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2018年10月19日(金) 更新

【嘱託社員とは】正しい意味と契約社員との違い

嘱託社員の厳密な位置づけはない!?嘱託社員の雇用形態って?

まずは、嘱託(ショクタク)社員とはどういったものであるのかを見てみましょう。
嘱託社員はハローワークなどの求人広告によく見られる用語なので、求職者なら一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
しかし、それがどんな立場の社員なのか意味をよく知らないで応募されている方もいるのではないかと思います。
待遇面の記載は大事ですから、必ずどのようなことを示しているのか、よく確認しておきましょう。

嘱託社員の明確な定義はない

「嘱託社員」と求人広告によく記載されていますが、実はこの雇用形態、法律で定められたものではありません。
そのため、待遇や条件は各企業によってさまざま。正社員に次ぐ準社員という立場のところや、定年退職後に再雇用する人を嘱託社員としているところもあります。

嘱託社員の一般的な使われ方はこの2つ

一般的に、嘱託社員という呼び方は、大きく次の2つに使われます。

①医師や弁護士など特殊なスキルを持ち仕事を依頼された社員
②定年退職後もう一度雇い入れる社員

ただし、②の嘱託社員は「労働契約」にあたりますが、①のように会社の依頼で仕事をする嘱託社員は請負契約となり、労働基準法の適用外です。

嘱託社員とは正社員ではなく臨時といった意味合いが強い

上記の他に市役所でも嘱託職員というものがありますが、その定義は、「嘱託職員とは、常勤職員のうち、定年退職又は勧奨退職したものを単純な労務に従事させるため、期間を定め雇用されるものをいう」のだそうです。

つまり、正社員ではなく臨時で雇用期間に制限の社員を「嘱託社員」と呼ぶ傾向にあるようです。 実際は、嘱託というかたちで雇用する場合は、多くが定年退職後の元正社員であるようです。

嘱託社員と違いはない?契約社員という雇用形態の規定とは?

契約社員も嘱託社員と同様に、法律によって定義がある身分ではありません。嘱託・契約、そこに違いはなく、一般的な意味としては雇用期間に定めのある有期雇用契約で会社に雇われる臨時社員です。

本来の契約社員の意味合いは専門的な技能や知識を有した人材を一定期間という条件つきで雇う社員を言います。社会保険には加入できますが、正社員と比べて年収が低めで、5年を超えて契約する場合は本人が希望すれば無期限契約にしなければいけない、といった法律もできました。

昨今、雇用の調整弁や人件費削減のため、契約社員での採用がますます増えています。 企業の業績悪化や働き方の変化により、今後契約社員を取り巻く環境も、どんどん変わっていくでしょう。

▼契約社員について詳しく知りたい方はコチラ

契約社員の新制度:5年以上継続雇用にかかる無期雇用転換制度の今後に注目

平成25年4月1日から契約社員の無期契約への転換制度が実施されるようになりました。期間雇用社員(有期契約社員)が、通算で同一の雇用主に5年間勤務し6年目の更新後に契約社員が無期契約社員への転換を希望したら、会社が望まなくてもそれを了承しなければならなくなりました。

ただ、5年経ったら無期契約社員に転換するというのは、一見労働者に有利にも見えますが、かえって契約社員の待遇が悪くなる危険性もあると指摘する声も。
嘱託職員にしろ、契約社員にしろ、非正規雇用を取り巻く環境は年々変わっており、今後ますます厳しくなっていく可能性もあるので、注意が必要です。

不安を感じたら早めに転職を視野に入れるのがよい

嘱託社員を取り巻く環境は変わってきていますが、依然不安定な状況であることには変わりません。期間雇用という形態に不安があるならば、早めに正社員への転職を目指すべきでしょう。雇用形態が変わって正社員になれば、給与や福利厚生などの待遇が良くなることが多いです。

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嘱託社員と契約社員の違いはどこにあるの?

嘱託社員と契約社員について詳しく見てみましたが、嘱託と契約、実はどちらも法律によってきちんと規程されている雇用形態ではないという事実が。
会社によってその処遇や給与体系がさまざまに存在する、というのが実状のようです。
それでは、嘱託社員と契約社員の違いはどこにあるのでしょう。最後にまとめてみました。

嘱託社員と契約社員はほぼ同じ雇用形態と考えていい

もうお分かりかもしれませんが、実は嘱託社員とは契約社員の別名のようなもので、実態はほぼ同じ雇用形態と考えていいでしょう。紛らわしいですね。
嘱託社員と契約社員の違いは呼び名が異なる程度で、呼び名が違うのは、雇い主である事業所の慣例によるところが大きいようです。

嘱託社員は「定年退職した正社員の再雇用」で使うケースが多い

唯一の違いらしい違いがあるとすれば、嘱託社員とは定年後の元正社員を再雇用した人材に対して使うケースが多いという点でしょう。

定年延長などで、企業はますます長く正社員を雇いれなければならなくなっていますが、正社員のまま雇用すると人件費が膨大になってしまいます。そのため、一度退職してから、再度嘱託という形で契約社員にして、人件費を抑制しているのです。
ちなみに、定年後の再雇用でも契約社員の5年の無期契約転換は発生します。

契約社員も嘱託社員も不安定な雇用形態であることは同じ

嘱託社員の明確な定義があるわけではないので、給料の金額や福利厚生などについても、一概に嘱託社員だから良い悪いという評価はできません。会社によって違うとしか言い様がないのが現状です。
ただ、嘱託社員とは実態が契約社員なので、正社員と違って「その会社でずっと働ける」という補償は無く、半年もしくは1年ごとに契約更新が必要で、嘱託社員も契約社員も不安定な雇用形態と言えるでしょう。

もしも不安なら専門家に相談

もしも不安なのであれば、一度専門家に相談しましょう。専門家とは、転職エージェントのことで、エージェントは多くの求職者を正社員にしている実績があります。

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嘱託社員とは契約社員と同じ臨時の社員であり明確な定義はない!

嘱託社員と契約社員の違いや意味をみてきましたが、いかがでしたか?
嘱託社員も契約社員も中身は同じで、あくまで臨時の雇用を目的としている要素が強いです。よって嘱託社員とは必要な期間だけ雇用するといった意味合いが強くなります。
そのため、嘱託・契約ともに随時契約更新をしていく必要があり、正社員とは違い、常に不安定な雇用状態であるといえるでしょう。

安定しない雇用形態に不安がある場合は、診断や転職エージェントを頼って、新たなキャリアを築いていくといいですよ!

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