2017年06月29日(木) 更新

退職する上司へお礼を伝える感謝の手紙の書き方【例文あり】

退職者にはお礼の手紙を渡すのがオススメ

上司などの退職者へのお礼の手紙には、お世話になった事柄を具体的に述べ、感謝の気持ちを伝えることで、当時を思い出し感慨深い真心のこもった感謝の手紙に仕上げたいものです。お世話になった人への手紙というのは、もらった側はずっと残しておくものです。在職中の思い出として、その人の心にも残るため「形に残るもの」として手紙を渡すのは、退職する人への感謝を表すときにオススメの送り出し方なのです。

ただしビジネスマナーとして上司への手紙は書き出しに注意

上司へのお礼の手紙では、「お疲れ様でした」などの書き方はOKであり、「ご苦労様でした」は原則NGとされています。 また、手紙の書き出しとしては「○○部○○課でご指導頂きました○○です。今でも、○○課長にご指導頂いておりました日々を昨日のことのように思い起こすことがあります。このたびは~」 といったような書き出しになりますので、注意が必要です。 もちろん、退職者への手紙を贈る上司との関係性によって異なってきますが、これは感謝の手紙の基本的な形として覚えておくべき点です。

お世話になった人への手紙で感謝を込めるための書き方

「感謝の気持ち」が書いてあれば、退職者として手紙を読んで嬉しくなるのは当然です。
気持ちのこもったお礼の手紙というのは、上司に限らず誰が受け取っても喜んでもらえるものなのです。ですから、退職する上司への手紙には感謝の気持ちを書きましょう。とはいえ、お世話になった方への手紙なので感謝を込めるための書き方・伝え方を意識しましょう。

手紙に「ありがとうごさいます」という言葉は必要不可欠

これは、お礼の手紙全般にいえることではありますが、退職する上司との過去を振り返り、印象に残っている場面を振り返らせ「ありがとうございます」と書き加えると気持ちが伝わります。そして、その思い出を共有できるきっかけにもなるでしょう。とはいえ、「今まで長い間お仕事お疲れ様でした。本当にありがとうございました」だけでは、ありきたりな言葉です。読む側は、さらっと流し読みになってしまい、退職のお礼として感謝の気持ちなんて伝わるはずもありません。

上司への手紙は「なくてならない存在だった」と読ませる繋げ方を

「なくてならない存在だった」と読ませる内容

◯◯さん、 長年のご勤務大変お疲れさまでした。
◯◯さんは◯◯部にはなくてならない方で、ベテランの○○さんがいらっしゃるので、
若手も気が引き締まり、仕事に集中することができていました。
また、上長が不在でわからないことがあるときには、◯◯さんがさりげなく指示をされ
責任も持って下さることで、仕事を滞りなく進めることが出来ていました。
縁の下の力持ちである◯◯さんとお別れするは大変悲しく、辛いことですが、
私たちも◯◯さんのように仕事ができるよう、頑張りたいと思います。
これまで本当にお疲れ様でした。

こういった詳細なお礼の書き方をすることで、読む側は気づかなかった自分の行動がこれほどまでに相手の気持ちを動かしたんだと、喜びを感じるでしょう。
お礼の手紙にしたためるだけで、改めて認識できるものは沢山あるのです。

感謝の手紙の最後は「部下の成長に貢献できた」と感じられる内容が望ましい

「なくてならない存在だった」と読ませる内容

◯◯さん、 長年のご勤務大変お疲れさまでした。
◯◯さんは◯◯部にはなくてならない方で、ベテランの○○さんがいらっしゃるので、
若手も気が引き締まり、仕事に集中することができていました。
また、上長が不在でわからないことがあるときには、◯◯さんがさりげなく指示をされ
責任も持って下さることで、仕事を滞りなく進めることが出来ていました。
縁の下の力持ちである◯◯さんとお別れするは大変悲しく、辛いことですが、
私たちも◯◯さんのように仕事ができるよう、頑張りたいと思います。
これまで本当にお疲れ様でした。

