2018年01月12日(金) 更新

会社に8年勤めた人の退職金の相場と計算方法

退職金制度は多くの会社で採用されている

そもそも退職金とは何なのでしょうか?退職金とは、主として退職した会社員に支払われるお金のことを言います。日本の会社の多くでは「退職金制度」を採用していますが、決して義務ではないため退職制度がなくても違法行為ではありません。なお、4分の1は、退職金が無いという統計も取られています。けれども、一般的には退職金を受け取れるケースが多いです。

退職金は勤続年数や地位によって違う

一般的な退職金の支払われ方は、「一時金」として企業から振り込まれるケースが多いです。なお、企業によっては「年金」の形で一定期間に支払いがなされる場合もあります。ただし、これは先述したとおりで、企業によって異なります。なお、この退職金額は、勤続年数や、地位、退職前の給料によって決まるので、一概には言えないのです。

退職金は「月給×勤続年数×給付率」で計算する

退職金は、公式によって決まるのが一般的です。それが「1カ月分の給料×勤続年数×給付率」です。それぞれを説明すると、まず「1か月分の給料」とは、退職前に受け取っていた基本給のことです。基本給であることから手当等は含まれません。また「勤続年数」は、その字の通り勤続している年数です。そして「給付率」とは会社への貢献した度合いや、退職都合などになっています。

給付率は退職理由によって左右される

会社からいくら退職金を受け取ることができるかは、「給付率」によって大きく差が出ます。そして最も影響が出る要因が、退職理由です。もし退職理由が「会社の都合」によるものであれば、70%程度の給付率にて退職金を受け取れます。一方、「本人の都合」によるものであれば、60%程度の給付率に下がってしまいます。したがって、退職理由も退職金へは大きく影響が出るのです。では、次の段落では、勤続年数が8年だった場合を計算してみましょう。

勤続8年の人の退職金は大卒で167~194万円

勤続年数8年を例に挙げて、計算をしてみたいと思います。会社に8年間務めた人の退職金相場はいくらなのでしょう。勤続年数が8年であっても、基本的な計算式は変わらず、「1カ月分の給料×勤続年数×給付率」で計算ができます。勤続8年は、大卒なら30歳となります。30歳の平均年収は「417万円」になっているため、約35万円が1か月分の給料をもらうと仮定しましょう。勤続8年の筋を入れると、会社都合なら「約194万円」の退職金が受取れます。また自己都合なら「約167万円」の退職金が受け取れるのです。

退職金相場は会社によって異なるため確認が必要

8年間会社に勤めた人以外はどのくらいの退職金を受け取っているのでしょうか。統計を参考に見てみると、3年目なら30万円程度、5年目で56万円程度を受け取れるようです。また10年目では142万円程度を受け取れるとなっています。なお、これらを見ると8年間勤めた場合の方が高くなっています。理論と実際は異なるため、勤め先の退職金規定を確認することが大事でしょう。

退職金は「1カ月分の給料×勤続年数×給付率」で計算され会社に8年間勤めた人の相場は167~194万円

会社に8年間勤めた人の退職金相場について見てきました。退職金の計算の基本は「1カ月分の給料×勤続年数×給付率」であり、自己都合か会社都合かで受け取れる退職金額が異なります。なお、8年間勤めた人の場合、自己都合なら「約167万円」、会社都合なら「約194万円」の退職金の相場になっています。

関連コラム