2016年11月29日(火) 更新

伝言ゲームで誤解を最小限に食い止める方法【ビジネススキルUP】

そもそも伝言ゲームとは何か

伝言ゲームとは、何人かがタテに1列に並びます。
最前列にだけ、ゲームの司会者が紙に書いた文章を見せ、それを後ろに耳打ちで伝えていくというゲームです。
伝言ゲームは、人数が多ければ、何列かになって、どこの列が正しく伝えられるかを競うようにすると伝えるのがとても難しいため、大変盛り上がります。

伝言ゲームは大人から子供まで遊べるゲームですので、一度会社の宴会などでやってみるといいかもしれません。伝言ゲームは、ビジネスにも活かすことができ、コミュニケーションも進むゲームですよ。

伝言ゲームは程よい人数を集めると面白い!

伝言ゲームは数が多ければ多いほど、何列かになって、どこの列が正しく伝えられるかを競うようになるため、難しいですしとても盛り上がります。伝言ゲームの文章は、あまり長すぎず、難しすぎない内容にするのが例文を作成する上でのポイントです。
伝言ゲームでの最前列が、「こんなに簡単な事柄が伝わらないはずはない」と思う例文ほど良問と言えます。伝言ゲームの列に並ぶ数が多ければ多いほど、例文の情報が誤って伝わってしまう可能性が高くなっていきます。伝言ゲームは、ビジネスにも活かせてコミュニケーションも進むというゲームです。

まさかと思う結末が伝言ゲームで待っている

例えば、伝言ゲームのお題が以下のような例文だったとします。
「たけしくんの飼っている白い犬の太郎は、たけしくんの妹の花子ちゃんによく懐いています。花子ちゃんは動物が好きなので、隣の家に住む黒い猫のポチもよく可愛がっています」この例文を、伝言ゲームで最初の人に紙に書いて見せたとき、列の一番後ろの人が聞いた内容はどのような内容だったでしょうか。
また、例文と合っているのでしょうか。

伝言ゲーム中に物語の原型をとどめなくなってしまう

伝言ゲームの予想外の結末とは、例えば、こんな感じです。
先ほどの例文では
「太郎くんの飼っている茶色い犬のポチは、太郎くんの妹の花子ちゃんによく懐いています。花子ちゃんは動物が好きなので、隣の家に住む黒い猫のタマも可愛がっています」という例文でしたが、この例文から伝言したはずの事実が変わっていますし、例文にいたたけしくんがこの文章からいなくなってしまいました。
伝言ゲーム中に2者間で少しずつずれが生じ伝わってしまった事実が、何度も繰り返し、とうとう物語の原型をとどめなくなってしまっているのです。
伝言ゲームだけでなく、日常でも似た事柄が起こっているのではないでしょうか。

伝言ゲームでは誤解が生じるもとになる

伝言ゲームでは、伝えることが難しいというのがお分かりいただけましたか。
こうした伝言ゲームのずれを、認知心理学では「認知の歪み(ゆがみ)」と言います。

考え方やとらえ方(=認知)の癖があるのです。それが伝言ゲーム中に、積もり積もると大きく情報が変動してしまいます。事象を固定観念や思い込みによって、曲げてしまい誤って認識してしまうという現象が起こります。

伝える難しさは「認知の歪み」が原因!

先ほどの例文の場合、「たけしくんの妹は花子ちゃん」というところで「花子ちゃんのお兄ちゃんはきっと太郎くん」と勝手に思い違いがありました。これは例文の「太郎くんと花子ちゃん」はお決まりのセットだと固定観念があったのが原因です。
同様に、「犬はポチ、猫はタマ」という固定観念が働き、犬の名前がポチとなってしまっています。伝言ゲームでの「認知の歪み」は人それぞれありますし、また伝え方の良し悪しによってもこのずれる幅が決まります。このように、伝言ゲームは認知のずれから案外伝えることが難しいのです。

伝言ゲームの誤解を最小限に食い止めるには

伝言ゲームの例文を見て頂きましたが、伝言ゲームでは伝える際に誤解を0にしたいですよね。しかし、人間ですので伝える際に誤解を0にするというのは難しいのです。
まず、伝える時の固定観念を取り払って事実に接しましょう。育ってきた環境、経済性、出身地、趣味嗜好、それぞれ少しずつ歪みを生じさせる要因にはなりますが、それをなるべく排除伝える時の「information」を「just information」としてとらえるよう努めましょう。

伝言ゲームは伝えられる時によく聞こう

伝言ゲームの時には、伝える言葉をよく聞くのが大事です。伝言ゲームで固定観念を想起させてしまうのは、注意力が散漫だからです。伝言ゲームでは相手の伝える話題に耳を傾けましょう。そして最後に正確に伝えることです。
伝言ゲームで同じ一文を話すにしても、早く話すのと、ゆっくり注意深く話すのでは受け手の受け止め方も異なってきますし、相手によっては難しいです。
コミュニケーション能力や理解力は、こういった一つずつの情報処理によってできています。伝言ゲームで「認知の歪み」を生じさせないよう努めていると、日頃の仕事もスムーズになるかもしれません。

伝えるのが難しい伝言ゲームは、よく聞く習慣作りのきっかけにビジネスでも役立てよう!

例文と合わせて見て頂きましたが、伝言ゲームでは伝える難しさが例文を見て頂いた方にも実感出来たと思います。
そして伝言ゲームから、よく聞こうとする習慣作りが出来るようになるはずです。伝言ゲームをやっていてもただ伝えるのが難しいと思わず、伝言ゲームの難しさが理解出来たら、仕事でも話をよく聞くようにする習慣を作りましょう。
伝言ゲームは新しい週刊作りのきっかけとなるようなゲームなのです。
この伝言ゲームから、ビジネスでも役立てるような聞く力を付けることができますよ!

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