2016年12月07日(水) 更新

招待状の正しい返信マナーと気持ちが伝わる一言メッセージ例

招待状の返信マナー【基本事項】

まずは、招待状を返信する際の基本のマナーを押さえましょう。

招待状の返信は必ず「返信ハガキ」で

親しい間柄の人だと、口頭または電話やメールで「参加」や「不参加」を伝えて、済ませてしまう…なんてこともあるかもしれませんが、招待状の返信は必ず「返信ハガキ」で出すのがマナーです。口頭やメールなどで伝えていても、必ずハガキを出すことがマナーだと覚えておきましょう。

招待状の返信はなるべく早く!期限を過ぎるのは絶対NG

招待状の返信には、必ず期限が設定されています。期限を必ず守るのは当然ですが、できれば1週間以内に返信することをオススメします。最低限のマナーは期限以内、より相手に祝福する気持ちを伝えたい場合は、なるべく早めに返信しましょう。

毛筆か筆ペン・黒の万年筆がベスト、黒ボールペンも可

正式な文書では、毛筆・筆ペン・黒の万年筆を使います。黒の水性ボールペンでもマナー違反ということはありません。グレーやブルーのインクや鉛筆はマナー違反になりますので、避けましょう。

招待状の返信マナー【出席する場合】

まずは、出席する場合の返信マナーから学びましょう。

宛名の「行」は二重線で消して「様」に

招待状の返信ハガキの宛名には、基本的に差出人の名前の下に「行」と書かれています。このときは、「行」を斜めの二重線で消し、その下に「様」と書くのが正しいマナーです。

「御」や「芳」は二重線で消す、「寿」で消すのはちょっと古い?

招待状の返信ハガキには、出席者側の名前や住所などを記す欄が設けられています。そこには敬意を表す「御」や「芳」などの文字が書かれています。これらの文字も同じく二重線で消すのがマナー。漢字一文字を消すときは斜めの線で消しますが、二文字以上になる場合は、タテ線で消しましょう。

また、二重線の代わりに「寿」の文字で消すというマナーもありますが、文字が重なって汚く見えてしまうこともあり、最近ではあまり使われないようです。マナー違反というわけではないので、キレイに書けるなら、「寿」で消しても問題ないはずです。

出席を○で囲み一言メッセージを添えよう【例文】

不要な文字を消したら、出席を○で囲みます。そして、余白部分に一言メッセージを添えるといいでしょう。メッセージの例文は以下を参考にしてください。

<メッセージ例文>
ご結婚おめでとうございます。喜んで出席させていただきます。

ご結婚おめでとうございます。○○さんの花嫁姿を心から楽しみにしています。

ご結婚おめでとうございます。ご招待いただき、大変うれしいです。喜んで出席させていただきます。

この度は、おめでとうございます。晴れ姿を楽しみにしています。

招待状の返信マナー【欠席する場合】

では、つづいて欠席する場合の返信マナーをお伝えします。欠席する際は、出席するときとはちがった気遣いをする必要があります。

欠席理由は「やむを得ない事情」などサラリと

まず、「行」や「御」や「芳」を二重線で消すのは、出席する際と同様のマナーで問題ありません。そして、欠席を○で囲みます。欠席の場合はすぐに返信せず、少しだけ期間をおいて返信するほうがいいでしょう。そうすることで、「調整してみたが、どうしても都合がつかなった」という気持ちが伝わりやすくなります。

基本的に欠席の理由は「やむを得ない事情で」など、サラリと書くのがマナーです。余白に書くメッセージの例文は以下のとおり。

<メッセージ例文>
ご結婚おめでとうございます。ご招待いただき、ありがとうございます。せっかくのお誘いですが、やむを得ない事情があり出席できず、大変残念です。お二人の幸せをお祈りしております。

ご結婚おめでとうございます。ご招待ありがとうございます。非常に残念ではございますが、やむを得ない事情があり欠席させていただきます。お幸せを心よりお祈り申し上げます。

すぐに出欠が確定しないときは前もって相談を

招待状をもらった時点で、すぐに出欠が確定しないようなときは、前もって一言相談をしておきましょう。「もしかすると欠席するかもしれないが、予定を調整できるよう努める」という点を伝えます。

返信期限までに確定しないときは、「欠席」で期限内に返信してください。ただ、親しい間柄のときは、いつまで待ってもらえるか相談してみてもいいでしょう。

欠席の場合は当日に電報を送ろう

やむを得ない事情により、どうしても参加できないときは、結婚式やパーティーの当日にお祝いの気持ちを込めて電報を送ると、喜んでもらえます。このようなささいな気遣いは、上級者のマナーと言えます。

招待状は正しいマナーに則ってお祝いの気持ちを伝えよう

招待状は結婚式やパーティーなど、お祝い事の開催で贈られるものです。せっかくのお祝い事なのに、マナーを守らなければ、相手に迷惑がかかり、嫌な気持ちを抱かせてしまうことになります。社会人として、招待状の返信マナーをしっかりと守るのは、非常に大切だと覚えておきましょう。

また、お祝いのメッセージは、心を込めてオリジナルの言葉で送るよう意識してください。欠席の場合は、お祝いとともに残念であるという気持ちも伝えるようにしましょう。

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