2017年07月10日(月) 更新

職歴がアルバイト経験しかない人の職務経歴書の書き方【例文】

1.フリーターが職務経歴書を書くときはどうすればいいの?

フリーターから、社会人を目指す際に一番問題となってくるのが“経験・経歴”といった部分でしょう。
新卒から社会人になる場合の就活では、当たり前のようにアルバイト経験しかありませんので問題になりません。ただし、中途採用を狙った就活の場合は基本的に社会人経験のある応募者ばかり。そのため、履歴書の他に職務経歴書と呼ばれる書類を作成しなくてはならないのです。
現在フリーターで、過去に社会人経験が一度もない方は、この職務経歴書をどのように準備すればよいのでしょうか?

アルバイト経験も職務経歴書に盛り込むべき

結論から言えば、アルバイト経験しかないフリーターの方も職務経歴書を書くべきです。その際は、これまで行ってきたアルバイトの内容を盛り込んでください。 職務経歴書がない、もしくは白紙ですと印象も悪く、企業によっては書類審査の時点で落とされてしまうことも考えられるのです。面接に辿り着く前に落とされてしまっては、対策の施しようもありません。まずは、確実に書類が審査を通過するように、アルバイト経験のみでもしっかりと職務経歴書を作成するということに取り組みましょう。

2.どのようなアルバイト経験を書くべき?

職務経歴書にどのようなアルバイト経験を記入すべきなのでしょうか。単にアルバイトと言っても、フリーター生活が長ければたくさんの勤務先を渡り歩いてきた方もいるでしょう。実は、それらの勤務先すべてを記入すれば良いというわけではないのです。

①業務内容に関連するアルバイト

一番重視したいアルバイト内容は、応募する職種や業務内容に関連するアルバイト経験です。アルバイトといえども、仕事に直結するスキルを持っていれば業界未経験の社会人経験者よりも優遇される可能性があります。
多岐にわたるアルバイトを経験してきた方の場合は、まず最優先で業務内容に関連するアルバイト経験を記入しましょう。

②フルタイムで勤務していたアルバイト

また、フルタイムで務めていたアルバイトを記入するのも職務経歴書を充実させるには良いでしょう。フルタイムでの勤務は、雇用形態がアルバイトだったというだけで正社員の労働時間と変わらないことも多いですし、それなりに責任ある仕事を任されていたと考えられます。
社員レベルの責任ある仕事に従事していたというアピールをするためにも、フルタイムでのアルバイト経験がある方はこちらも盛り込みましょう。

③長く務めていたアルバイト

採用活動というのは、大きな労力や莫大な経費がかかる企業にとっての一大プロジェクトとも言えます。たくさんのコストをかけてまで採用した人物が、すぐに会社を辞めてしまった場合、その損失は計り知れません。 「一箇所で長く務める事ができる」という点をアピールするためにも、長く務めていたアルバイト経験を職務経歴書に記入することはアピールにもつながります。“長い”の基準は人それぞれかもしれませんが、最低でも1年以上続けていることは前提にした方がいいでしょう。

3.アルバイト経験のみでも職務経歴書に書く内容

それでは、職務経歴書を書いたことがない方に向けて“アルバイト経験のみでも書かなくてはならない”職務経歴書の内容を紹介します。
この項目は、確実に記入し無くてはならない必須事項ですのでよく確認しておいてくださいね。

①職歴と勤務時期

まず必要になってくるのは、アルバイト時代の勤務歴。入社時期や退社時期を出来る限り正確に書きましょう。
フリーターの方が職歴を書く際のポイントとしては「平成〇〇年◯月 有限会社☓☓ アルバイトとして入社」といった、キャリア式の書き方がベストでしょう。1つの業務に長く精通しているイメージを残せますし、関連したアルバイト経験に順序を入れ替効果的にアピールすることができます。

②企業名や店舗名

職歴の部分を書く際には、企業名や店舗名を正確に記入しましょう。略称は絶対にNGです。通い慣れていたアルバイト先でも、確実な正式名称を記入してくださいね。
ホームページの企業情報を調べれば、大抵の企業は正式名称がありますので参考にしましょう。

③職種

そのアルバイトでは、どのような職種を経験していたのかも重要なポイントです。飲食店勤務だとしても、ホールスタッフとしての接客なのか、キッチンでの調理なのかでは備わったであろうスキルもまるで異なります。
職務経歴書に書く際は「ホールスタッフとして勤務」といった形でわかりやすいように書きましょう。

④仕事で得たスキル・資格など

採用担当者が見たいのは、「アルバイトで何を得たのか?」という部分です。ダラダラとフリーター生活を続けていだけでは得られないようなスキルをアピールしましょう。
例えば、出版社の編集職へ応募する場合は「編集補助を務めていた。IllustratorやPhotoshopが扱える」といった実務で役立つ部分をアピールするといいでしょう。なるべく、業種に関連するスキルを書くのがアピールには効果的です。

⑤自己PR

フリーターからの就職活動は、面接での設問も予想しやすいものです。「フリーターだった経緯、仕事で学んだこと、キャリアプラン」など、職務経歴書を見ながらの面接になります。担当者の質問を“導く”ような書き方にすると、事前に回答を考えておけます。 職務経歴書に“面接担当者が喰いつくポイント”を盛り込んで、面接を優位に進めましょう。

4.アルバイト経験のみの人が職務経歴書を書く際のポイント

上記で述べた内容は、アルバイト経験だけではない一般社会人の転職活動にも共通する部分ですので、しっかりおさえてくださいね。
それでは、フリーターの方が職務経歴書を書く際に意識すべきポイントを7点ピックアップして紹介します。ポイントをおさえた職務経歴書を書けば、フリーターの方でもそれほど不利な状況を作らずに就活ができるはずですよ。

