2021年09月24日(金) 更新

【面接官をひきつける自己紹介のテクニック】組み立て方のコツや話し方のポイント|テーマ別例文もご紹介

自己紹介は「面接への入口」

内容次第で有利・不利が決まる

就職活動の面接では、基本的に冒頭で「自己紹介をどうぞ」と質問されることが多いです。その際、自己PRとごっちゃになってしまい、どんなことを話せばいいのかわからない人もいるかもしれません。自己紹介は「面接への入口」にあたります。そのため、面接を上手く進めていくにはこの自己紹介がカギを握るのです。しっかりと紹介ができれば、自分にとって有利に面接を進めることができますが、そうでなければ不利に働くでしょう。

面接を進めるうえでの”つかみ”となる

自己紹介では、面接官にもっと話を聞きたいと興味をもってもらえるよう意識しましょう。そのため、面接では「つかみ」が重要になります。自己紹介で面接官の興味を引くことができれば、その後の志望動機といった質問も答えやすくなるはずです。自己紹介のつかみ次第で面接の展開は変わっていくため、そのテクニックを知っておきましょう。

自己紹介をするうえで押さえたい基礎知識

自己PRとなるべく区別する

面接で「自己紹介をどうぞ」と言われた際は、自己PRとなるべく区別しなければなりません。経歴や特技などは伝えるべきですが、新卒の就活生に関してはそこまで詳しく取り上げなくても問題ないでしょう。ただし、PRをメインにして長く話し過ぎるのは逆効果です。

簡単な意気込みを伝えるのはOK

自己紹介で簡単な意気込みなどを伝えるのはOKです。自己PRなどのように細かなエピソードや情報を盛り込まなくてもよいでしょう。自己紹介はあくまで「つかみ」であり、経歴などを簡単に伝えることが求められます。どこまで意気込みを伝えるかは質問の仕方によって異なるため、面接官に興味を引かせながら次の展開につながるようにしましょう。

最初からアピールしすぎるのは逆効果

面接の自己紹介で最初からアピールし過ぎるのは逆効果です。あまり長く回答しても面接官にとっては伝わりづらく、印象もあまり良くありません。また、上述したように質問の意図を理解しているか、コミュニケーション能力あるかが見られているため、アピールばかりだと「質問を理解していない」「聞く耳を持たない」との悪印象を抱かれかねません
面接は相手にどう聞こえるかや受け取られるのかも意識しなければいけないため、どんな項目を話すべきか念入りに確認しておきましょう。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

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面接の自己紹介で必要な項目

新卒の就活では、まだ職歴がないためとても簡潔な内容となります。人によっては、アピールしたいことを盛り込んでも時間的に問題はありません。また、大学での専攻がわかりづらい内容・名前などの場合は、それについて話してみるとよいでしょう。

新卒の就活生が自己紹介で伝える項目

  • 大学名、学部名、学科名
  • 氏名
  • (時間に余裕がある場合)私の長所などアピールポイント
  • (時間に余裕がある場合)学生時代注力したこと、サークルやクラブ活動など
  • (時間に余裕があり専攻が分かりづらい場合)大学で勉強していることの概要

自己紹介の組み立て方のコツ

特技・趣味などネタを持っておく

自己紹介では、特技や趣味など話のネタを持っておくとよいでしょう。面接官が興味を持ってくれれば、話が広がるきっかけになるかもしれません。自己紹介する時は、趣味や特技についても簡単に盛り込んでみるのがおすすめです。質問されてもある程度答えられる項目にしておきましょう。

自己分析と並行しながら検討する

自己紹介の内容を考える際は、自己分析と並行して進めてください。簡単な意気込みなどを伝えるに、自己理解や企業分析が必要だからです。アピールにつなげるためには、自分にどんな特徴・強みがあるかどうかを理解しておかなければなりません。しっかりと自分の強みと企業が求めている人材像との関連性を検証しながら、作業を進めましょう。

