合もあるためインナーの色が目立つことも考えられます。そのため、派手な色合いのインナーの着用は避け、肌色か白のシャツもしくはキャミソールで対応しましょう。脇の汗が気になる方は吸収パッドをつけておくと安心です。なお、インナーを着用しないでブラウスを着るのは絶対にNGです。

⑤:ボトムスはしわのないスカートかパンツスーツを着用する

スーツにおけるボトムスはスカートかパンツスーツを着用してください。どちらを着用するにしてもしわしわな状態のままは厳禁です。また、パンツスーツはくるぶしが裾で隠れる程度、スカートの裾は座ったときにひざ上10cm程度になるくらいがちょうどいいとされているので、試着する際はその点も注意しましょう。

⑥:トータルにおいて同系色で合わせよう

スーツを着こなす時に色味で迷っている人や、ルールについて知らずに困っている人もいるかもしれませんが、色味が一つ違うだけで大きく印象が変わってしまいますので、適切な色味を知っておく必要があります。トータルにおいて、同系色で合わせるということが一番重要なポイントになってきます。

私服では同系色でまとめなくても、差し色を使うことで、明るい印象になることもありますが、就職活動をしている時や、面接時では差し色は不適切になってしまいます。必ず、スーツやベルト、靴の色は同系色で合わせ、自分でトータル的に見て確認するようにしましょう。このようにすることで、できる女性を印象付けることもできるので、実践してみてください。

パンツスーツとスカートのどちらが面接で印象が良いのか

女性用のスーツも、上記のような着こなしで臨めば問題ありません。ただし、パンツスーツとスカートでは見た目の印象が大きく異なります。では、就活においてはどちらの方がいいイメージを持たれるのでしょうか。それぞれの服装が持つイメージのほか、独自調べで着用のタイミングなどについて紹介します。

パンツスーツはデキる女性のイメージ

パンツスーツは、スカートと比べると活発的ななイメージといえるでしょう。実際に、パンツスーツを着用している姿は、凛としつつ責任感を持っているように見える方も多いのではないでしょうか。

スーツスカートの女性は華やかなイメージ

スカートのスーツは、柔らかい印象になります。会社の制服がスカートと決まっている職場では、スカートスーツで面接に挑んだ方が印象は良いでしょう。では、就活時においてパンツスーツとスーツスカート、どちらの印象が良いのでしょうか。

就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!

就活生はどのようなスーツを使用していて、どのように手入れをしているのでしょうか。キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:就活用のスーツはどんなものを使用していますか?またそれを選んだ理由と、あなたの手入れ方法を教えてください。

就活生の回答

私は黒色のリクルートスーツを使用しています。スーツの量販店に行ったとき、同じ種類で紺色のリクルートスーツもあったのですが、より無難で清潔感が与えられるものをと思い、黒色を選びました。またスーツの手入れについては、私は特にこだわったスーツの手入れはしていません。特別していることと言えば、ホコリを取るためのローラーでコロコロするくらいです。あとは、定期的にクリーニングに出します。パンツスーツの方は、ボトムスはプレスがよく取れるので、面接や説明会がない時に出して、買ったときのキレイさをなるべく長く維持できるよう、心掛けています。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

女性用スーツ管理の注意点

スーツを1着しか所有していない場合、過密スケジュールにするとクリーニングに出す暇もありません。なるべく2枚は所有して、いざという時はクリーニングに出せる環境を整えておく必要があります。クリーニングに出さずに使い続けるにはどうすべきか、保管の仕方や注意点について紹介します。

①:必ずハンガーにかけて保管しよう

スーツはしわのない状態を保つのがマナーです。そのため、常にハンガーにかけて保管してください。ボトムスも同様にスーツの折り目に沿ってたたんだうえで、挟む部分が一体となっているハンガーを使用してワンセットで保管しておくといいでしょう。

②:しわは霧吹きやアイロンでのばそう

1日使用してしわが残ってしまった場合、霧吹きやしわを伸ばすノリを吹きかけてください。そのうえでアイロンをかけるとしわがきれいにのびるでしょう。もしスチーム機能付きのアイロンやスチーマーがある場合は、その機能を使って伸ばしておくのをおすすめします。

③:アイロンをかける際は当て布が必須

アイロンをかける際にも注意が必要です。素材によっては高温のアイロンを当て続けると繊維が傷む可能性が考えられます。そのため、当て布をかけた状態でアイロンをするよう心掛けましょう。上記で紹介したスチーマーがあれば、直接当てなくてもしわをある程度伸ばすことが可能です。

④:アイロンが難しいものはクリーニングに出すのが無難

スーツひとつで身だしなみが決まり、印象が左右されてしまうといっても過言ではありません。就職活動をしているときは、複数の会社の説明会や面接など、同時進行で動かないといけないケースがほとんどです。就職活動の時期は、毎日スーツを着用するなんてこともあるかもしれませんが、そんな中でも、スーツを常に綺麗に保っておく必要があります。

アイロンがけを毎日するのは基本になりますが、素材や質感によっては、アイロンがけが難しいものもあります。またジャケットやスカートも部分によってはアイロンがけが大変なものもあり、自分でするとシワだらけになってしまうなどだらしない印象を与えてしまうこともあります。アイロンがけが難しいものは、クリーニングに出すのが無難だということを頭に入れておいたほうが良いでしょう。

面接用のスーツはどこで買えばいいの?

こちらの記事でもご紹介している通り、スーツの管理は毎日おこなわなければならず、手間暇もかかり、その上管理が非常に難しいということになります。面接用スーツは毎日必要になりますので、就活生にとっても自己管理はとても負担がかかることでしょう。そこでこちらでは、面接用のスーツはどこで買えば迷っている方必見、丸洗いOKでアイロンがけもいらない簡単にお手入れができるスーツの販売店をいくつか紹介していきます。

まずは、大手スーツ販売店では、「AOKI」「青山」「はるやま」などの店舗で取り扱いをしています。衣類量販店では、「ユニクロ」もスーツ販売をしており、丸洗いOK、アイロンいらずなものもラインアップしています。「イオン」ではスーツ販売にも現在力を入れていて、こちらも丸洗いOK、アイロンがけ不要商品がたくさん存在しています。

新卒の女性就活生のスカート着用はフレッシュな印象を与えられる

本ページでは、女性のスーツの着こなし方や管理の注意点などをご紹介しました。記事中でご紹介した面接官が使う評価シート見本大公開も参考に、就活を成功させましょう。
また、大前提として忘れてはならないのは自分に似合うものを選ぶ点です。身だしなみは社会人のマナーとして常識ですので、就活の際はそこも理解しましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント

上場人材企業のプロアドバイザーのサポートでIT・人材業界の内定が狙える

    エントリー後、主催企業より日程調整のご連絡をいたします。