2021年09月21日(火) 更新

児童相談所で働くには?就職に必要な資格2つと仕事内容

児童相談所の職員の仕事・やりがい・向いている人とは?

児童相談所の職員の仕事内容は、子どもに関する悩みごとや相談を聞いて解決方法を決めたり、指導をおこなうことなどです。相談にも、虐待に関する相談、非行相談、保健相談などさまざまなものがあります。児童相談所には、「児童相談員」と呼ばれる人がいます。

児童相談員には「児童福祉司」と「心理判定員」の2つがあり、児童相談員になるには、公務員試験に合格したうえで、資格を取得しなければなりません。やりがいは、子どもの問題が解決したときです。児童相談所の職員には、思いやりがある人、子どもの気持ちがわかる人が向いています。

児童相談所で働くために必要な資格を知っている就活生は少ない

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「児童相談所で働くにはどんな資格が必要だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 知らない
  • 相手の立場に立てるかどうか
  • 心理学的な資格
  • 特になし
  • 教育免許

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「児童相談所で働くにはどんな資格が必要だと思いますか?」

「児童相談所で働くにはどんな資格が必要だと思いますか?」というアンケートに対して、「分からない」や「特にない」と答えた就活生が多く占める結果となりました。また、「資格ではなく、気持ち的な部分」と答える人も多く、児童相談所で働くために必要となる資格を知っている人は多くありません。 では、児童相談所で働くにあたり、何の資格が必要となるのでしょうか。

児童相談所の仕事内容とは?

児童相談所で働くには仕事内容を知っておく必要があります。児童相談所は18歳未満の子供を対象としています。子供やその家庭事情の問題において、手助けが必要な場合に指導や助言をします。この問題には、非行や心身障害など、様々なケースが存在し一概にはいえません。

児童相談員には児童福祉士と心理判定員の2つ

児童相談員には、児童福祉士と心理判定員の2つの役割があります。児童福祉士の仕事内容としては、子供の性格・行動・家庭環境などの側面を調査し、学校や施設などと連携を取りながら、最も良い解決方法を見つけ出し、指導にあたるということです。
一方で、心理判定員の仕事内容は一言で言えば心のケアです。その子供が抱えている悩みや問題を心理学の目線から、解決に導くといった仕事内容です。

子供にとって最も適切な解決策を決めて実行する必要がある

児童相談所に就職をした児童相談員の仕事内容は、この2つの職種のどちらかに就き、互いに協力しながら医師や保育士など様々な人たちと連携を取って進めます。
非常に難しく、やり甲斐の大きい仕事内容と言えるでしょう。なんといっても、すべては子供のことを優先して考えてあげる必要があるのです。辛抱強い人ではないと務まらないでしょう。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

児童相談所の児童相談員キャリアアップ方法

児童相談員のキャリアアップの具体的な方法は、仕事内容的に、なかなか一言で言い表すのが難しいようです。「何人担当すればいい」といった単純な問題でもないのです。

様々な子供の心理面に関わり解決していく

子供の問題は一人一人異なり、同じ「いじめ」であっても10通りのいじめがあるように、解決策もそれぞれのケースで異なってくるはずです。さまざまな、心理面の問題を解決することで確実にスキルが上がっていくでしょう。
ただし、どの段階でキャリアアップしたのかが見えづらいという側面もあるかもしれません。

心を尽くして業務にあたれば上司にも認められる!

心を尽くして業務にあたっていけば、救った子供も増えていき、上司や周りの同僚にも認められるでしょう。キャリアアップが見えにくい職業ですが、経験値は一つのキャリアアップの指標といえます。

児童相談所で働くには?2つの必要な資格について

児童相談所で働くには、2つの資格が必須となります。児童相談所で働くには、どのような資格が必要なのかを見ていきます。

児童相談所で働くには公務員試験の合格・児童福祉士資格が必要

児童相談員は、主に児童相談所に就職します。就職するためには各自治体の公務員試験に合格することが必要になってきます。さらに、児童福祉士として勤務するには、「児童福祉士の任用資格」の取得も必須です。また、児童相談所のよくある就職の採用条件として、「大学や大学院の心理学系の学科・専攻の卒業」も挙げられます。

なお、児童福祉士任用資格は、社会福祉士か精神保健福祉士の資格を取得すれば自動的に得ることができますし、社会福祉士として児童福祉施設で2年以上の相談援助の実務経験を積むことで取得できます。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

児童相談所で働くには試験の合格との資格が必要!子供の問題を解決するのが仕事

児童相談所で働くには、上記でご紹介した資格の取得が不可欠です。まずは児童相談所で就職するために、大学などで心理学系の勉学に励み、資格取得を目指しましょう。
児童相談所の仕事内容は、苦労が多く難しい分大きな充実感を得ることができる魅力的な仕事です。キャリアアップの基準も明確ではないようですが、就職後の努力次第で、施設になくてはならない児童相談員に成長できることでしょう。

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