2016年11月29日(火) 更新

「同士」と「同志」の違いと知っておくと便利な活用例

同士の士は尊敬に値する人と言う意味

同士と同志は、同じように思われがちですが、意味は全く違います。まずは同士についてどのような意味を持つのかを紹介していきます。その違いは同の後ろに付く士と志の違いです。同士の士には、道徳や学問などを身につけた尊敬に値する人と言う意味を持っています。また、侍や武士と言った人を表す言葉として使われます。主に人を表す言葉です。

同士は同じような立場や状況の人に対して使う言葉

同士の士が把握出来ると、違いが少し見えてきます。同士は、士からわかるように、同じような境遇の仲間と言う意味が込められています。同じような立場や状況の人に対して同士と言う言葉を使います。同志に比べると、大きな範囲で使う事が出来るのが同士です。特に考え方などにこだわらず、人としてのくくりを表現するのが同士です。

同志の志は目的を目指す気持ちや目標を表す意味

次は同志について解説します。まずは同志に使われている志です。志には、目的を目指す気持ちや目標を表す意味を持っています。また、相手を思う気持ちや愛情と言うのも含まれています。士が人を指す言葉なのに対して、志は気持ちの内面を示す言葉の意味を持っていると言う違いがあるのです。

同志は目指す目標や思いが同じである時に使う言葉

同士が仲間と込められているのと違い、同志には同じようなこころざしや、思いを持っていると言う意味が含まれています。目指す目標や思いが同じである時に使う言葉です。同士に比べると、少し言葉の価値が高く感じるのが同志です。同士と同志にはこのように大きな違いがある事を頭に入れておきましょう。

同士の活用例は「独身同士・同業者同士・社員同士」

それでは同士と同志の使い方の違いを具体的な活用例を紹介しながら解説します。まずは同士です。同士を使う際は違いが同じ状況などである必要があります。具体的には、お金がない同士、独身同士、同業者同士、社員同士などの際に同士を使います。考え方や目標といったこととは違い、状況を見た上で同じタイプの人と言う事が大きな同士を使う際のポイントとなります。

同志の活用例は「同じ目標を持つ同志頑張ろう」

次に紹介するのは同志の活用例です。具体的には、同じ目標を持つ同志頑張ろう、同志を募る、選挙活動を行う同志と言ったような使い方をします。同志には、同じ目標や思いを持つと言うのが前提となり使われる言葉なので、同士のように大きなくくりで使われる言葉とは違います。同士とは違い、焦点を絞ったポイントに合う人に対して使われるのです。

同じ状況の人に対して使う言葉である同士とは違い同志は焦点を絞ったポイントに合う人に対して使う

同士と同志の持つ意味や使い方の違いを、活用例を挙げて紹介をしました。同じ発音でも、意味には違いがあるのです。同士は同じような立場や状況の人に対して使う言葉であり、同志は目指す目標や思いが同じである時に使う言葉と違いがあります。社会人になると、物を書く機会も増えてきます。言葉の持つ意味を理解した上で適切な漢字を使う事は常識です。この他にも間違えやすい漢字が幾つかあるので、この機会におさらいをしておきましょう。

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