2016年12月07日(水) 更新

「給与所得」「雑所得」の意味の違い【徹底解説】

給与所得は給与収入から給与所得控除(経費)を差し引いた金額

給与所得と給与収入の違いについて戸惑うことがありますか?給与収入とは勤務先から支給される給与の事を指します。給与所得は給与収入から給与所得控除(経費)を差し引いた金額になります。ちなみに、複数の会社から給与を支給されている場合は、給与を合算した金額が給与収入になります。給与所得と給与収入の違いについてしっかり理解しましょう。

計算方法:給与収入-給与所得控除(経費)=給与所得

給与所得と雑所得の違いについて、まず、給与所得とは、所得税における税区分のひとつです。具体的には、給与収入から給与所得控除(経費)を差し引いた金額のことです。給与収入-給与所得控除(経費)=給与所得という計算方法が求められます。

給与所得控除は必要経費としてみなされる金額

給与所得と給与収入の違いについておさえていきたいこととして、給与所得控除とは、会社員の必要経費としてみなされる金額です。例えば、スーツや靴、シャツの金額とみなされているのでしょうか。給与所得控除は年収により上限が定められています。年収が上がるほど給与所得控除も高くなりますが、年収1,500万円超が最大245万円が上限になります。

雑所得に会社員の副業は含まれる

年末調整を受ける立場にある会社員が会社から支給される金額以外に、副業等で稼いだ金額は雑所得の扱いになります。雑所得は20万円を超えると確定申告をする必要があります。逆に20万円以下なら確定申告をする必要はありません。インターネットの発達により、インターネットビジネスが近年盛んになってきました。会社員でも気軽に副業で収入を得ることが出来ます。この副業で20万円以上得た場合の確定申告漏れが近年問題視されています。申告漏れの場合、税務署から摘発される可能性もあるので、違いに注意しましょう。

雑所得の具体例:公的年金や印税など

雑所得とは、こちらも給与所得と同じく、所得税における税区分のひとつです。例えば次のようなものが雑所得になります。
・公的年金
・印税
・講演料
・アフィリエイトの収入、オークションの売上、ネットショップの売上
・先物取引、FXの所得

雑所得の先物取引とFXは所得税と住民税が課税される

計算の前にどの金額を経費にすれば良いかも考えなければなりません。雑所得の申告の中でも先物取引、FXの所得は「先物取引に係る雑所得等」として、所得税が15%、住民税が5%の税率で課税されることになります。両者の違いをおさえることが大事ですね。

給与所得は源泉徴収された後の所得で雑所得は経費計上となる

上記の説明のように、給与所得とは会社で源泉徴収された後の所得になります。それに対し、所得は個人の所得として、確定申告を自分でする必要があります。給与所得は給与収入から上限が定められた給与所得控除を差し引いた金額になりますが、雑所得の場合、自分で経費を計算する必要があります。しっかり両者の違いを理解しておきましょう。

把握しておきたい雑所得の区分

雑所得は以下の区分以外の所得になります。
・利子所得
・配当所得
・不動産所得
・事業所得
・退職所得
・山林所得
・譲渡所得
・一時所得
よって、これらの所得以外を雑所得としてみなします。雑所得以外の所得も課税対象になります。

給与所得は給与収入から控除を差し引いたもので雑所得は経費計上ができるという違い

給与所得と雑所得の違いについて紹介しました。会社員であれば、会社給与に関しては、給与所得であり、副業に関しては雑所得の扱いになります。ただし、利子所得・配当所得・不動産所得・事業所得・退職所得・山林所得・譲渡所得・一時所得については、雑所得ではありませんので、注意が必要です。

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