2017年07月05日(水) 更新

退職の切り出し方は?上司を納得させる巧みな方法

上司に退職を切り出す前にまずは自らの最終意思確認を

退職するときは何よりもまず、退職の意志を上司に切り出す前に、自分がどれだけ交渉されたとしても退職の意志が固いかどうか、曲がらないかどうか、改めて確認してみましょう。 退職するときの意思表明の場で、上司からの引き止めにあうケースはザラにあります。そんな上司を相手に、自分の退職の意思の伝え方や言い出し方が中途半端で、あやふやな想いでは退職するのは難しいだけでなく、逆に躊躇してしまい次に退職を切り出すのもためらう状況になってしまいます。もう一度、今後のキャリアプランや夢について長期的な視点で見直すのが重要です。

気持ちが固まったらまずは上司に意思表示する

退職の意思を決意したからといって、いきなり会社に退職願を出す意思表明のやり方・切り出し方は控えなければなりません。退職の意思の伝え方として、退職の意思表示は退職日の1ヶ月半~2ヶ月前までを目安に、上司に言い出すのが無難です。
そのとき、まずは直属の上司に切り出すのが言い出し方のポイントです。退職するとき同僚などに先に話すと、どこからかその話が漏れてあなたの心象を悪くするだけですし、上司に言いづらい状況を作るだけなのでNG。社会人に決まったビジネスマナーがあるように、退職するときもある程度の流れや決まりごとがあります。それに沿った段階を踏まなければ、円滑で円満な退職は難しいと考えましょう。退職の意思表明の切り出し方では、慎重すぎるぐらいの考え方でちょうどよいのです。

上司に相談した後も「退職決定までは誰にも言わない」ように注意

退職の意思を上司に相談した後も注意が必要です。上記でも簡単に触れましたが、退職が正式に決定し周知されるまでは、退職するときにこちらから退職ついて口にする必要はありません。そういった行為はむしろ先輩や同僚、部下、場合によっては顧客にも混乱を招く結果になります。無用のトラブルを避けるためにも、正式に決定するまでは退職について口にするのは極力避けるのが、退職の伝え方と同じぐらい重要な対応です。

切り出し方はどうすべき?上司への適切な退職意思とは

実際に、退職するときに直属の上司への相談ができたとしても、切り出し方に迷いませんか?切り出し方といっても色々ありますが、適切な意思表示は「○○課長・部長、お話があるのですがお時間よろしいでしょうか?」などの切り出し方が一般的であり、無難です。
言い出し方としては「ご相談があるのですが」などでも問題はありませんが、退職するときに引き止める余地があると相手に思われてしまう場合もあるので、退職する決意が固まっており、かつ揺らがない自信があるのならば「ご相談が~」とは言わずに「お話が~」と切り出した方が、退職の伝え方として適切でしょう。

明確な意思表示はいつもとは違う口調や話し方で表現

日頃と少し違う話の切り出し方で退職の意思表明をするのも重要です。もちろん、表情なども大事ですが、その時点で、上司の人柄にもよりますが、大抵は何かあると察してくれるはずです。苦渋の決断だという雰囲気を醸し出す言い方は、退職において必要な表現だと考えましょう。

伝え方には「適切な時間」も重要な要素

退職の切り出し方として、意思表示の態度と同じく気を付けたいのは、業務の忙しい時間帯に退職の意思表明を切り出すのは避ける、という点です。「またあとで」や「今は忙しい」となると、そこから話が続かなくなってしまいます。朝早く行って話しかけたり、人が減った残業時間などに切り出すような方法がいいかもしれません。
これは、各々の会社の就業形態によって差が出てくるでしょうが、あるいは、朝の時点で「お話したいことがあるのでお時間を頂けないでしょうか?」という具合にアポを取るのも方法の一つです。

上司から理由を聞かれた際は「個人的な理由」にする

退職するとき「辞めたい旨」を上司に伝えれば、十中八九で退職理由を上司に聞かれるでしょう。そんあときには、退職理由を「個人的な理由」を説明するのが円満退社するためには重要です。仮に、現状に不満がある場合でも、これまでの不平不満を全て話したりしてはいけません。今後どこで再び会うか分からない以上、余計なわだかまりは作るべきではないのです。

上司に交渉の余地があると思わせないのが大事

もし、退職の伝え方として現状への不満を漏らしてしまった場合、話を切り出した上司に対して、あなたを引き止めるための材料を作る意味になります。 例えば、「現状の給与に不満がある」といった旨の説明をすれば、相手によっては「今後改善できるよう努力する」といった話し合いで引き止めてくる可能性は十分にあります。退職交渉では、そういった引止めの材料を作らないためにも、「現状に対する不平不満」のネタで退職を切り出すなどはぜず、「個人的な理由」という退職の意思の伝え方をする方が良いのです。

上手く話せる自信が無いときは転職エージェントに相談

退職を切り出す際の心がけをいくつかお伝えしましたが、上手く話をまとめる自信が無いという人もいるのではないでしょうか。そんな時は転職エージェントに相談してみてください。転職エージェントとしても、せっかく決まった転職者が引き止めにあったのでやっぱり転職しませんなんて言われたら大変です。より実践的なアドバイスや、退職を切り出す練習までしてくれるかもしれません。エージェントに相談することで、スムーズな退職の可能性を上げてくれます。

退職の意思を伝えて上司に引き止められたら?

退職交渉をしているとき、場合によっては強い引き止めに合う可能性もあります。考えられる理由はいくつかありますが、代表的な物では「あなたがその会社にとって本当に必要な人材だった場合」「自分の管理能力を疑われてしまうという、上司の保身的な考えの場合」「会社の方針の場合」があります。
また、引き止める方法にも種類があります。待遇改善を提案する場合や、逆上して強気に出てくる場合など方法は多岐にわたります。ですが、「会社を辞める」意思を宣言した以上、相手がどんなに強気であろうと、退職は法的に認められた自由の一つであるため、堂々としていれば問題ありません。

引き止めに負けると退職しづらくなるので注意

もちろん、引き止められるという事は、それだけ会社にとって重要な人物であるという事の表れですので、それ自体には感謝の意を示して良いのではないでしょうか。
ですが、引き止められた場合でも、退職を撤回するのは避けるのが望ましいでしょう。というのも、待遇改善の提案は実際に実行されるとは限らないからです。また、一度でもそういった前例を作ってしまうと、別の機会に退職しようと思っても言いづらい・言いにくい状況に陥ってしまい、円滑に退職交渉が出来なくなってしまいます。

退職の意思は時間を見計らっていつもと違う口調・態度で上司に伝える

退職すること自体は、全ての労働者に与えられた権利ですから、何も悪いことではありません。しかし、退職するときに会社に残る人たちの事も考えた切り出し方と発言をするのが重要です。「会社を辞める」と退職してしまえば、そこで終わりではないのです。どこかで再び会うかもしれませんし、新しい職場の取引先になる可能性だって十分あります。
そういった後々も考慮しせず、伝え方を間違えると会社側とわだかまりがになり、当然ながらあなたの不利益になってきます。だからこそ退職する際は、あなただけでなく会社に残る方々の気持ちも考えて、円満に退職するよう心がける言い出し方にする必要があるのだと、肝に銘じておきましょう。

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