2019年03月01日(金) 更新

グローバルリーダーを目指す若者の登竜門”YTPY”とは

PR企画

「Young Tax Professional of the Year(以下、YTPY)はプレゼンテーション能力、論理的思考力、クリエイティビティの総合力が問われる大会です」
そう語るのは、2016 YTPY in Japanで優勝した、EY税理士法人に勤める高浪さんだ。YTPYは2010年から毎年行われている大会であるものの、日本での開催は2016年が初開催となり、今年も引き続き日本での大会が開催されるそうだ。そこで、昨年の日本大会の覇者で且つ、今年は2017 YTPY in Japanの運営も担当する高浪さんに、YTPYとはどのような大会なのか、またどのような経緯で参加に至ったのかについて伺った。

"YTPY"とは、プレゼン能力やディスカッション能力が鍛えられるグローバルプログラム

――そもそもYTPYとはどのようなことを目的に、何をする大会なのか教えてください。

YTPYとは、監査、税務、アドバイザリー等のサービスを提供するプロフェッショナルファームであるEY(アーンスト・アンド・ヤング)が主催する大会で、”税務に興味を持ち、なおかつグローバルなマインドセットを持つ才能のあるタックスプロフェッショナル達を見い出し、支援するプログラム”です。 YTPYは、2010年より、毎年オランダのアムステルダムにて開催され、世界30カ国以上で代表に選出された受賞者が参加し、プレゼンテーション、ディベート等で最も優れた候補者を「ヤング・タックス・プロフェッショナル・オブ・ザ・イヤー」として選出・表彰されます。なお、日本のEYからは2016年が初めての参加となりました。

――”タックスプロフェッショナルを見い出し、支援するプログラム”ということは、税理士やそれに準ずる知識を持っていないと参加できないプログラムなのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。多少は税務に関する知識が必要となりますが、知識を問われる大会ではなく、むしろプレゼン能力やディスカッション能力、斬新なアイデアを出せるかどうかが総合的に問われる大会となっています。

参加の動機はプレゼン能力やディスカッション能力の強化

――高浪さんはなぜYTPYに参加しようと思ったのか、そのきっかけを教えてください

YTPYを知ったきっかけは社内のポスターでした。実は、私は学生時代、国際政治経済を専攻しており、税務の分野に触れたのは就職してからでした。そこで、普段の業務に加え、税務について学ぶ機会を増やすと同時に、いかなる分野のプロフェッショナルにも欠かせない、プレゼンテーション能力やディスカッション能力を強化することを目的に参加を決意しました。

――プレゼン能力やディスカッション能力を試す大会ということですが、具体的にはどのような題目が出題されたのでしょうか?

昨年の題目は、”AIとIoTの発達によって、どういった税務のサービスが生まれるか”について議論しました。AIとIoTによって、税務申告といったコンプライアンス関係の業務が自動化される一方、税務に関するコンサルティングやプランニングがどのように変化し、顧客にとってどのようなバリューを発揮できるかということにフォーカスした議論だったと記憶しています。

――高浪さんは昨年の日本大会を優勝されているとお伺いしましたが、参加から優勝までの道のりについてどのようなものだったのか教えてください。

まず、去年の日本大会へのエントリーは、国際税務における自身の関心あるトピックについて日本語で3000字のエッセイを執筆することでした。今年は600字と伺っているので、エントリーがだいぶ楽になっているかと思います。エントリー後、EY職員によるプレゼンテーションや税務についてのコーチングを経て、日本大会が開催されました。日本大会では、二つの課題が出され、一つ目では、トピック1つが提示され、5名でそのトピックについてディスカッションをするというもので、二つ目は、ディスカッションテーマとは異なる題目を提示されて、その題目に対して50分でプレゼン内容や形式を考えて、審査員の前でプレゼンをするというものでした。

育ってきた環境や価値観が違うからこそ、物事を根本から考える必要があった

――今お話いただいた内容は日本大会だと思いますが、アムステルダムでの本戦の内容や雰囲気についても教えてください。

はい。日本大会の次はアムステルダムで国際大会がありまして、昨年は各国1名で、合計27ヶ国27名が集まりました。
アムステルダムでのプログラムは全部で4日間あり、一番初めのレセプションパーティで「君たちはここにいるだけで、既にチャンピオンなんだよ」ということを主催者に強く明言されました。「君たちは各国の大会を勝ち抜いたYoung Tax Professionals of the Yearなわけですから、お互いにギクシャクする必要もないし、この4日間を通じて、親睦を深め、お互いから学び合い、掛替えのない体験にしましょう」という主催者の言葉が印象的でした。初日は2時間ぐらいかけて自己紹介や、アイスブレイクを通じてお互いを知り、その後3日間、税務を始めとしたビジネストピックについての議論を行ったり、EYのパートナーやディレクター(上級役職者)からプレゼンの指導をいただいたりしました。最終日に行われた大会では、空気に緊張はあったものの、参加者が互いに応援、励ましあう雰囲気で議論やプレゼンが行われました。初日が赤の他人、2日目が友達、3日目がファミリー、4日目でやっとライバルという形で、27人の関係というのが4日間で見る見るうちに変わっていきました。

また、興味深かったのは、税金に関する各国の法律が違うのは当たり前ですが、「税金の徴収と分配は”公平”に行われるべき」という主張が大陸ヨーロッパの参加者に多かったのに対し、北米やその他英語圏の参加者だと、「税金は企業にとって”コスト”だから絶対減らすべき」という主張が多かったことです。その為、税金は誰のために、何のために払っているのか、コストという捉え方は果たして正しいのか等、「税」というものを根本から考える機会があり、参加者の育ってきた環境や価値観が浮き彫りになっていく様子が印象的でした。

――アムステルダムの国際大会に出て一番グローバルを感じられた点とはどういったところですか?

