2017年09月15日(金) 更新

目上の方に「頑張ってください」はNG? 敬語の正しい使い方

「頑張ってください」とはどういう意味?

「お仕事頑張ってください」が敬語かどうかを知る前に、そもそも「頑張ってください」とはどういう意味なのでしょうか。ふだん口にしている「頑張れ」の見方が変わるかもしれませんよ。

「頑張れ」とは「忍耐して努力しとおす」という意味

頑張れには困難にめげないで我慢してやり抜くや自分の考え・意思をどこまでも通そうとする、気張るという意味があります。何気なく使っている言葉ですが、そういった意味を持っています。

「頑張ってください」の敬語はないため表現を言い換える

上司や先輩などのめ上の人に対し、頑張ってほしい旨を伝える言葉の尊敬語というのは存在しません。そのため、近い意味を持つ言葉で代用し目上の方々を激励するのがいいようにも思えます。
ここでは、「頑張ってください」という言葉から言い換える事のできる言葉を探してみましょう。

「お励みください」など尊敬語を使えばいいと言うことではない

例えば、「お励みください」という尊敬語ならどうでしょう。パッと見、確かに尊敬語としては成り立ってはいますが、実際的には上から目線と感じてしまい、当然そのまま使ってしまうと失礼に当たってしまいます。
「頑張ってください」と意味を同じくした言葉について見てみましょう。

「陰ながら応援」などの「応援」という言葉を使う

上司や先輩などの目上の人に努力をうながし励ましたいと思った時は、下記のような表現で「頑張ってください」と伝えることができます。

■「期待しています」
■「陰ながら応援させていただきます」
■「御健闘をお祈りします」
■「(いつもご活躍を)応援しています」
■「(ますますのご成功を)お祈りしています」
■「(お忙しい毎日ですから)どうぞご自愛ください」

目上に「ご健闘をお祈りしております」もOK

目上の人に「ご健闘をお祈りしております」はOKです。「健闘」は「頑張れ」と同じような意味合いを持ちますが、「ご健闘をお祈りしております」の「お祈り」があるので問題ありません。

結局「頑張ってください」は使わざるを得ない?

いくつか「頑張ってください」に相当する言葉を探してみましたが、結局のところ、しっくりくる言葉は見つかりません。「お励みください」「期待しています」などでは上から目線になってしまい偉そうに取られてしまいますし、「お祈りしています」「ご自愛ください」などでは激励としては少し大げさです。
また、長々と励ましの言葉を投げ出してしまうのもなんだか言い過ぎなように感じます。そう考えたら、やはり「頑張ってください」という言葉をそのまま使うべきなのでしょうか。

「頑張ってください」は相手との距離感で使い分ける

また、多用しがちな「なるほど」や「了解しました」という言葉も同様で、目上の人に対して使うのは不適切です。しかし、打ち解けた仲の上司に堅苦しい敬語を使いつづけるのもコミュニケーションを損なう原因になるので、上司との距離によって、使い分けていくこ とが必要かもしれません。

心がこもっていれば「頑張ってください」でもOK

ここまで見てみると、結局「頑張ってください」という言葉は、他に言い回しがないように思えます。そのため、ここはもはや尊敬語にこだわらずに「頑張ってください」「陰ながら応援させていただきます」のようにストレートに言った方がいいでしょう。もちろん、心を込めてです。

目上に健康を気遣う「お体に気をつけて」はOK?

目上に「お仕事頑張ってください」を敬語として使うかどうかをみてきましたが、いかがでしたか。最後に、「お体に気をつけて」を使う場合の注意点をみていきましょう。「頑張ってください」と同様に「お体に気をつけて」は普段から使う言葉だと思います。

目上に「お体に気をつけて」は使ってもOK

目上に健康を気遣う言葉で「お体に気をつけて」はOKです。「お体ご自愛ください」でも問題ありませんが、「お体に気をつけてください」も問題ありません。
「お体に気をつけて」をさらに丁寧な表現にするなら「くれぐれもお体にお気をつけてください」にしましょう。

目上に「頑張ってください」を使う場合は親密度によって使い分ける

「頑張ってください」という言葉がビジネスマナーとして目上の人に対して使ってもいいかのどうかについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。メールでも言葉遣いはもちろん敬語を意識して使うべきなのですが、どうしても敬語通りの言葉遣いだけでは中々うまくいかない時もあるでしょう。
言葉遣いは場面とその上司との距離間によっては使わないように意識しておいてください。少なくとも、メールなどで「頑張ってください」を使う相手は、いくらか距離の遠すぎない関係にいる人としておきましょう。
目上の上司に送るメールで「お仕事頑張ってください」を使うかどうか悩んでいるビジネスパーソンを「頑張れ!」と陰ながら応援してますので、くれぐれもお体に気をつけて。

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