2017年07月12日(水) 更新

自分を守るには?職場での嫌がらせ対処法4選【体験談あり】

職場で嫌がらせを受けることがある

中学生や高校生のころならいざ知らず、大人になってまで弱い者イジメをする人なんていないかと思いますよね。しかし、意外と被害にあっている方は多いです。職場で立場の弱い人に嫌がらせを繰り返し、退職まで追い込む。そんなことを繰り返す会社の害悪とも呼べる人がいます。ではそんな人と同じ職場になってしまったら、どのように身を守るべきなのでしょうか?

嫌がらせの理由はさまざま

職場で嫌がらせをされてしまう理由は実にさまざま。「好きな人を取られた」「仕事ができるから妬ましい」といった理由なら理解もできますが、「若いから」「なんかむかつくから」といったような理不尽な理由で嫌がらせをしてくる人もいます。そして驚くべきことに、嫌がらせをしてくる人のほとんどは、後者のような理不尽な理由で攻撃してくるのです。

セクハラやパワハラも同時に

職場での嫌がらせは、時として学校のイジメよりも過酷になります。異性からのセクハラ行為や上司という立場を利用したパワハラなど、メンタルが大きく傷つけられる可能性もあるでしょう。 また、会社での嫌がらせは被害者にとって逃げ場がないので、心がボロボロになって 行き詰まってしまう人が多いようです。

嫌がらせが起きやすい職場とは?

そんな会社内での嫌がらせですが、起きやすさは職場の体質によって変わってきます。職場での嫌がらせにあってしまった人の体験談から、嫌がらせが起きる可能性が高い職場をピックアップしてみました。

①:職場恋愛があるところ

会社に所属していると同僚と毎日顔を合わせることになりますが、そのなかで男女が恋に落ちてしまうこともあるでしょう。日に日にお互いを知り合い、遂に付き合うことに。そこまでならハッピーエンドですが、どうもそうはいかないケースもあるようです。
ハッピーエンドを粉砕するのは、カップルのうちどちらかを前から狙っていた社員。その人からすればカップル誕生は面白くないはずです。別れさせようと画策したり、想い人を奪った人を退職に追い込んだりする場合もあります。最悪、カップルがふたりとも退職に追い込まれたりすることもあるそうです。

②:古くからの社員ばかり

古くからの社員が多くを占めている場合も、職場でのイジメが起きやすくなっています。創業時から会社を支えている人にとっては、会社は我が家のようなものです。そんなところに何も知らない新人が入ってくると、新人のやり方にいちいち口を出し、嫌がらせをしてくることが多いそう。 その新人が有能でも無能でもいじめられる可能性があるので、かなり理不尽な職場と言えるでしょう。

③:男女比が偏っている

男性ばかりの職場に女性社員が入ってしまうと、どうしてもセクハラ被害が多くなってしまいます。それどころか「女だから」という理由で、く仕事を任せてもらえなくなることも。 逆に女性が多い職場に男性が入ると、ドロドロとした人間関係に巻き込まれることがあるそうです。女性がする嫌がらせは陰口や虚偽の報告が多く、やってもいないミスを上司に報告されたという人もいます。

重鎮顔の平社員orパートがいる

重鎮顔の平社員orパートとはどんな者かというと、長く勤めているため広く顔が利くが、能力は無いので全く出世していない人のことです。こういった人は小規模の会社に存在し、さまざまな人間関係トラブルを生み出します。
まず基本的に能力が無く努力する気もないため、徹底的なまでに保守的です。そして気に食わない社員が居ると、パワハラまがいなことをしたり必要な情報をわざと伝えなかったりと立場を利用した嫌がらせを仕掛けてきます。重鎮顔の平社員orパートのほとんどが「社長の友達」という関係なのでクビになることはありませんし、他の社員も口出しできません。

⑤:社員同士の競争が激しい

営業成績が毎日大きく貼りだされるような、社員同士の競争が激しい職場でも嫌がらせ被害は起こりやすくなるそうです。そういった職場では成績を残せない社員を軽んじる傾向があり、成績優秀者からストレス解消に嫌がらせを受けるケースもあります。 競争が激しそうな会社に勤めるときは、自分の能力とマッチしているかどうか確かめてからのほうが良いでしょう。

