2017年11月13日(月) 更新

年金手帳がない場合の対処法と正しい再発行方法

年金手帳とは?入社前に知っておこう

まずは社会人の常識として、年金手帳の役割を把握しておきましょう。そもそも、年金手帳を見たことはあるでしょうか?葉書サイズで現行の色は青となっています。健康保険証のように普段使うものではありません。「国民年金(厚生年金)の被保険者であることを証明する手帳」と規定されています。

要は、年金番号を証明するためのものです。入社式の際の持ち物に年金手帳を求められるのも、この年金番号が必要となるからです。

学生であっても、20歳以上なら1冊交付されている

企業に入社するときに提出を求められる年金手帳は、20歳以上の成人には必ず国からひとりに1冊は交付されるようになっています。そのため、20歳を超えていれば、学生でも基本的には手元にあるはずです。場合によっては実家にあったり親が保管しているケースがあるので、入社前にできるだけ早めに確認しておく事をおすすめします。

仮に、どうしても年金手帳が見つからない!という際でも、再交付にはそれなりに時間がかかる事もあるので注意しましょう。人によっては、「年金手帳なんてもらってない」なんて思っている人も少なくありません。しかし、年金は20歳の時点で加入手続きが済んでおり、青色の年金手帳が手元に送付されているはず。

つまり、20歳の時点で住民票を置いていた住所に保管してあるはずなのです。使い方がわからなかった当時ですから、きっと意識してなかったのかもしれませんね。

年金手帳の発行と保管は慎重に

年金番号の証明は日常で使う事はまずありません。そのため、個人で管理する場合は自宅の引き出しの中などで管理しているでしょう。入社の際に、会社に年金手帳を提出をしますが、その後は会社の金庫で保管されます。

年金手帳の発行は年金事務所で行いますが、申請は市町村役場でも可能です。自宅保管で紛失また破損した場合は再発行ができます。必要なら、入社前に早めに再発行しておきましょう。

入社時には「年金手帳」の提出が必須

就職が決まり入社式に招待されます。その際、当日の持ち物としていくつかの提出書類を求められるでしょう。その中のひとつに「年金手帳」があるかと思います。さて、入社時に提出を求められる持ち物の「年金手帳」ですが、そもそも何のために提出するのでしょうか。

答えはごく簡単なもので、「健康保険」「厚生年金」などの加入に必要だからです。被保険者としての資格を取得するために、入社の際に年金手帳の提出が求められるのです。年金手帳は、後日、健康保険証と一緒に返却されるのが一般的です。

預けたまま返ってこないのは、会社が管理しているから

入社の際に預けて以降、年金手帳がしばらく返ってこない、という場合があります。これは、返却するのを忘れているわけではなく、会社が年金手帳を預かってくれているのです。理由は単純で、「年金手帳を無くす人が多いから」というものです。年金手帳を紛失する人も少なくないため、入社時に提出してから退職するまで預かってくれる、ということですね。

年金手帳は、自分で保管するものが一般的ですが、企業によっては企業側で退職まで保管してくれるところがあるのです。退職する際に「年金手帳を失くした!」なんてならないよう、企業に預けた場合はしっかりと覚えておくようにしましょう。ちなみにこれは強制ではないので、年金手帳を返却してほしいのであれば、希望すればちゃんと返ってきますよ。

「年金手帳ない」という事態になるのはなぜ?

