2019年11月28日(木) 更新

エントリーシートで「乗り越えたこと」に対する答え方

「乗り越えたこと」の質問の意図は?

エントリーシートの「乗り越えたこと」の質問の意図を説明します。
この質問では、まず「学生時代の態度」の部分が見られています。モラトリアムとして学生時代を過ごした方と、目的意識や課題意識を持ち熱心に物事に取り組んだ方では、乗り越えた事の内容にも差が出てきます。
何を乗越えたかの部分から、学生時代の態度、またその人の特性を測っています。

仕事に対しての能力を見られています!!

次に「どうやって乗越えたか」の部分も見られています。仕事では様々な問題に直面します。
そういった問題に直面した際に、どういった能力を発揮できる人物か、どういった切り口で解決を進めていく人物かについて見られています。
エントリーシートにはこの点をポイントにして乗越えたことを述べていく必要があります。

「乗越えたこと」の答え方のポイントは

エントリーシートの「乗り越えたこと」の答え方のポイントを説明します。
まずは論理的に述べる。単に問題にぶつかりました、乗越えましただけでは不十分です。

こういった問題があった→どこが原因と考えこういった対策を考えた→こうやって乗越えたと論理的な形式でエントリーシートに記入するのが良いでしょう。

課題となる部分を見つけ問題提議できたかがポイント

次に自分から問題提起したかの部分。単にバイトで困難な仕事を与えられ乗越えた、学業で難しい課題を与えられ乗越えたなど受動的に発生した問題を乗越えた話は十分とはいえません。
学業、部活動、アルバイト、社会活動など活動の中から、自分なりに課題となる部分を見つけ問題提議出来たかの部分も更にプラス評価を求めるのであれば大切になってきます。
また出来るだけ人と同じにならない様な、熱心さが感じられる話にするのが良いでしょう。

「乗越えたこと」の具体例

エントリーシートの「乗り越えたこと」を書く際の具体例を紹介しますので、どういったものがさるのか、是非参考にしてみてください。

問題提議→原因の追究→対策→結果」の流れが◎

例:
「私は大学では○○部で活動しています。丁度私が3年生になった頃から部全体の成績、士気がやや落ちてきている傾向が見受けられました。なぜかと考えた結果、丁度4年生が抜けた頃からその傾向があった事に気づきました。以前の4年生と比べ私達の代の何が違うか追求した所、一つ大きな違いはルーキーがいないという点がはっきりと挙げられました。そこで3年生の中では一番成績が良かった私が部を盛り上げないといけないと感じ、これまで以上に必死に練習を行いました。結果、かつての4年生程ではないもののルーキーとしての成績を挙げられましたし、私の熱心さを見て後輩達の士気や成績も上がっていた様でしたので問題の解決にはなったかと思っております。」

形式としてはこういった「問題提議→原因の追究→対策→結果」の流れを組んだものが良いかと思います。
余り長くなり過ぎても良くはありませんが、どういった問題にぶつかりどう乗越えたかが伝わる文章にしましょう。
なおこの例では対策部分は簡略していますが、内容によっては対策の方に重みを当てて書くのも一つの手です。

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【まとめ】求められている事を理解した上で書こう

今回は、エントリーシートで「乗り越えた事」に対する答え方を紹介しましたが、参考になりますでしょうか!?
エントリーシートに乗り越えた事を書く場合この様な点がポイントになってきます。
無理に話を作りすぎるのもよくはありませんが、ポイントを抑え、出来るだけ相手が求める事に合った内容として書くのが良いでしょう。

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