事前に年収や適職を見極めるのが転職成功のカギ
C91f42b00ca0ef68

2018年09月26日(水) 更新

再就職手当は貰わなきゃ損!支給条件と手続きフロー5STEP

そもそも「再就職手当」とは?

皆さんは「再就職手当」というものをご存知ですか?退職してこれから転職活動を始めるという人の中には知っている人もいるかもしれませんね。

しかし、中には「そもそも、再就職手当って何?」「就職が決まってお金がもらえるなんて初耳!」という方も多いのでは?そこで、まずは再就職手当とは何なのかイメージが膨らむように説明していきます。

失業保険を1/3以上残して就職した場合のお祝い金

退職・失業して就職活動を始める人には、失業保険の申請をした人が多いと思います。この失業保険を1/3以上残して就職した場合にもらえるお祝い金のようなもの、それが再就職手当なのです。

この再就職手当ですが、きちんと手続きを踏まないと勿論もらうことはできません。多くの方はこの手続きを面倒に感じて、何もしないという手段を取ります。しかし、再就職手当は多い人で○十万円もらえるのです。多少、面倒に感じたとしても、もらえるものを貰わないのは勿体ないですよ。

再就職手当金が支給される条件は?

再就職手当はもらわないと損だとお伝えしましたが、実はもらうには条件をクリアしていなければなりません。なんとその条件は全部で9つあります。意外に多いですよね。しかし、これらの条件を満たしていれば再就職手当はもらえるのです。自分は条件をクリアしているか今すぐチェックしてみましょう。

条件①:失業保険の支給日数が1/3以上&45日以上ある

再就職手当の支給条件1つ目は、「失業保険の残りの支給日数が1/3以上かつ45日以上ある」ことです。なお失業保険の支給日数によって、支給金額は変動します。

そのため、もし失業後に転職活動が長引いてしまった場合は、再就職手当をもらうことができなくなる場合もあります。就職後に困らないように予め知っておきましょう。

条件②:再就職先で1年以上の雇用が確実

続いて、再就職手当の支給条件2つ目は、「再就職先で1年以上の雇用が確実」であることです。これには、条件付き雇用や1年未満の派遣・契約社員で更新の予定がない場合などは該当しません。
例えば保険会社の代理店研修生など、雇用期間が1年未満で雇用契約更新時にノルマ達成が条件となっている場合があげられます。または、派遣社員で雇用期間は1年未満で、雇用契約の更新が見込まれない場合などです。
このように、せっかく再就職しても、1年以上の安定した雇用であると認められない場合は、再就職手当をもらえない可能性があります。再就職手当が欲しい人は、この辺りをよく考えて就職・転職活動をするようにしましょう。

条件③:受給資格決定日以降の採用内定

再就職手当の支給条件3つ目は、「受給資格決定日以降に採用内定をもらっている」点です。これは、ハローワークに登録する前に、採用が決まっていると再就職手当はもらえないという意味になります。なるべく、転職活動を開始する前に、ハローワークへの登録は済ましておくようにしましょう。

条件④:採用内定が出たのは手続きから7日以降

再就職手当の支給条件4つ目は、「採用内定が出たのは手続きから7日以降」である点です。実は、失業の際にはハローワークで手続きを行うのですが、そこには待機期間というものが発生します。

この待機期間は7日間と設定されていますが、もしこの手続きを行ってから待機期間が終了するまでの間に内定をもらってしまった場合は、残念ながら再就職手当の条件から外れてしまうことになります。注意して下さい。

条件⑤:前の職場や関連事業主による再雇用ではない

再就職手当の支給条件5つ目は、「前の職場や関連事業主による再雇用ではない」場合です。この場合、仮に離職する前の事業主に再び雇用された場合は、再就職ではなく再雇用と取られるためです。

さらに、この事業主と被雇用者の間に密接な関係がある場合も含まれます。こういった因果関係は、資本、資金、人事、取引等の状況からみて判断されるようです。

条件⑥:過去3年以内に規定の手当を受けていない

再就職手当の支給条件6つ目は、「過去3年以内に規定の手当を受けていない」場合です。この規定の手当には次の3つがあります。

・再就職手当
・常用就職支度手当
・早期就職者支援金

以上の3つを過去3年以内に受け取っていた場合は支給条件から外れてしまうのでご注意下さい。

条件⑦:雇用保険に加入している

再就職手当の支給条件7つ目は、「雇用保険に加入している」点です。これは、例え正規社員の採用でも、雇用保険に加入しない労働条件で内定が決まった場合は、残念ながら該当条件から外れるという意味になります。

再就職手当をもらうためには、雇用保険の加入は必須ですので、労働契約を結ぶ場合にはきちんと確認しておきましょう。

条件⑧:再就職手当の支給申請をしてから即離職してない

再就職手当の支給条件8つ目は、「再就職手当の支給申請をした後にすぐ退職していない」ことです。当然の話になりますが、再就職が決まって再就職手当の支給が決まった途端に、都合よくその再就職先から離職する行為は認められていません。

条件⑨:給付制限者は1ヶ月に限りハローワーク等の求人で就職

再就職手当の支給条件9つ目は、「給付制限のある人が就職する際は、ハローワークからの紹介であるか、厚生労働大臣の許可する職業紹介事業会社である」ことです。

この給付制限は自己都合で退職した場合に該当します。自己都合退職の方は3ヶ月間の給付制限が発生するのですが、初めの1ヶ月はハローワークか規定の職業斡旋事業の紹介で就職した場合にしか再就職手当はもらえないのです。覚えておきましょう。

失業保険と再就職手当ではどちらがお得?