いざ会社に年金手帳を提出する際に「年金手帳ない」と慌てる人が必ずいます。20歳以上であれば、必ず交付されているはずなのに、どうして「年金手帳ない」という事態に陥るのでしょうか。その主な理由を見てみましょう。

年金手帳ない理由①管理不足

年金手帳がないと焦っている人の多くは、そもそもどうやって管理していたかが分かっていない人が多いです。それだけ、年金手帳の管理が徹底されていないということですね。入社前に「年金手帳がない!」と慌てないための第一歩は、しっかり管理する場所を把握しておく事です。そうすれば「年金手帳がない…あ、そうだ。あの棚にしまったんだ。」と解決できるでしょう。

年金手帳ない理由②公務員

公務員は共済年金に加入するため年金手帳の発行がありません。年金手帳は20歳になれば発行されるため、20歳以降に公務員になった場合は年金手帳を持っているかもしれませんが、20歳までに公務員になった場合は発行がされていない可能性があります。その場合は「基礎年金番号通知書」を再発行し、転職先に提出しましょう。

「年金手帳持ってない」と思ったら…

もしも「年金手帳持ってない…まずいな」と思ったら、以下の可能性を考えてみましょう。

・実家に置いてある
・両親が管理してくれている
・引き出しの奥に埋もれている

「年金手帳持ってない」と悩む人の場合、こういった可能性が高いです。どのケースも自分の意識の外で管理が行われているため「年金手帳持ってないよ!」となってしまうのです。年金手帳持ってない=なくしたとか、年金手帳持ってない=盗まれたという風には断定できないので、まずは、身近なところから捜索を始めましょう。

持ってない人はどうすべき?

両親に確認しても年金手帳持ってない。
実家に帰ったけれども年金手帳がない。
引き出しをいくら探しても年金手帳ない。

そんなときは、手間がかかりますが、再発行をする必要があります。一番いいのは再発行せずにきちんと管理しておく事ですが、やむを得ず「年金手帳がない」状況は生まれますから、再発行について見ましょう。

ない場合には再発行の手続きを!

実家にもない、親に聞いてもわからない。そんな場合は、年金手帳を再交付しなくてはなりません。その際に年金手帳の再交付を行う機関は、住民票を置いている「市役所(もしくは区役所)」です。

再交付の申請に手数料はかかりませんが、申請してから1週間以上経ってから自宅へ新しい年金手帳が送られてくるので、時間がかかってしまいます。入社に間に合わない……なんて事態はなるべくなら避けたい事であるため、やはりなるべく早めに年金手帳の有無を確認しておくべきでしょう。

市区町村の国民年金窓口、もしくは社会保険事務所で手続き

いくら探しても年金手帳が見つからない……という場合は、入社の2週間以上前までには再発行の手続きをしなくてはなりません。入社当日の持ち物なのに「間に合わなかった」なんてことだけは避けたいですよね。

年金手帳の再交付をするには、市区町村の国民年金窓口、もしくは社会保険事務所で手続きをしましょう。その際に必要な持ち物は、「年金番号」または「本人確認ができるもの」を用意しましょう。運転免許証や健康保険証、住民票などですね。
また、年金手帳に関する問い合わせは、社会保険事務所などに直接した方が良いでしょう。

年金手帳の再交付に必要なものは↓

入社までには再発行しておきたい年金手帳ですが、再交付の申請時には、必要となるものがあります。基本的には、国や市区町村へ申請するときのあらゆる書類と同じなのですが、

「身分証明書」
「認め印」

を用意して市役所・区役所等に申請手続きに行きましょう。また、年金定期便や特別便など、関連する書類が手元にある場合には、それらも一緒に申請時に持参しておくことをおすすめします。

入社式の持ち物「年金手帳」を持っていない人は早めに手続きをしよう

「年金手帳持ってない」と焦っている人が、入社前にすべき再発行の方法について見てきましたがいかがでしたか?入社の際に提出を求められる持ち物の中に「年金手帳」があります。年金手帳は、学生であろうが基本的には20歳の時点で交付されているはずなので、もし「年金手帳ない」と思った人でも、成人さえしていれば必ず持っているはずです。

会社の一員として年金手帳の提出は必須となっているので、入社時の持ち物として、事前にしっかりと確認し、用意しておくようにしましょう。年金手帳がない、持ってない人は再発行が必要ですが、年金手帳の再交付は2週間程度時間がかかってしまうことがあるので、できるだけ早めに準備しておくのが大切です。

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