2017年09月05日(火) 更新

正社員登用されるまでのプロセスとメリット4つ

正社員登用とは?

正社員登用とは、非正規雇用の人を正社員へと引き上げることです。すべての企業が実施しているわけではなく、「社員登用制度」を設けている企業のみ実施しています。
社員登用制度の有無は求人票から確認できるので、自分が受けたい企業に設けられているのか確認しましょう。

企業の実績値

{red: 正社員登用制度がある企業は5割}ほど、登用実績があるのは7割弱のようです。また登用制度があっても、正社員登用をしていない企業は全体の1割ほどです。

正社員登用の基準

正社員登用制度の基準は法律で制定されていないので、企業によってばらつきがあります。上の図のように、正社員登用の制度があったとしても、8割以上の企業が従業員に対して登用基準を公開していません。
どのようにすれば正社員になれるのか、従業員が把握していない場合がほとんどです。

正社員登用制度のプロセス

正社員登用までの期間

非正規雇用の人が正社員として働くまでに必要な期間は、だいたい3年のようです。同じ職場で3年ほど働いていると上司から正社員登用の打診があり、それを承諾すると登用試験を受けられます。
もちろん、3年という期間は目安ですので、会社によっては数ヶ月で正社員登用されたというケースもあります。

正社員登用試験の内容

男性

正社員登用されるのに避けて通れない試験ですが、その内容は「SPI+小論文」が一般的になります。
小論文のテーマは「業務に関わること」か「自己PR」が多いようです。それらの試験対策に効果的なのは、実際に試験を通過した人に「どんな内容だったのか」を聞くことでしょう。正社員登用の試験内容が大きく変わることは少ないので、受けた人の話を聞くだけで参考になります。

正社員登用のメリット4つ

①待遇改善

非正規社員から正社員になると給与が上がる場合が多いです。それ以外にも、昇給の違いがあります。契約社員は、契約更新時に給与交渉をしないといけませんが、正社員は定期昇給があるので自分で難しい交渉をする必要がありません。
また、賞与を正社員のみに与えている会社もあるので、待遇・収入面では大きく差が生まれるでしょう。

②役職がつく

役職も、正社員でなければつかないようにしている会社が多いです。役職がつくと給料が上がるのはもちろん、自分の仕事の範囲や責任も増えます。部下がつく場合もあるので、より大きな視点で仕事をこなしていく必要が出てくるでしょう。
そして、自分ができる範囲が大きく広がるので、仕事のやりがいに繋がるケースが多いようです。

③受けられる福利厚生が増える

アルバイトにはないですが、契約社員には福利厚生が適用されます。しかし、それでも正社員でないと利用できない福利厚生を導入している企業が多くあります。
住宅手当や家族手当など、正社員ではないと利用できないことが多いです。

正社員の福利厚生例

• 住宅手当
従業員が借家に住んでいる場合、その家賃の一定割合額を会社が負担する制度。

• 家族手当
従業員の家族の人数に応じて支給される手当。歴史のある企業が採用している場合が多い。

④雇用の安定

契約社員は会社と期間契約を結んで働くスタイルなので、数ヶ月ごとに契約更新のタイミングがきます。このときに、会社が「更新しない」と決定してしまえば、次の月から働くことができなくなります。
しかし、正社員は期間で契約しているわけではないので、いきなり仕事がなくなる可能性は低いでしょう。

正社員としてのメリットを受けたい場合は??

今の会社で正社員として登用される気配がない場合は、転職を考えてみてもいいかもしれません。正社員とそれ以外の雇用契約では待遇に差が出てしまいます。しかし、正社員での転職なんてそう上手くいくわけないと思いますよね。
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こんな人が正社員になりやすい

①仕事の質が高い

正社員登用されるには、まず仕事の質が高くなくてはなりません。長く働いていても、ミスばかりする人が正社員登用されないのは納得がいきます。
仕事の質を高めるには、ただ丁寧にやるだけでなく、レスポンスをよくすることも重要です。頼まれたことに対して、すぐに反応することが分かりやすい評価につながるのです。

②提案がうまい

与えられた仕事を淡々とこなしているだけでは、「この人を正社員にしたい」と思われません。あと一歩踏み込んで、業務改善の提案ができるようになると評価に繋がるようになります。
提案をするというコツは、失敗を恐れないことです。積極的に提案していき、最終的にどのような業務改善へつなげるのかを考えていきましょう。