「失業保険と再就職手当では、どちらがお得なのか?」これはもらう側としては気になる問題ですよね。考えられる手段としては、失業保険を受けとりきってから就職する方法と、できるだけ早く就職して再就職手当を多く貰うという方法がありますよね。一体どちらがお得なのでしょう?

早めに就職して再就職手当をもらう方が◎

まずは、再就職手当の残数ごとの支給金額の違いを見ていきましょう。

≪失業保険の2/3を残して就職した場合≫
残りの失業保険の60%
≪失業保険の1/3を残して就職した場合≫
残りの失業保険の50%

このため、再就職手当はできるだけ早く就職した方がお得といえます。

例として、失業保険の基本手当が日額5,000円で給付日数90日の人をモデルに考えてみましょう。この人が30日目で月給20万円の会社に再就職できたと仮定します。再就職手当を受け取った場合と、就職せずに失業保険だけを受けとっていた場合とで比較します。

再就職手当を受け取った場合だと……
5,000円×60日×60%=180,000円
加えて給料も入るので、
180,000円+(200,000円×2ヶ月)=580,000円

就職せずに失業保険で暮らした場合……
5,000円×60日=300,000円

両者ではおよそ30万円もの差がありますね。このため、失業保険をもらいきるよりかは、早めに就職して再就職手当を多く貰った方がお得だと言えるのです。

再就職手当をもらう手続きの方法は?

早めに転職先を決めて再就職手当をもらう方がお得という事実をお伝えしました。ここで気になってくるのが、実際にどのような手順を踏めば、再就職手当をもらうことができるのかという問題ですよね。

実は、再就職手当をもらうためには、なるべく早めに行動することが重要です。これは、もれなくお金をもらう鉄則ですので、心しておきましょう。

STEP①:会社から「採用証明」をもらう

再就職手当をもらうための手順1つ目として、まずは会社から「採用証明」となる書類をもらいましょう。この書類はハローワークに提出するものなのでなくさないように注意して下さい。

STEP②:「採用証明」をハローワークに提出

再就職手当をもらうための手順2つ目は、先ほど会社からもらった「採用証明」に関する書類をハローワークに提出します。

STEP③:ハローワークから申請書類をもらう

再就職手当をもらうための手順3つ目としては、ハローワークから申請書類をもらいます。この書類ですが、「再就職手当支給申請書」あるいは「常用就職支度手当支給申請書」をもらうことになります。

STEP④:申請書類による会社の証明を受ける

再就職手当をもらうための手順4つ目としては、先ほどハローワークでもらった申請書類「再就職手当支給申請書」あるいは「常用就職支度手当支給申請書」を改めて会社に提出して、証明を受けます。

STEP⑤:採用日から1ヶ月以内にハローワークに提出

この会社から証明を受けた「再就職手当支給申請書」あるいは「常用就職支度手当支給申請書」に「受給資格者証」を添えてハローワークに提出します。注意点として、必ず採用日から1ヶ月以内に提出するようにして下さい。この期限を超えると受給できません。

再就職手当の支給で知るべき注意点とは?

先ほどの流れと同様に、再就職手当の支給で知っておくべき注意点を紹介していきます。再就職手当を受給するには、まず退職後に就職する必要があります。

無事就職したら、次は再就職手当支給申請書・採用証明書・雇用保険受給資格者証といった必要書類を用意して、ハローワークに再就職手当の申請手続きが必要です。

申請が認められれば、ハローワークから再就職手当の支給決定通知書が届きます。ここで注意が必要なのです。

再就職手当の支給は入社してから3ヶ月後

実は、支給決定通知書には目安となる支給日が書かれていますが、その日に必ず振込があるわけではないのです。およそ、就職日から支給日までには3ヶ月ほどかかることもあります。すぐに振り込まれると思っていると焦るので、余裕をもった暮らしをしましょう。

9つの条件をクリアすれば再就職手当はもらえる!早めに就職先を見つけよう

再就職手当はもらわないと損です。また、失業保険をとりきってから就職するよりも、早めに就職して再就職手当をもらった方がお得なので、覚えておくようにしましょう。

再就職手当の支給条件は9つもありますが、全てクリアしてきちんと手順を踏んで期間内に手続きすればもらえるものです。つい面倒に思ってしまいがちですが、大切な臨時収入ですのでしっかりもらっておくようにしましょう。

人気の転職サイト特集

  1. doda合格診断:あの人気企業に転職できるかも?あなたの合格可能性を3ステップで簡単診断

    2018年度最新版の転職人気企業上位300社への合格可能性を診断!転職市場におけるあなたの実力が簡単に分かります。

  2. ハタラクティブ:内定率は80%以上!20代(第二新卒・既卒)や未経験業界への転職に強い

    内定率は業界トップクラスの80%!カウンセリング実績6万人以上から得られたノウハウをもとに、20代・第二新卒ならではの悩みや不安を解決してくれます。

  3. リクルートエージェント:求人数&転職成功実績No.1!登録必須の転職サイト

    業界最大級の規模を誇り、求人数と転職成功実績でNo.1を獲得しているため、多くの転職者に選ばれ続けています!非公開求人が約90%を占めているのも魅力的です。

関連コラム