2017年11月10日(金) 更新

最低賃金が上がる場合のメリット・デメリット

最低賃金が上がるメリットとは?

最低賃金とは、各都道府県で定められた時給の最低額です。これが上がるということは、貰える賃金が増えるので嬉しいものだと思いますよね。
しかし、これにはメリットだけでなくデメリットもひそんでいるのです。ここでは、最低賃金が上がることによる影響を見ていきましょう。

最低賃金が上がるメリット①:格差が圧縮される

最低賃金が上がると社会はどのように変化するのでしょうか。企業は賃金原資によって賃金を割り振っています。ですので、最低賃金が上がると、非正規労働者の手取りが増えるでしょう。そうすれば、正社員と非正規の生涯賃金の格差を圧縮できると考えられます。年功序列賃金制度が敷かれない非正規社員にとっては大きなメリットといえます。

最低賃金が上がるメリット②:地域の経済が活性化する

最低賃金が上がると、非正規雇用者の手取りが増えます。派遣労働者やパート、フリーターといった非正規労働者が今よりも豊かになれば、「彼らが地元でお金を使う」と期待できます。お金が地域で潤沢に回るようになると、地域の経済が活性化するというメリットが生まれるでしょう。

最低賃金が上がるデメリットとは?

最低賃金が上がるメリットについて見ていきました。非正規雇用者にとって、最低賃金が上がるのは嬉しいことだとわかりましたね。地域の活性化にもつながるのですから、最低賃金が上がるのはいいことではないかと感じるでしょう。
では、以下で最低賃金が上がるデメリットについて見ていきます。

最低賃金が上がるデメリット①:失業者が増える

飲食チェーンやコンビニなどでは、「最低賃金が上がると、店側は非正規雇用者の長時間の雇用が出来なくなり失業者が増える」という意見もあります。これが、最低賃金が上がると考えられるデメリットでしょう。非正規雇用者にとって、最低賃金が上がるのはメリットにもデメリットにもなり得るのです。

最低賃金が上がるデメリット②:飲食業などの経営が苦しくなる

現在、最低賃金に関わってくる非正規雇用者を雇っている多くが飲食業・コンビニチェーン店などです。最低賃金が上がると、確実に人件費も上がってしまうでしょう。これは、小さな飲食業にとっては大打撃です。
最低賃金が上がると、一部の業界に大きな影響を与えてしまう恐れがあるのです。これもデメリットのひとつだといえるでしょう。

最低賃金が上がるデメリット③:大企業の正社員は手取りが減る

最低賃金が上がるとデメリットを被る層は他にも存在します。それは、大企業の正社員です。業種にもよりますが、社の賃金原資における非正規の取り分が増えるのですから、当然正社員の取り分は減るでしょう。正社員と非正規の格差を圧縮するために、正社員の給料が減る可能性があるのです。これも最低賃金が上がるデメリットですね。

最低賃金が上がるデメリット④:人件費は増大する

派遣労働者に時給1,500円以上支払っているような会社は、最低賃金が上がっても正社員にデメリットはありません。しかし、最低賃金で非正規労働者を雇用している会社は、大企業・中小・零細関係なく、最低賃金が上がると人件費に大きな変化が生じて、耐えきれなくなる可能性があるでしょう。このようなデメリットがあるので、最低賃金が上がるのは嬉しいことばかりではないとわかりますね。

最低賃金が上がると格差は是正されるが中小企業などが打撃を受けるデメリットがある

最低賃金が上がる場合のメリット・デメリットをご紹介しました。最低賃金が上がると、主に非正規労働者にとっては手取りが増え、経済が活性化する可能性というメリットがあります。しかし、最低賃金で雇用している非正規労働者が多い企業では、正社員の手取りが減り、また会社の人件費が大きく上がるというデメリットがあるのです。

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