③マネージャーとしての視点を持つ

正社員になるということは部下を持つことにつながりますので、従業員としての目線だけでなく、従業員を束ねるマネージャーとしての視点も必要になります。
マネージャーとしての視点を持つためには、一度従業員の仕事を客観的に見つめてみましょう。個人に業務量が偏っていないか、作業工程で効率化できる部分はないか探していくことで、今よりも広い視点を手に入れられるでしょう。

④良好な人間関係を築けている

職場でコミュニケーションをとれているかどうか、これも正社員登用に関わってきます。正社員として立ち場が上がる以上、人間関係が構築できていないと業務に支障が出てしまいかねません。協調性を意識しましょう。

正社員になれる特徴がある!でも現実は契約社員....

正社員になりやすい人の特徴に当てはまるが、現実は契約社員、フリーターという人もいるでしょう。もしかすると、社内評価がきちんとなされていない可能性があります。そこで、正社員として迎い入れてくれる企業に思い切って転職してみてはいかがでしょうか?
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正社員登用制度狙いは注意

契約社員から正社員登用は高難易度

最初は契約社員から働いて、後に正社員になるという考えで、正社員登用制度のある企業に勤める場合は注意が必要です。その理由としては、正社員登用は通常の正社員採用よりも難しくなる傾向があるからです。
契約社員から正社員になる人は、実務が通常の社員よりも秀でた人が多くなっています。そのため、人並み以上に努力して成果を出さなければ、正社員の話はやってこないでしょう。

登用の要は信頼感

また、仕事だけができていたとしても、正社員になれるわけではありません。先述したとおり、正社員登用に必要なのは職場内での良好な人間関係なので、もし自分と合わない人がいたとししても無理やり合わせなくてはなりません。
職場内で上手くやれても、自分より上司に気に入られている人がいれば、どれだけがんばっても正社員登用されない可能性があります。正社員登用は自分の能力以外の要素も重要になってくるのです。

社員同士の軋轢を生む場合も

基本的に正社員登用は期間と募集人数が決まっているので、一度逃してしまうと次のチャンスまで年単位の時間が必要になります。
そのため、正社員を狙う人同士で険悪なムードになってしまうこともしばしば。酷いケースになると印象を下げるために、悪いうわさを流されてしまうこともあるようです。

悪質な企業に注意

社員登用制度ですが、制度としてありながらも実績がない企業があります。中にはたまたま実績がないという企業もありますが、多くは制度だけ用意している悪質な企業です。
求人票に「正社員登用制度あり」と書いておきながら、正社員として登用する気がなく、低賃金の非正規雇用として働かせ続ける会社は、残念ながら少なくないです。そういった悪質な企業に引っかからない為にも、見抜き方を学んでおきましょう。

実態を確認する方法

正社員登用制度が実施されているか確認するには、会社に入る前の面接時に直接確認するのが一番です。

正社員登用制度の実施を確認する質問

  • 正社員登用実績
  • 登用基準基準
  • 正社員登用試験の内容
  • 登用後の離職率

きちんと登用制度が機能している会社の面接官であれば、すぐに答えられる質問ばかりなので、話を濁されたら嘘をついてる可能性が高いです。
また、正社員登用を確実にするためには、雇用契約を結ぶ際に、「○○のスキルや経験を積んだら正社員登用する」という念書を企業側に作成させましょう。

第三者機関の意見も参考に

正社員登用制度のことで一番悩むのは、転職活動の時でしょう。とくに転職活動では、新卒就活と比べて多くの求人の中から選べるので、正社員登用制度の企業と関わる機会もあるはずです。
しかし、面接できちんと登用制度のことを質問できるかわからない時には、転職エージェントなどの第三者機関の意見を参考にしてみてください。たとえば、多くの求人数を抱えるリクルートエージェントならば、社員登用制度の実績と基準が明確な企業を紹介してもらえるでしょう。

正社員登用を狙うならまずは企業選びが重要

社員登用制度は優秀な人を引き上げやすいため、労働者や会社にとってもメリットのある制度です。しかし、法律できちんと制定されていないため、企業が悪用してしまっている現実もあります。
正社員登用制度は自社ルールが通用してしまうので、面接時にきちんと質問して、念書を作成してもらいましょう。それが難しい場合は、転職エージェントに頼るもの一つの手です。
積極的に正社員登用制度を利用して、安定した生活を手に入れましょう。

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