2016年11月29日(火) 更新

会社側の葬儀・葬式の手伝いで知るべき必須マナー

会社が葬儀・葬式の手伝いをするのはどんな場合?

会社の規模はさまざまですが、時に会社の社員が葬儀を取り仕切り、主催者側の立場でお手伝いをしているのを見ることがあると思います。
このように、社員が通夜・告別式など葬儀の手伝いをするケースは主にどのような場合があるのでしょうか。

社員が亡くなった葬儀の場合は会社が手伝う場合がある

基本的に、社員本人が亡くなった場合は、会社で葬儀の手伝い要員を何人か送るのが普通です。その際には、通常は4~5人ほどの人員が行くのが一般的。
ちなみに、取引先の方が亡くなった際にも、場合によっては手伝いに行くパターンもあるようです。昨今では密葬や家族葬も多いので、会社からの手伝いを断るケースもあります。

役員・社長などの葬儀の場合は「社葬」という形になる

会社の役付きや社長の場合は、会社の対外的な活動として社葬を執り行います。
社葬をするのは、主に現役の社長や代表取締役、会長、副社長、専務などです。現役を退いた元社長や会長なども、退職後年数によっては社葬を催します。また、業務中に事故や病気などで命を落とした場合などは、一般の社員でも社葬にするケースがあるようです。

葬儀・葬式での手伝いはどのような仕事をするの?

では、会社側が葬儀の手伝いをする際は、具体的にどのような仕事を行うのでしょう?一般定な例を紹介しますので確認してみてくださいね。

通夜・告別式会場までの道案内係

一番多いのは道案内係です。
参列者のほとんどは、公共の交通機関を利用して、通夜・告別式などの葬儀では葬儀会場へ行きますよね。ですから、まず、最寄り駅から会場までの案内係が必要になります。葬儀会場の最寄り駅で、喪服を着た人が「○○家」という立て札を持って立っているのを目にした経験のある人も多いでしょう。これが道案内の係です。
会社で手伝う場合は、主に若手社員がこの役を命じられます。

葬儀における通夜・告別式会場内での案内係

また、会場での案内係も会社側が引き受けるパターンが多いのです。
車でお見えになる参列者を案内するため、車寄せのところで出迎え、「会場はあちらでございます」と案内します。また、会場内のトイレの場所や、喫煙所などを尋ねられる場合がよくありますので、案内係になった際は事前にそうした場所をチェックしておく必要があるでしょう。

通夜・告別式の受付係

一番重要な役割が、受付係です。参列者は会場に着くとまず受付へ行って、芳名録に記帳し、香典を渡します。その受付を受け持つ人は、もっとも重要な係と言っていいでしょう。お金を扱いますから、経験のある人が任されるのがふつうで、また必ず複数で受け持つことになります。
大掛かりな葬儀では、「会社関係者」の受付が別に設けられるシチュエーションも少なくありません。その場合は当然、その受付を担当することになります。

会社関係の葬儀・葬式の手伝いをする際のマナーや心得を紹介

では、最後に会社関係の葬儀の手伝いをする際の心得を紹介していきますので、会社関係の葬儀の手伝いで気をつけるポイントをおさえておきましょう。

最も大事なのは「自分の立場をよくわきまえる」という点

いずれの係を担当するにせよ、しっかり認識しておかなければならい点が二つあります。

■「会社として手伝っている」
■「自分はあくまでも喪家側(喪主や遺族側)の人間である」

以上の二つをよく意識しておきましょう。
会社のスタッフとして立ち働くのですから、マナーを遵守するのは当然ですし、会社関係者専用の受付係以外は、参列者は「喪家の関係者」と見なします。
「私は手伝いです」という札をつけて手伝うわけではありません。
もしマナー違反をしたり、失礼な応対をすれば、喪家の方の顔にドロを塗る始末になってしまうのです。ですから、参列客には「ご改葬、ありがとうございます」と深く頭を下げてお礼を言うのが大原則。
案内するときは「こちらでございます」「あちらの角を右にお曲がりください」と、できるだけ丁寧な言葉づかいを心がけましょう。

会場の外に待機する社員も気を抜かない!

特に注意しなければならないのが、最寄り駅に立つ案内係。
若手社員が2人でその任に当たるときなど、つい気が弛んで、2人で談笑してしまうというケースが実際に少なくありません。葬儀であるということさえ忘れた、これは最低のマナー違反と言っていいでしょう。葬儀で笑顔を見せるようなことがないよう、くれぐれも注意してください。

会社側が葬儀・葬式を手伝いを行う際は喪家側の人間である立場をわきまえるのがマナー

いかがでしたか?
今回は、会社として通夜・告別式など葬儀の手伝いを行う場合のマナーについて紹介してきました。
葬儀であること、会社としての手伝いであること、そして喪家側の人間であること。この3つのポイントをしっかり押さえて、行動しましょう。会社側で執り行う葬式に関しては、そのマナーは絶対におさえておきましょう。

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