2017年01月16日(月) 更新

液化石油ガス設備士の資格を取得する方法と試験内容

一般家庭用のガス供給設備を設置する液化石油ガス設備士

液化石油ガス設備工事の欠陥等による災害発生の防止のため、液石法(液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律)の対象となる一般家庭用等のLPガス供給設備や消費設備の設置工事などの作業は、液化石油ガス設備士でなければ行うことができません。液化石油ガス設備士になるには、資格を取得しなければなりません。

液化石油ガス設備士資格を取得するには講習を受ける必要がある

液化石油ガス設備士の試験と講習の受験資格、受講対象者について紹介します。液化石油ガス設備士の試験は年齢や学歴関係なく、誰でも受験することができます。講習の受講対象者は、液化石油ガス設備士免状を講習により取得したい人です。液化石油ガス設備士の養成講習は、第一講習、第二講習及び第三講習に分かれており、それぞれの受講資格は次の通りです。第一講習は受講対象者が未経験者又は無資格者、第二講習はLPガス設備工事の経験1年以上の者、第三講習は建築配管技能士等の関連資格保有者等が対象です。

液化石油ガス設備士の講習は3日間行われる

液化石油ガス設備士養成講習は、高圧ガス保安協会および経済産業大臣が指定する養成施設が実施しています。講習は3日間で、講義が19時間と実習が2時間です。(第三講習は実習がありません。)講習をすべて受講すると、検定試験の受検資格を得られます。検定試験は筆記試験と技能試験があり、技能試験は筆記試験に合格した場合のみ受検できます。

液化石油ガス設備士の講習内容は法令や硬質管の加工など

講習内容を紹介します。まず、筆記の講習内容は、法令、配管理論等、修了考査です。そして技能の講習内容は、配管用材料・工具使用、硬質管の加工・接続、器具取付け、漏洩実験です。講習については、液化石油ガス設備士講習規程によって、講習の一部を免除する規定があり、条件を満たせば第一講習より少ない規程の時間数で講習が受講できる場合があります。また、1級及び2級管工事施工管理技士でも第三講習が受講可能です。

液化石油ガス設備士の試験は筆記と技能の2種類

液化石油ガス設備士試験には、筆記試験(法令・配管理論等の2科目)と技能試験があります。筆記試験は例年11月第2日曜日に全国一斉に実施されます。そして、11月第4日曜日に合格者(前年度の筆記試験のみ合格した者のうち当年度の再受験申請者)に対して技能試験が実施されます。受験料は、インターネット受付の場合で20,200円、書面受付の場合が20,700円です。

液化石油ガス設備士試験では基礎知識や配管理論について問われる

液化石油ガス設備士の筆記試験は択一式で法令が60分、配管理論等が90分の試験です。筆記試験の法令では、供給設備及び消費設備の保安に関する法令及び関係法令が出題されます。配管理論等では、液化石油ガスに関する基礎知識・液化石油ガス設備工事に必要な機械、器具又は材料に関する知識・配管理論、配管設計及び燃焼理論・液化石油ガス設備工事の施工方法・供給設備及び消費設備の検査の方法が出題されます。技能試験は実技で、配管用材料及び工具の使用・硬質管の加工及び接続・器具等の取り付け・気密試験の実施・漏えい試験の実施などが出題されます。

液化石油ガス設備士資格を取得するには講習を受け筆記と技能の試験に合格する必要がある

液化石油ガス設備士の資格取得方法と、試験内容についてみてきました。液化石油ガス設備士の資格取得者は減ってきていますが、近年でもプロパンガスから都市ガスへの切り換え工事などの活躍の場がたくさんあり、重宝されている資格です。液化石油ガスを扱う仕事は、少しのミスが大きな災害を引き起こす可能性もあります。集中して慎重に作業を行ない、設備工事の安全確保のプロフェッショナルを目指しましょう。

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