2018年10月04日(木) 更新

既卒者が新卒扱いになる場合と中途採用で不利になるケース

新卒扱いか中途採用扱いなのかは企業によって異なる

既卒者を新卒扱いにするか中途採用扱いにするかは、企業によって違います。既卒者を新卒扱いする会社では、既卒者は新卒採用の募集に応募ができます。この場合、既卒者の選考は新卒者と同様に行われます。既卒者は前年の就活と同様に行うことができるわけです。
これは既卒者にとっては大きなアドバンテージになります。

既卒者の就活は困難な状況がある

ただし、既卒者の応募は受け付けていても、選考自体では既卒者に厳しい企業が多くあるので、新卒者に比べて既卒者は内定が出にくい場合が多いです。
一方、中途採用扱いをする会社では、既卒者を他の転職者たちと同じように扱います。

中途採用者と同じ土俵で戦うため不利な条件

つまり、中途採用扱いする会社に既卒者が応募した場合、社会経験豊富な転職者と同じ土俵で戦わなければならなくなり、既卒者にとって大変不利な就活となるのです。
このように、既卒が新卒扱いされれば就活で有利に立ち回れますが、その逆で中途採用扱いされた場合は苦戦が考えられます。

就職エージェントの力を借りて少しでも有利に

社会人経験のある人と同じ土俵で戦って勝つのは、決して簡単な事ではありません。学生時代就職しなかった理由や卒業後にこれだけの期間が経っている理由など、既卒では一筋縄では答えにくい質問がとんできます。
少しでもライバルと渡り合う際、不利にならないようにするならば就職エージェントの利用は欠かせません。履歴書の添削や面接対策など、既卒の就活を不利にさせないためのサポートが充実しています。

何歳まで新卒扱いされるのか?

新卒扱いか、中途採用扱いかは就職活動において重要な要素です。前述のように、既卒者として応募した場合は社会経験の差できびしいものがあります。
実は、第二新卒者とも呼ばれる、大学卒業後の期間や年齢には明確な決まりはありません。それでも、企業の間で一般的とされている新卒者の定義を説明します。

新卒扱いは大学卒業後3年以内で25歳以下まで

何歳までを新卒扱いするかは企業ごとに異なりますが、一般的には社会人経験が3年以内で、25歳以下を対象としている場合が多いです。
最近では、「卒業後3年以内は新卒扱いとする」というように、既卒者を新卒扱いする企業が増えています。一度就職して辞めた場合、3年間を対象としていると考えてよいでしょう。年齢に関しては明確な基準がないため、一度も就業経験がない場合は29歳でも新卒扱いになります。

企業は既卒者にあまり良いイメージを持っていない場合が多い

既卒者を新卒扱いする企業は、既卒者にとってはありがたい会社でしょう。ただし、楽観は禁物です。同じ選考が行われても、新卒者に比べて既卒者には厳しい企業が多いからです。

企業にとって、既卒者のイメージは「就活で内定を摂れなかった人」と見られている可能性があります。元々の期待値が、新卒者と比べて既卒者では低いためです。特別な事情がない限り、この評価を挽回するのは大変難しいといえます。

既卒者を新卒扱いする企業は増えてきている

もし企業に持たれているイメージを挽回できたら、既卒者でも新卒採用として入社できます。新卒扱いで採用されて入社できれば、新入社員としての研修を受けられるなど、入社後にも様々なメリットがあります。既卒者を新卒扱いする企業は既卒者にとっては大きなチャンスです。

既卒者が中途採用を目指す場合は社会人経験がないため厳しい

既卒者を中途採用扱いする企業は、新卒扱いする企業に比べて既卒者の採用には積極的ではありません。もしその企業から中途採用の求人が出たとしても、それは既卒者ではなく経験や実績を持つ転職者を対象としたものです。既卒者を中途採用扱いする企業の選考をパスすることは、新卒扱いの企業に比べ非常に難しいでしょう。中途採用者との社会経験の差が露骨に出てしまい、既卒者としては採用されにくいと考えられます。

中途採用では基本的に即戦力が求められる

また、運よく採用されたとしても、入社後は新入社員としての教育や扱いを受けられない場合が多いです。中途採用では基本即戦力が求められるため、入社後何も知らないまま即戦力としての働きを求められ、結局短期間で退職してしまったという人も多いです。
既卒とはいえ、新卒扱いされずに中途採用として現場に出されてしまっては、覚えることばかりで何もかもうまくいきません。

企業が期待しているレベルを判断しよう

既卒者を中途採用扱いする企業に応募するときには、面接で自分を高く売りこむことも大切ですが、同時に企業が自分に期待していることを見抜くことも大切になります。もしその企業が即戦力を期待している場合には、もったいなく感じるかもしれませんが、その企業はあきらめた方がよいでしょう。入社できたとしても長続きしない可能性が高いからです。
自分の経験やスキルと企業が求める人材を天秤にかけ、自分に合った企業への採用を勝ち取れるようにしましょう。

既卒者の中途採用は経験者相手で不利!新卒扱いされる企業を選ぼう

既卒者を新卒扱いする企業と中途採用扱いにする企業の差については、入社の難易度が大きく変わります。既卒者を新卒扱いする企業でも、それは表向きだけで実際は既卒者を採用する気がないと判断できる場合は、すぐに別の企業を探しましょう。
既卒者が就活するときには、まず既卒者向けの合同会社説明会に参加するなど、既卒者を採用する気のあると判断できる、経験やスキルが活かせる求人を探すように努めましょう。

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