①なるべく希望職種の業務に近いアルバイト経験を書く

上記で何度か紹介していますが、自分が業務内容に精通しているというイメージをあたえるためにも、職務経歴書には希望職種に近いアルバイト経験を記入しましょう。
その経験が会社にとって利益をもたらすのであれば、アルバイト・正社員・契約社員といった雇用形態の経歴は関係なくあなたは採用されるでしょう。

②挑戦するという意識を伝える

フリーターの方は、社会人経験のある方に比べてハンディーがあるというのが一般的な認識です。全員がそのように思っているわけではないですが、ここは自分が“挑戦者”であるという心持ちで就活を進めましょう。
応募する職種の経験がないというフリーターの方も大勢いるはずです。そういった場合は、挑戦するという気持ちを全面的にアピールしなくてはいけません。未経験、社会人経験なしであっても「すぐに成長して会社に貢献してくれそうだ」というイメージを採用担当に与えるのです。

③社会人経験がない理由をポジティブに伝える

採用担当者は「どうして今まで社会人経験がなかったのだろうか」という点を疑問に思うはずです。人それぞれに理由があるかとは思います。その理由をポジティブに伝えて、相手の心配を取り除くことが大切なのです。
正直に伝えるというのが大切だと考える方もいるかもしれません。しかし「やりたいことがなくて、家でゲームばかりしていた」という人を採用したいと思うでしょうか?もし、上記のような理由であっても「自分が本当にやりたい仕事を探すために、いくつかのアルバイトを経験しながらも就職活動を行っていた」とすればポジティブに聞こえます。
このような言い換えが非常に大切になってくるのです。

④アルバイト身につけたスキルをどう業務に活かすかを書く

職種が異なるアルバイト経験でも、業務に活かせるのならばそれは十分にアピールできるスキルになります。
例えば、コミュニケーションスキルや電話対応、といったどのような職種でも使うスキルは存分にアピールすべきです。営業職を希望している方ならば「接客業を行っていました。お客様と会話をする中で、相手が何を求めているのかを自然と把握できるようになりました。」といった自己PRも有効的です。

⑤具体的なエピソードを入れるべき

自己PRに現実味をもたせるためにも、具体的なエピソードを含ませるのも有効な手法です。アルバイトの中でも役職がついていたという場合には「責任感がある」と言えますし、スタッフ間のミーティングを自主的に開いていたのならば「問題意識を持って業務にあたっていた」とアピールができるでしょう。

⑥面接を意識した構成が大切

フリーターからの就職活動は、面接での設問も予想しやすいものです。「フリーターだった経緯、仕事で学んだこと、キャリアプラン」など、職務経歴書を見ながらの面接になります。担当者の質問を“導く”ような書き方にすると、事前に回答を考えておくことができます。 職務経歴書に“面接担当者が喰いつくポイント”を盛り込んで、面接を優位に進めましょう。

5.フリーター注目!アルバイト経験だけでも書ける自己PRの例文を紹介

それでは、実際にアルバイト経験しかない場合の職務経歴書の例文を紹介します。
どちらの例文も、上記で挙げたポイントを活かした内容になっているので参考にしてみてください。

例文①同じ職種に応募する場合

大学生から現在まで約7年間、レストランで接客業務に携わってきました。現在はアルバイトでありながら、アルバイトの責任者として、新人教育やスタッフ指導、シフトなど勤怠関連のマネジメントを任されています。さらに棚卸しなどの在庫管理も一任されており、責任をもって取り組んでいます。
この7年間の経験で得た強み・意識している点は以下の3つです。

①受動的では何も得られない。主体的にならないと身につかない
②知らないということは罪。生きるためには幅広い知識が必要
③仕事に対して目標がないとただの浪費になる。

これまで就職活動の経験はありません。しかし、正社員同様の仕事はこなしてきました。正社員としては遅れているかも知れませんが、未経験へのチャレンジをしたいと考えております。一日でもはやく戦力になれるよう主体的に目標に対して、できることをしていきたいと考えています。

例文②未経験の職種に応募する場合

私は、大学在学中から現在まで5年間アルバイトとして、最大30名程収容可能なイベントバーのスタッフとして勤務、調理や会計管理など全ての業務を担当しておりました。
また営業時間外は広告の製作、LIVEイベントやギャラリーの企画とブッキング業務なども兼務させていただきました。 海外のLIVEバーを参考にしたブッキングシステムを提案し、売り上げ増に繋がるなど店舗スタッフとしてだけではなく事務、営業面でも業務成績に貢献できたと考えております。

飲食店勤務では、お客様とだけではなくスタッフ同士のコミュニケーションがいかに大事かという事を学びました。サイト運営という大人数でのグループ作業では、その経験を生かし対話を大事にしながら円滑なサイト運営に貢献していきたいと思っております。
また、イベント製作などで身につけた企画力を生かして新規サイトユーザーの獲得に貢献していきたいと思っております。

アルバイト経験のみでも職務経歴書は書ける!例文を参考に積極性をアピール

アルバイト経験しかない場合、就職活動に対してネガティブな気持ちになってしまうことも多いでしょう。しかしながら、最終的には企業の利益になるかどうかが採用の分かれ目です。
“自分は挑戦者なんだ”という気持ちをもち、積極性をアピールしていきましょう。紹介した例文を参考に、内定に繋がる職務経歴書を完成させてみましょう。

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