2017年10月20日(金) 更新

「当社・弊社」「貴社・御社」の正しい意味と使い分け方

当社と弊社の正しい使い方

まず、前提として、当社も弊社も「自分の会社」を表す言葉です。この「自分の会社」を指す言葉には、貴社も御社も貴社様も含まれません。

当社も弊社も自分の会社を表す言葉ですが、使い方は若干異なってきます。正しい使い方をマスターすれば、自然と使い分けもできるようになるでしょう。

当社=身内で使う、弊社=社外に対して使う

この2つの使い分けとして、当社よりも弊社のほうがよりへりくだった言い方だと考えられています。よって、基本的には、当社は身内に、弊社は社外に向けた言い方だという使い方を覚えておくといいでしょう。

ただ、社外でも強気な提案や交渉の場では、へりくだらずに強気な姿勢を見せる目的で「当社」や「わが社」を使うこともあります。このような使い方を覚えておくと、使い分けがスムーズにできますね。

貴社と御社の正しい使い方

当社と弊社が自社を表す言葉であるのに対し、貴社と御社は、社外の人に向けて相手の会社を指す言葉。貴社と御社も、一般的に使い方の違いが定められています。ビジネスパーソンならこの使い方をきちんと知り、適切に使い分けましょう。

貴社=文章中で使う、御社=口語で使う

一般的な考え方として、貴社は文語として文章中で使い、御社は口語として話すときに使うと言われています。ビジネスの商談などの際に、貴社を使う人はあまり見受けられないことからも、口語としては「御社」を使うのが正しい使い方と言えるでしょう。

文章中では貴社を話すときは御社を、という使い分けができるとベストかもしれませんが、御社を文章中に使っても間違いではありません。無理に使い分けなくても、相手の会社を指すときは御社に統一してもいいでしょう。

貴社様という使い方は間違っている

貴社と御社の使い分け以前の問題ですが、「貴社様」という使い方が正しいのか? という疑問を持つ人がいるようです。これは、ズバリ「貴社」自体が敬語なので、貴社様という使い方はNGです。正式な文書で「貴社様」と書いてしまうと、恥をかいてしまいますので、「貴社様はNG」だとしっかりマスターしてくださいね。

当社・弊社・貴社・御社は使い方を覚え適切に使い分けよう

もしかすると、何年も社会人経験がある人でも、当社・弊社・貴社・御社の正しい使い方を知らないままの人もいるかもしれません。この機会に正しい使い方を覚えて、適切に使い分けてください。

紛らわしい当社・弊社・貴社・御社という言葉ですが、一度使い方をマスターしてしまえば、簡単に使い分けができるようになります。貴社様は間違った使い方ですので、くれぐれも注意しましょう。

これで、明日から「当社・弊社・貴社・御社」の使い分けはバッチリですね。

関連コラム