職場で起こる嫌がらせの体験談

嫌がらせが起こりやすい職場を紹介しましたが、では具体的にどんな嫌がらせをされてしまうのか、実際の体験談を元に紹介していきます。

先輩社員から嫉妬

男性28歳/倉庫整理

数年前に倉庫整理の仕事をしているとき、私はある先輩社員から嫌がらせを受けました。朝会うときに挨拶をしても無視。最初は「気が付かなかったのかな」と思っていましたが、何度か続いているうちに、わざと無視されていることに気が付きました。それから、私からは挨拶をしなくなったのですが、あるとき上司が私のところに怒鳴り込んできたんです。「挨拶が出来ない人間は生きている価値が無い!」と私が怒られているとき、上司の隣には私に嫌がらせをしてきた先輩がにやにやして立っていました。おそらく、その先輩が私のことを悪く上司に告げ口したのだと思います。「なんで自分がこんな目に」と憤りと共に感じていたのですが、他の先輩からどうやら私が先輩の狙っていた女性社員と仲が良かったからいじめられているのだと聞きました。それからは呆れてしまって、すぐに転職先を決めて退職しました。

職場恋愛があるところは、嫌がらせを受ける可能性が高いと紹介しましたが、このパターンもまさにそうだといえるでしょう。きちんと人間関係を見極めてから行動人間関係を見極めてから行動しないと、思わぬところから攻撃がくるかもしれません。

若さを妬まれて

女性26歳/飲料メーカー

自分で言うのもなんですが、私は人にかわいがられる性格をしています。直属の上司の方も良く面倒を見てくれて、入社時から希望していた部署配属になるように手配してくれもしました。最初は嬉しかったのですが、配属された時から地獄が始まったのです。いざ現地に行ってみると、そこのお局から「若いってだけでチヤホヤされていいわね」との言葉。いきなりのことで驚きましたが、一人くらいに嫌われることもあるだろうと気にしないようにしていました。しかし、お局はそんな態度も気に食わないようで、私に聞こえるように陰口を言ったり、私の机に置いてあった資料をわざと隠したりするようになりました。我慢できなくなり、直接「こういうことはやめて欲しい」と言うと、お局は「なんでいつも私に当たってくるのよ」と泣き崩れました。そのことは上長にも知られることになり、三者面談が組まれましたがお局は私が悪いしか言いませんでした。結局、証拠がなかったので何も咎められませんでしたが、それから私に対する職場の人の目がとても冷たくなってしまいました。今でもなんとかやっていますが、近いうちに転職する予定です。

職場にお局がいる場合、新しく来た新人が嫌がらせの対象になってしまうことがあります。嫌がらせをする理由も曖昧な部分が多いので、上手く付き合うしか回避する方法が無い場合がほとんどです。

仕事ができすぎて嫌がらせ

女性33歳/WEBメディア制作

私は大手のWEBメディアの制作会社に勤めていました。しかし、もっと大きな仕事がしたいと思いWEBメディアを新規事業として立ち上げていたベンチャー企業に転職しました。入社後は経験やスキルを活かしてメディアの成長に尽力したのですが、急に誰かからの嫌がらせが始まったんです。自席に置いてあったものがなくなっていたり、勝手にPCがいじられた形跡があったりなど、誰がやったのかわからないので、ノイローゼになりかけていました。しかしあるとき、たまたま通りかかった時に仲間と私の悪口を言っている先輩を見かけました。その人はもともとメディア立ち上げの中核スタッフとして働いていたのですが、私が入ってからどんどん中核から外れていき、いまでは雑用のような業務を任されていました。犯人が分かったあとでも職場に行くのが辛くなり、楽しんでやっていた仕事も全く興味がなくなってしまいました。そのあとすぐに退職届けを出して、会社を辞めてしまいました。

このように、仕事ができすぎても他人から妬まれることが多いです。職場は成果を出すところなので、会社にとってこういう人は害悪以外のなにものでもありません。大手の会社なら配属を変えるなどして、二人が関わらないように手配をしてくれますが、ベンチャー企業のような小さな会社ではそうはいかないでしょう。

