2017年01月16日(月) 更新

自動車整備士試験において知っておきたい難易度と資格概要・合格基準

自動車整備士の難易度は級が上がるほど高くなる

自動車整備士試験の難易度はやや難しいとされています。平成27年に行われた学科試験の結果についてみていくと、二級ジーゼルや二級シャシは合格率が90%を超えていますが、一級小型(筆記)は37.7%という結果になっています。級が上がれば上がるほど、試験の合格率は低く難易度が高いといえるでしょう。

自動車整備士とはクルマの点検や修理をする人

自動車整備士とは、自動車の点検や修理をおこなう人のことを指します。この自動車整備士になるためには、国家試験に合格しなければなりません。また、自動車整備業の認証を受ける場合にも、全体の従業員数に対して一定の資格保有者が必要となっています。自動車整備士は高齢化が進んでおり人材不足の状態にありますので、資格を取得すれば仕事に活かしやすいといえるでしょう。

自動車整備士の試験概要

自動車整備士の登録試験の種類について知っておきましょう。自動車整備士には一級から三級までありますが、分野ごとに試験内容が細かく分類されています。以下が、登録試験の種類です。対象となる車種についてもみてみましょう。

■一級
・一級小型自動車
普通自動車で総重量が8トン以上・最大積載量が2トン超・乗車定員11人以上の自動車

■二級
・二級ガソリン自動車
ガソリン・エンジンを搭載した普通自動車や小型四輪ガソリン自動車、三輪の小型自動車、四輪・三輪の軽自動車
・二級ジーゼル自動車
ジーゼル・エンジンを搭載した自動車
・二級2輪自動車
二輪の小型自動車や二輪の軽自動車

■三級
・二級自動車シャシ
普通自動車や四輪・三輪の小型自動車、四輪の軽自動車及び三輪の軽自動車のシャシ

・三級自動車シャシ
普通ガソリン自動車や四輪の小型自動車、三輪の小型自動車、四輪の軽自動車や三輪の軽自動車のシャシ
・三級自動車ガソリン・エンジン
普通ガソリン自動車や小型四輪ガソリン自動車、三輪の小型自動車や四輪・三輪の軽自動車の円人
・三級自動車ジーゼル・エンジン
ジーゼル自動車のエンジン
・三級2輪自動車
二輪の小型自動車・軽自動車

・自動車タイヤ(現在は実施されていない)
タイヤ及びその付属装置
・自動車電気装置
電気装置
・自動車車体
車わくや車体

自動車整備士検定には受験資格が必要

自動車整備士の検定を受験するには、受験資格が必要となります。例えば、一級自動車整備士の試験を受けるためには、二級整備士取得者の場合、二級合格後3年以上の実務経験が必要です。また、一種養成施設修了者については、必要な実務経験年数はありません。その他にも二級自動車シャシ整備士や三級自動者整備士等、それぞれの級ごとに必要な受験資格が違いますので、詳しくは国土交通省のサイトで確認してみましょう。
自動車整備士の検定を受験するには実務経験が必要という点で、試験を受けるまでの難易度は高いといえるでしょう。

自動車整備士養成施設の課程を修了すれば実技試験が免除になる

自動車整備士養成施設の課程を修了すれば実技試験が免除になります。自動車整備士養成施設は次の2種類があります。

■一種養成施設
専門学校や高等学校、職業能力開発校として全国に約240施設があります。自動車の整備作業に関して実務経験がない人を対象にしており、施設によって課程が次のように分かれます。

・三級自動車整備士養成課程
入学資格は中学卒業以上で修業年限は1年以上
・二級自動車整備士養成課程
入学資格は高等学校卒業以上で修業年限は2年以上
・一級自動車整備士養成課程
一級大型及び一級小型移動者整備士の養成課程の入学資格は、二級ガソリン自動車整備士または二級ジーゼル自動車整備士を取得している者で修業年限は3年以上(二級ガソリン自動車整備士と二級ジーゼル自動車整備士の両方を取得している者は修業年限を2年以上にできる)

■二種養成施設
自動車整備振興会の自動車整備技術講習所がこれにあたり、全国の53施設で夜間や休日にも講習をおこなっています。自動者の整備作業に関して実務経験がある人を対象にしています。

・二級及び三級自動車整備士養成課程
修業年限は6ヶ月
・一級大型及び一級小型自動車整備士の養成課程
入学資格は二級ガソリン自動車整備士または二級ジーゼル自動車整備士を取得している者で修業年限は1年6ヶ月以内(二級ガソリン自動車整備士と二級ジーゼル自動車整備士の両方を取得している者は修業年限を1年以上にできる)

自動車整備士の合格基準は6~7割

自動車整備士試験の合格基準は級によって異なります。二級ガソリン・ジーゼル・二輪の場合は、1問1点で40点満点中28点以上の点数をとらなければなりません。また、それぞれの分野ごとに40%以上の成績であることが求められます。三級シャシ・ガソリン・ジーゼル、車体においては30問中21問正解しなければなりませんので、全体的に7割以上の成績であれば合格することができるでしょう。二級ジーゼル自動車は30点満点中18点以上の成績が必要であり、各問題の40%以上の成績を残さなければなりません。三級自動車ガソリン・エンジンも30点満点中18点以上の成績を残さなければなりませんので、この2つにおいては6割以上の成績が求められるといえるでしょう。

自動車整備士の資格は級が上がるほど難易度が高くなり受験には実務経験等が必要になる

自動車整備士の試験についてみてきました。自動車整備士の資格は級が上がるほど難易度が高くなります。しかし、自動車整備士養成施設で課程を修了すれば実技試験が免除になりますので、学校で勉強するというのも一つの方法でしょう。また、実務経験が必要となる場合もありますので、その点では難易度が高いといえます。合格するには6~7割以上の成績を修める必要がありますので、資格取得を目指して学習しましょう。

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