言いづらいことでも、上司への手紙の最後は、この際ですから「ありがとう」を添えて「自分の成長できた点」を伝えましょう。 叱ってくれる方って実はなかなかいないものです。叱ってくれたからこそ、考えなおし、自分自身を見直し、次のステップを踏もうと思えるものです。その気付きを与えてくれた上司に対して感謝の手紙を書くのですから、上司を通して自分はこうなったのだと伝えれば、これまでの仕事が報われる思いで上司としても感動で胸がいっぱいになるはずです。

お礼の手紙の例文を退職者の理由別にご紹介

上司が退職する際の手紙では具体的にどのような文章でお礼の手紙を書けばいいのか悩みがちです。最後に、お礼の手紙に使える文例を、退職する人の理由別に紹介します。是非、参考にして下さい。

転職退職者のお礼の手紙【例文①】

転職退職者に向けたお礼の手紙

◯年間おつかれさまでした。
私がまだ未熟だったころからこの部署(職場)の仕事を把握されていた
◯◯さんがいらっしゃらなくなることをとても寂しく感じています。
次のお仕事では◯◯をされると伺いましたが、これまでの仕事の中で
◯◯さんが磨かれていた計画性やアイディアをもってすれば、
素晴らしい◯◯になられるのではないかと存じます。
新しい職場での一層のご活躍をお祈りいたします。

転職退職者へのお礼の手紙【例文②】

転職退職者に向けたお礼の手紙

長らく大変お世話になりました。
◯◯さんがいらっしゃらない◯◯部は、◯◯さんがこれまで指導されて
きた部下や後輩たちが仕事をしていくことになりますが、
◯◯さんの厳しいご指導のおかげで、問題なく進めていくことができると考えています。
次のご職場でも◯◯をされると伺いましたが、◯◯さんであれば
すぐに素晴らしい業績をあげられるのではないかと感じております。
新しいご職場でもご活躍されることを心よりお祈りいたします。

定年退職者へのお礼の手紙【例文】

定年退職者に送るお礼の手紙

ご定年おめでとうございます。
長年にわたり熱心にご指導いただき、ありがとうございました。
◯◯さんには本当にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ◯◯さんの勤められた長いお時間の◯分の◯ほどしか勤められていませんが、
私も部下や後輩に◯◯さんと同じような信頼を得られるように、指導に力を入れたいと考えています。
◯◯さんのご退職後のご健康と、ご活躍をお祈りいたします。

寿退社など退職者が「送る」側のお礼の手紙【例文】

退職者が送るお礼の手紙

拝啓

○○営業部の皆様、先日は心温まる素晴らしい送別会と過分なお祝いを頂戴いたし、誠にありがとうございました。
在職中の○年間、皆様の温かいご指導ご支援のおかげで実り多き充実した日々を過ごすことができました。
一身上の都合により多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、ご理解いただきました上、身に余る温かいご祝辞や励ましのお言葉をいただきましたことに改めてお礼申し上げます。

その後、○○県に移り住み、新生活をスタート致しました。皆様からの貴重なアドバイスを活かし、温かな家庭を築いていきたいと思っております。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

末筆ながら、皆様のご健康とご活躍、○○営業部のさらなるご発展をお祈り致しまして、取り急ぎお礼申し上げます。

敬具

お礼の手紙は感謝の気持ちを込めた内容のものを退職する上司へ贈ろう

今回は、退職する上司へ感謝の気持ちを込めたお礼の手紙についてまとめてみました。
退職の手紙は先輩や上司と今後もお付き合いがあるのかどうかで、書き方は多少変わってきます。ですが、今後会うことがないであろう上司であっても、「ご健勝をお祈りする」とう内容にするのは当然のビジネスマナーです。退職する人への手紙がぶしつけな内容では、寂しい思いをしてしまいます。
お世話になった上司への手紙は、こういったマナーも欠かさないように気を付けましょう。お世話になった人への手紙がきちんと書ける、これも社会で生活するには必要なスキルともいえます。仕事だけではなく貪欲にいろんな事を覚え身に付けていきましょう。

関連コラム