自分を一言で紹介するキャッチコピーを作る

なかなか高度なテクニックかもしれませんが、タレントのように自分を一言で表せるようなキャッチコピーを作るのも、魅力的な自己紹介になるコツのひとつです。 キャッチコピーがありきたりなものだと、面接官の興味を引くことは難しいかもしれません。もっと知りたいと思わせるキャッチコピーができれば、その後の面接を有利に進められるでしょう。

抽象的な表現は避ける

キャッチフレーズを考える際に注意しておきたいのが、抽象的な表現です。「協調性がある」、「社交的」などという言葉は、志望者の自己紹介を聞いた面接官が、相手の感想をメモするときに使う言葉になります。文字数が短い分インパクトは強いのですが、自己紹介をする側から言うべき言葉ではありません。

自己紹介で押さえたい話し方ポイント

伝えたいことを箇条書きにする

自己紹介は、例文のように文章にして書き出して、そのまま丸暗記するという方法をとる人も多いかもしれませんが、伝えたいことを箇条書きにしましょう。文章をそのまま丸暗記すると、話したときに棒読みのように聞こえてしまいます。また、途中で忘れてしまったりした場合、リカバリーが難しくなってしまうでしょう。箇条書きした内容をもとに練習をしておくことで、構成が予定と異なっても軸がぶれずに自然に話すことができるのです。

60秒程度で話しきれるのが目安

自己紹介では、伝えるべき項目を漏れなく盛り込まなければいけませんが、ダラダラと長い文章は必要ありません。時間の目安は60秒程度です。文字数でいうと、250~300文字がちょうどいいでしょう。速すぎないスピードでハキハキと話して、60秒程度になるよう調整してください。ただし、企業によっては時間指定があるので、2分、3分といくつか設定しておくとよいでしょう。

話すスピードや抑揚を意識する

自己紹介では、話すスピードや抑揚を意識してみましょう。話すスピードが早すぎると、面接官も聞き取りづらいです。そのため、早口にならないように注意しなければなりません。また、自己紹介で強調したいポイント、キーワードになるところは抑揚をつけることがポイントです。話し方に緩急をつけると相手にとっても聞き取りやすいので、ぜひ意識しましょう。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

【テーマ別】面接の自己紹介例文をピックアップ

新卒の就活生が面接で使える自己紹介の例文を紹介します。3つの例文は内容も異なるので、状況に合わせて臨機応変に活用してみましょう。自己紹介の制限時間が異なることもあるため、それに合わせて例文をアレンジしてください。

例文①:企業に対して感じる魅力を伝える

○○大学◇◇部△△学科の●●●●と申します。ゼミでは、XXXXXを専門としていました。
私は大学で学んだXXXXXを活かし、人々に感動を与えられる仕事に就きたいと考えています。あらゆる事業の中でも日常シーンに感動を与えられる事業がよいと考えており、貴社を志望致しました。○○事業でお客様に貢献できる人材になりたいと思っております。

例文②:アルバイト経験でPR

挿入テキスト○○大学◇◇部△△学科の●●●●と申します。
大学では、XXXXXを専門としております。
趣味はサッカーで、特技はリフティングです。学業以外では、飲食店のアルバイトをしており、現在、アルバイトリーダーとして後輩3名の育成にも携わらせていただいています。本日はどうぞ宜しくお願いいたします。

例文③:キャッチコピーを盛り込む

○○大学◇◇部△△学科の●●●●と申します。
大学では、XXXXXを専門としており、サークルは○○に所属していました。
私は周りからバランサーと呼ばれています。人当たりのよさや、サークルのリーダーと後輩の意見のすり合わせをしていたことからそう呼ばれていました。本日はその一面を発揮できるように精一杯頑張らせていただきます。

面接の自己紹介はつかみを意識して自己PRのエッセンスを盛り込もう

面接の自己紹介は「つかみ」が大事です。自己紹介で面接官を惹きつけられるかどうかで、次の展開は変わってきます。自己紹介は自己PRほど詳しく伝えることはせず、面接官が深堀してみたくなるくらいの内容を伝えましょう。ポイントは、話し方のスピード、抑揚に注意し、キャッチコピーを盛り込むことです。しっかり面接でアピールできるようにぜひ参考にしてみてください。

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