嫌がらせに仕返しはNG

もし職場で嫌がらせを受けたからといって、その人に同じことをするのは絶対に避けましょう。「自分もやられているんだから、相手にもやり返して良いはず」という思考になってしまいやすいので、きちんとした自制心が必要になります。

手を出したらその人の思い通り

ある人は職場の先輩から半年間無視されたり、理不尽に怒鳴りつけられたりしたそうです。そしてついついカッとなってしまって、相手の肩を強く押してしまいました。すると、押された先輩は大げさに転倒し、「救急車を呼べ!」と騒ぎ立てたそうです。実際に会社に救急車が来ることになり、予想外の大騒ぎに。結局肩を押してしまった人が会社を辞めることになったそうですが、こういった不条理な目に合ってしまうこともあるので、相手に絶対に手を出しては行けません。

最悪裁判で人生が終わってしまう

上記で上げた例では、肩を押した人が会社を辞めるだけで済みましたが、もし暴力を振るわれた相手が警察に行ったり裁判を起こしたりした場合は、どうすることもできません。多額のお金を支払うか、社会的な地位を喪失して人生が終わってしまう可能性があります。職場で嫌がらせをされて、ストレスが溜まっていたとしても絶対に仕返しだけはしないようにしましょう。

嫌がらせに対する正しい対処法4つ

それでは、嫌がらせをしている相手には泣き寝入りするしかないのか、と言われれば答えはもちろんNOです。社会人として正しい対処をして、その人に正当な罰を受けてもらいましょう。

証拠の確保で立ち向かう

職場で嫌がらせをされた場合に、一番重要なのは証拠を取ることです。全てはそこから始まります。証拠には、言動を記録したボイスレコーダーや、嫌がらせを示す物的証拠などが正式に認められるようです。そして証拠を確保したら、直接言って嫌がらせを辞めてもらいましょう。

上長や会社の相談窓口に相談

もし直接言ってもやめてもらえなかったり、そもそも直接言っても聞いてもらえなさそうだったりするなら、上司や会社の相談窓口に相談すると良いでしょう。証拠があるならしっかりと相談に乗ってくれるはずです。もし証拠がない場合は、会社による両者の聞き取り調査となる場合がほとんど。嫌がらせをしてくる相手の立場によっては、自分のほうが不利になる可能性があるので注意しましょう。

上長が改善出来なかったら法テラスへ

会社の人に相談しても上手くいかない。そんな時は、法テラスに相談するしかありません。法テラスならば、事案に対する適切な弁護士を紹介してくれ、問題の解決に直接行動してもらえます。多くは会社や加害者から不法行為に基づく損害賠償を求める形になるでしょう。 また、労働基準監督署に相談する方も多いようですが、そこでは雇用に関する問題しか扱ってくれません。きちんと行動してくれる機関を選ぶようにしましょう。

それでもダメなら転職する

全部の方法を試してみたが、どうしても職場にいるのが辛い。そんな時は転職しかないでしょう。もしかしたら、「仕事自体はやりがいがあるから」となかなか転職に踏み切れない人もいるかもしれません。しかし長くそんな職場で働いていたら、いつかその仕事が嫌いになり、心に大きな傷を残してしまうかもしれないのでおすすめできません。 もし転職するなら、転職エージェントを利用するのがいいでしょう。エージェントサービス会社のほとんどは、求人票を出す前に企業に対して調査に行っているので、危険な職場にあたる可能性がぐっと低くなります。

職場での嫌がらせには証拠をとって正しい相談先に持ちかけよう

いかがでしたか? 職場での具体的な嫌がらせと、その対処方法でした。あるアンケートによると、自社のなかにイジメがあると認識している企業は全体の10%ほどだそうです。つまり、少なくとも1割以上はイジメの現場は存在するということ。それってものすごく怖いことですよね。 できるなら職場での嫌がらせを受けないように行動していきたいものです。もし被害者になってしまったときは、自分が不利にならない対処方法を実践して、自分を守れるようにしていきましょう。

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