2019年08月07日(水) 更新

派遣社員の平均年収の実態と正社員との比較

派遣社員の平均年収は低水準

賃金構造基本統計調査の調査結果では77%の人が年収200万円以下

平均年収の実態をデータから見ていきましょう。賃金構造基本統計調査の調査結果を見ると、派遣社員のうち77パーセントの人が年収200万円以下と回答しています。
月額に換算すると、月給19万3千円が平均となり、月給20万円が大きな壁となっています。派遣社員は、平均年齢が低いというのも平均年収を下げる一つの要因となっていますが、それを考慮に入れたとしても、収入的には相当厳しいのが派遣社員の実態です。

派遣社員の平均年収は正社員の半分以下という実態!

民間給与実態統計による、正社員の平均年収の調査結果は413万6000円なので、派遣社員の平均年収は正社員の半分以下というのが実態です。ただし、この調査結果は男女の合計であり、男性のみの平均年収は511万円、女性のみの平均年収は272万円という結果になっています。

正社員の平均年収を引き上げているのは、主に男性社員であり、女性の場合は派遣社員よりは多い物の、正社員でもかなり厳しい実情がうかがえます。そうなると女性の派遣社員は、もっと厳しいという実態になっているかもしれません。

正社員の平均年収以上の派遣社員は全体の5%以下!

正社員の平均年収は413万6000円ですが、派遣社員として働く人でこの金額を上回っているのは、わずか5パーセント程度しかいません。年収500万円以上を稼ぐ派遣社員はさらに少なく、全体の1パーセント程度にすぎないというのが実態です。
年収500万円というのは、男性正社員と同程度の水準ですが、男性の派遣社員が正社員並みに稼ぐのは非常に困難だということがわかります。

派遣社員の年収は右肩下がり

年収の推移を観察してみると、派遣社員の年収は右肩下がりで減少しているのがわかります。
2008年の2014年を比較すると、平均年収が10%程度減少しており、ただでさえ厳しかった派遣社員の雇用環境が、近年ますます厳しい差をつけているという実態が浮かび上がります。

派遣社員も職種によって差は大きい

派遣社員と一口に言っても、職種によって平均年収は大きく変わります。
IT系企業で働く、派遣社員は医療・介護職で働く派遣社員よりも、平均年収で20%程度高い年収を得ています。そのほかにも期間工や特殊なスキルを必要とする専門職、外資系企業などは派遣社員の中でも平均年収の高い仕事です。

スキルを取得!年収アップを目指すなら

派遣社員として年収アップを目指すなら、スキルや資格を取得するのが一番の近道です。
資格職なら待遇も改善しますし、他の職場へ移る時も有利な条件で就職できます。貴重な資格なら派遣社員から正社員へのステップアップも望めます。人材価値を高めることが、年収アップのポイントです。

低水準!派遣社員における平均年収の実態

派遣社員の平均年収は正社員と比べても低年収という、調査結果が出ています。
正社員と派遣社員のあり方は、社会に関わる大きな問題です。雇用の安定は、国の発展を支える重要課題ですから一日も早く実態を知り、派遣社員の待遇改善案が望まれます。

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