「一番グローバルを感じた」というのは、なかなか難しい質問ですね。各国から参加者が1人来ていたので、我々の会場には常に小さな国際社会のようなものができており、人によってはそれだけで十分すぎるくらいグローバルを感じられるかと思います。私は、27か国から参加者が集い、通訳なしに、全員が英語を共通語として、自然と寝食を共にする環境そのものがグローバルに思えます。しかし、自分もその環境に自然と入っていったので、今改めて考えるとその環境をグローバルに思えるだけで、現地において特段グローバルを感じたわけではないと思います。こういった環境に身を置いてみて、どう感じるかも、グローバル人材としてのバロメーターなのかもしれません。

ハイクラスな方々と寝食を共にし、多くの刺激が得られる4日間

――合計4日間アムステルダムにいらっしゃったわけですが、国際大会以外で何か取り組まれたことってありましたか?

参加者全員でプログラム3日目に脱出ゲームに参加しました。私の脱出ゲームのお題は、「ソ連が発射するミサイルを止めろ」というもので、操作盤が置いてある部屋に閉じ込められて、部屋に隠されたさまざまなパズルを解いて、ミサイルの発射を止めて、最後に脱出するというものでした。ゲームの面白さに加え、参加者だけでなく、EYのパートナー数名も一緒になって参加してくれたことです。実は、YTPY参加者それぞれにパートナーがコーチとして4人に1人の割合でついて、プレゼンやディスカッションの個人指導を毎日してくれます。自分よりも何ランクも地位も経験もある方々と、朝ごはんから夜ご飯、脱出ゲームまで共にします。参加者同士から学べることももちろん多いのですが、経験豊富なハイクラスな方々から多くの刺激が得られる貴重な経験でした。

――ハイクラスな方々から多くの刺激が得られる貴重な大会だったとのことですが、今後どのような方にYTPYにチャレンジして欲しいと思いますか?

自分の限界を試してみたい人にはチャレンジして欲しいなと思っています。私が参加したきっかけもEYの移転価格部に入社して丁度5ヶ月目で、国際税務の移転価格という1分野について理解を深めていた最中でした。
移転価格は数ある国際税務の1部分でしかなく、YTPYでは国際税務全般に加え、企業がどのようにビジネスを行っているのかという知識が必要でした。「税務」と聞くとただただ法律や税務申告のことを思い浮かべる人が多いかと思いますが、基本的に、企業の利益に税金がかかるため、どのようにその利益が生み出されるかであったり、輸出入を行う企業であれば、関税の問題も出てきたりするわけですから、さまざまな業界のビジネスモデルを理解する必要があります。その為、税務やビジネスのバックグラウンドがない私にとって、日常業務以外に、幅広く税務やビジネスの知識を如何に短期間で詰めて、如何に人と議論ができるレベルまで持っていくかということが大きな挑戦でした。企業のオペレーションや税務に関心がある人で、チャレンジ精神のある人にはぜひ参加して欲しいなと思います。
今年はぜひ学生の方で、ビジネスに興味があるとか、ちょっと税務を知っているとか、英語のディベート大会に興味がある、あるいはEYに興味がある人にも参加してもらいたいですね。得に、就職活動をしている方にとっては、キャリア選びに大きなプラスになると思います。

これからの業務は知識だけでなく、幅広い視野とクリエイティビティが必須

――最後に、コンサルティングや税務の業務は今後ますますクリエイティビティが求められる業務かと思いますが、税務に関する今後の展望を教えてください。

いろんな業界に言えることかと思いますが、人間にしかできない仕事に如何に特化していくかが今後の大きな課題かと思います。少し前の時代であれば、税務に関する知識が全くない人が税務関連の仕事を勤めることができたかというと、できなかったと思います。膨大な知識を詰め込み、さらに税理士資格を獲得し、やっと臨むことができる業務であったと思います。一方、今の時代においては、専門書を持っていなくても、大概の情報はインターネットにあったりしますし、地球の裏側で行われた税務調査の情報が瞬時に手に届いたりして、誰でも欲しい情報はいつでもどこでも取得できるようになりました。そのため、コンサルタントに求められるのは専門知識や情報にとどまらず、如何に上手にその知識や情報を扱い、応用し、クライアントのニーズに応えられるかです。AIの発達によって、より高度な税務計画やビジネスモデリングが可能になると、より一層、幅広い視野とクリエイティビティが求められるようになると思います。

Young Tax Professional of the Year2017

・スケジュール
2017年4月1日 エントリー開始
2017年5月31日 エントリー締切
2017年6月上旬 書類選考、通過者説明会
2017年6月30日 国内最終審査

・参加資格
税務に興味があり、英語でのコミュニケーションに抵抗がない方

・応募書類
1.英文でのCVと簡単な英文での自己紹介文
2.下記テーマいずれかについてのエッセイ(日本語600字以内または英語500単語以内)
・最近の税務トピックスに関してのあなたなりの観察や分析
・AIやロボティクスのビジネスへの影響

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