2016年11月29日(火) 更新

「貴校」「貴学」「御校」の違いと正しい使い方

「貴」と「御」の意味とは?

「貴」も「御」も、人や物の前に付けて、その人や物に対する敬意を持って使われる語です。人に対しては貴殿(きでん)、物であれば貴研究室、御社などと使われます。社会に出るまでは、学校などでこうした言葉を使う機会はほとんどないでしょう。しかし、仕事をするようになると職種業種を問わず、非常によく使われる語です。メール作成時など、この語の持つ意味や使い方を知らないと、社会人失格の烙印を押されかねない、基本的なビジネス知識です。

「貴」「御」は「あなたの~」という意味で接頭語

「貴」は接頭語で、相手または相手に属する物を表す言葉の前に付きます。意味としては「あなたの」という意味で、敬意を持って表す表現です。「貴」には他にも接尾語の意味もあります。「御」も接頭語で、名詞の前に付いて、相手への尊敬の意を表す語です。「貴」のように「あなたの」という意味がないことを知らない人は、意外に多くいます。お礼、お別れといった、「お」よりも敬意の気持ちが強く、またあらまった表現です。

「貴校」と「御校」は同じ意味

「貴」と「御」の意味の違いを理解したところで、次は具体的な例を見ていきましょう。貴校、貴学、御校、この3つの意味の違いと使い分けの方法を理解できているでしょうか。学校法人や公立校に勤務する人だけでなく、親族との会話や面接においてなど、これらの言葉を使う機会は多いものです。意味と使い分けのルールを把握しておくと、話すときや文書作成時に迷わずに済みます。まず、貴校と御校(おんこう)は、意味はほぼ同じと考えていいでしょう。相手を敬って、その人の通学あるいは勤務する、または所有などする学校を指す言葉です。「貴校」は書き言葉に、「御校」は話し言葉でも書き言葉でも使われます。

「貴校」は書き言葉、「御校」は話し言葉として使う

「貴学」「貴校」とも、書き言葉に適しています。話し言葉に使っても間違いであるというわけではないのですが、「貴校」は「気候」「機構」など同じ発音で別の意味を表す言葉が多いのです。そのため、話し言葉では相手に伝わりやすい「御校」を使用する方が良しとされています。

「貴校」は小学校~高校、「貴学」は大学を指す

「貴学」と「貴校」の違いは、わりと簡単です。貴学は特に大学のことを指す場合が多く、貴校は小学校~高校など学校を全般的に指すことが多いです。民間の英会話スクールや資格学校なども、「貴校」を使う方が一般的です。

「貴社」と「御社」も違いはない

多くのビジネスマン特に営業マンは、日に何度も「貴社」「御社」という言葉をメールに記載したり、電話などで口頭で発していることでしょう。しかし、頻繁に使う言葉であっても、実は違いを意識してなかったり、そもそも全く同じ意味で違いはないと誤解している人が多いようです。意味としては、貴社も御社も、相手を敬ってその人の所属する会社などをいう語で、ほぼ同義です。

「貴社」は書き言葉で、「御社」は話し言葉

貴校が書き言葉、御校が話し言葉に適しているのと同様に、貴社は書き言葉、御社は話し言葉に適しているとされています。貴社は、記者、汽車、帰社など、同音の言葉が多く紛らわしいのです。漢字で書けば意味は明確なので、書き言葉に使う方が良しとされているのです。「貴社」の方が歴史は古く、「御社」が話し言葉において使われるようになってから、実はまだ30年も経っていないと考えられています。貴社を口頭で言うとややこしいため、1990年代初め頃から「御社」が使われるようになったといわれています。

「貴」と「御」の意味は同じ、書き言葉か話し言葉かで使い分ける

社会に出ると、貴社と御社、貴校・御校・貴学など、同じような意味で貴と御が頻繁に使われていることに、早かれ遅かれ気付くでしょう。辞書を出して確認しなくても、日本人なら何となく「相手に敬意を示す言葉なんだな」と察しがつくものです。ただ、貴社、貴校、貴学が書き言葉に適していて、御校、御社は話し言葉に適しているという事実は、案外知らない人も多いです。使い分けの理由は、貴社と貴校は同音の別の意味を表す言葉が多く、紛らわしいということが挙げられます。この知識を持っておくことで、今後のビジネスライフにおいて、一般的に適切とされる「貴」と「御」の使い分けをすることができるでしょう。

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