2017年01月16日(月) 更新

ボランティアに無償と有償のものが存在する理由

交通費や現地での食事をもらうことは有償ボランティアといえる

有償ボランティアは存在します。こう聞くとボランティアなのに有償なの?と思われるかもしれませんが、基本的に完全無償でボランティアをしている人や団体はないのです。ボランティアの人は活動先で現地の人に、何かしらもらうことが多くあります。例えば、来るときの交通費や現地での食事などをもらうことで無償ではなくなります。さらに、最低限の賃金を支払うボランティアもあるのです。ボランティアが日々の生活に困っては意味がないので賃金を支払うことがあるそうです。

自発的に支援に行きたいと志願するというのがボランティアの意味

基本的にボランティアは無償ではないとお話をしましたが、ボランティア(volunteer)は自発的に支援に行きたいと志願するという意味ですので無償という意味ではないのです。自分の意志で現地に向かうことで無償という感覚ができてしまったのかもしれませんが、無償で行っているボランティア活動はないに等しいのです。NPO法人ですら利益を追求していないだけで人件費は支払われています。

現地での宿泊施設や食事を提供してもらうので無償のボランティアとは言えない

ボランティアは完全無償ですることはほとんどありません。特に、どこかのボランティアの団体に入って活動する時はなおさらです。無償となると行き帰りの交通費も自腹ですし、現地での食事も自腹、宿泊する場所も自腹、すべて自分でどうにかしなければなりません。しかし、ボランティアに来てくれる人のために宿泊施設を用意したり、現地での食事も用意したりと、宿泊する場所を提供してもらうだけでも無償ではなくなりますし、すべて自分の費用でとなるとボランティアに参加する人もいなくなってしまいます。

ボランティアを仕事にしている人もいる

有償ボランティアがあるように、ボランティアを仕事にしている人がいるのも事実です。無償でないにしても仕事にしている人がいるというのは初めて聞くのではないでしょうか。インターネットなどで検索してみるとボランティアとアルバイトの言葉を組み合わせてボラバイトという言葉もでてくるくらいです。このボラバイトとは、自然の多い中で農場やキャンプ場などで行うことが多いようですね。ですが、ボランティアはアルバイトではありませんので、この言葉が正しいのかどうかは人それぞれの価値観によります。

有償ボランティアには医師の派遣団体などがある

無償のボランティアはほとんどないとお話をしましたが、では有償のボランティアはどのようなところがあるのでしょうか。国際関係のボランティアや派遣プログラム関係でも有償ボランティアはありますし、医師の派遣ボランティアも有償で行っている団体もあります。有償で行っているボランティアは比較的大きな団体が多いようですが、小さい団体でもほとんどのところが有償ボランティアになります。

ボランティアに参加して誰かの力になりたいその精神が無償と言える

ボランティアをするときに有償と無償の団体がありますが、ボランティアに参加すると精神が無償という意味でとらえると納得がいくのではないでしょうか。ボランティアは自分の時間と労力を活動地で消費します。お金が実際もらえるわけではなく、現地で活動するために必要な宿泊場所や食事の提供はしてもらいますが、災害などの場合はもちろん贅沢な食事などありません。それでも何とか力になりたいと現地に赴きますので、その精神が無償という意味でボランティアを捉えていただければ良いのではないでしょうか。

ボランティア活動にかかる宿泊費などの費用は有償だが誰かの力になりたいという精神が無償といえる

ボランティアは、善意の象徴のような行動です。有償ボランティアとは現地で宿泊施設や食事を用意してもらっている場合を言います。有償か無償かお話をしましたが、自分たちで交通費を出して、炊き出しなどの材料も買い揃えて、自分たちは車で寝てなどすべて自分たちで行っている、まさしく無償のボランティアをしている人はたくさんいます。ですが、この場合は団体を通してではなく独自で行動している人が多いので、あまり公にはなっていません。完全無償のボランティアをしている人がいるのも覚えておいてほしいことの一つです。

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