2016年11月29日(火) 更新

本に対して敬語を用いる際の適切な丁寧語

他人から贈呈された本への丁寧語は「御本」「貴書」

例えば、懇意にしている方から何らかの書籍をプレゼントとして戴いた場合など、本を贈答品として他人から受け取った場合に、丁寧語を用いた感謝の言葉を伝える必要があるでしょう。このように、他人様から戴いた書籍に対して用いるべき丁寧語としては、「御」をつけて「御本」や「貴書」といった表現が適切です。

書籍の形状に応じて変化させる

他人からもらった贈答品の本に対して丁寧語を用いる場合には、「御本」や「貴書」が最も相応しい言葉に当たります。ただし、全ての本に対して「御本」と「貴書」を用いれば良いというわけではありません。たとえば、その本が雑誌だった場合、これに対して「御本」は相応しくなく、むしろ書物全般を現す「貴書」が適当です。反対に、小説やハードカバーの本に対して「貴書」は用いず、「御本」と表現しても構いません。このように、本の形状に合わせて書物なのか書籍なのかを判断した上で、適切な丁寧語を選びましょう。

作成した作者から戴いた本への丁寧語は「著書」「尊書」

小説家やエッセイストなど、実際に自分の思いや考えを書籍として作成する方は少なくありません。そして、実際にそれらの書籍を作成した筆者自身から、何らかの形でその本をもらった場合、これに対して適当な丁寧語を用いた感謝の気持ちを伝えるのが礼儀でしょう。この時に相応しい丁寧語表現として、「著書」や「貴書」、或いは更に高めた表現として「尊書」を用いるのが適当です。

本の題名と合わせた表現でもOK

著作者自身から本などをもらった場合、著者以外からもらった場合と比べ、「著書」などを用いる必要があります。また、著者に対して最大限の感謝を伝えるのであれば、「著書」に格を高める「御」を付け加えて「御著書」にしても構いません。また、著者に対して分かりやすく謝意の気持ちを伝えるのであれば、「著書」や「希書」、「尊書」を用いると共に、その後に本の題名を合わせて記載しておくと、相手に対して最大限の感謝の気持ちを表現できるでしょう。

寄付などで受け取った本への丁寧語は「御献本」

図書館などに対して、本や書籍を寄付などの形で贈答されるケースが数多くあります。こういった善意の行為を受けた場合にも、寄付してくださった方に対して感謝の気持ちを書面や口頭で伝える必要があるでしょう。この際には、本や書籍自体にも、丁寧語を用いた表現を行うのがマナーです。寄付された書籍や本に対する丁寧語として適当なのは、「御献本」などがあります。

複数本受け取った場合も表現は同一

図書館や図書施設などに対して、出版社や著作家などから本を寄付の形で受け取る場合、1冊単位ではなく1度に複数冊を寄付として受け取るケースが多く見られます。1冊単位で本を受け取った場合にも「御献本」や「貴書」などを用いる一方、複数冊に渡る本を寄付として受け取った場合も、原則として1冊の時と同様の丁寧語で表現するのがマナーです。あくまでも、本に対する丁寧語として表現するため、冊数については厳密に表現する必要はありません。

本に対する丁寧語には「御本」「尊書」「御献本」などがある

書籍や雑誌、エッセイなどさまざまな形で提供される本を贈答品や寄付として戴くケースが少なからず存在します。こういった形で本を受け取った場合、本を贈答された方に対して感謝の気持ちを述べる必要があり、この時には、本にも丁寧語を用いるのが社会人としてのマナーでしょう。本に対する丁寧語としては、本の形状や戴いた方がどういった立場の方なのかに合わせた形でそれぞれ使い分けて下さい。

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