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パソコンがあれば、子供でも大人を動かせると思った。

マーケティングリサーチのリーディングカンパニーである、株式会社マクロミル。これまで6,500社を超えるお客様に対して、20万件以上の調査を実施してきた。高品質でスピーディーなサービスは、各方面から支持され続けている。 そのマクロミルにおいて、たった一人で部署を任せられたのが巽友璃亜氏だ。業務のスピードと質で圧倒的な評価を誇り、業務効率改善に努める巽さんに、活躍の秘訣と同社の魅力について語ってもらった。

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運用実績と業務のスピードを認められて、新部署が設立。

簡単に今の仕事内容を教えていただいてもいいですか?

『RD部・改革推進室』という部署で、業務効率の改善に努めています。『RD』は、リサーチディレクターの略で、営業が受注した調査の案件を実際に運用する部門です。改革推進室への所属は私一人となっており、RD部の生産性がより高まる働き方を考えて、提案していくというのが私の仕事です。

新卒4年目にして一人で部署を任せられるというのはすごいですね。どういう経緯で部署創設に至ったんですか?

今までの実績を認めて頂いたからかもしれません。繁忙期である3月のグループ全体の運用実績を「労働時間の長短」と「生産量の高低」というデータで振り返った際、私の働き方は「労働時間が短く、生産性が高い」ということが分かりました。そのため「みんなで巽のやり方を真似すればいいじゃないか」という結論になったのです。

その生産性の高さはなにか秘密があるのですか?

基本的なことが多いと思います。ショートカットキーをしっかり使うことや、一日の仕事をフォルダ分けして分かりやすくすること、便利なアプリケーションを取り込むことなどでしょうか。それから、よく使う文章は定型文として登録しています。

「小学校から大学まで一貫の女子校で、自分の力を試してみたくなった」

巽さんがマクロミルに入社されたのはどういったきっかけからですか?

仕事にやりがいがあり、手を挙げたら何でも挑戦させてもらえる会社を探していたところ、マクロミルに出会いました。小学校から大学まで一貫のカトリック系の女子校で育ってきた私は、これまでに受験を一度もしたことがありませんでした。勉強もあまりしたことがなく、自分の偏差値を測ったことすらなかったです。そのため、自分の能力を測れる会社に行きたいと思い、就職活動をしていました。色々な会社を見ていくうちにベンチャーの方が自分にフィットする感覚を味わえたので、大手ではなくベンチャーを絞り込んで受けていました。

ベンチャーを見ていく中で、マクロミルを選んだ決め手はなんでしたか?

最終的にマクロミルに決めたのは、同期が私より優秀だと感じたからです。選考で出会った時や内定者同士でプロジェクトをやった時に、皆がとても優秀で焦りを感じました。それが決め手です。

なるほど。大手よりベンチャーが向いていると感じたというお話がありましたが、それはどうしてですか?

ベンチャー企業を受けたときに「私は何も変じゃない」という感覚を持てたことが1番です。昔から、周囲と違うことをやりたいと思ってしまう自分はどこか変なのではないかと思っていました。私がやりたいということを、周りはやりたがらないケースが多かったように思います。ベンチャー企業はそういったタイプも受け入れてくれる環境があると知り、私の良さを活かして働けるかもしれないと感じました。

学生時代に周りの人と比べて「私、変わっているな」って思ったことありますか?

私は、父の教育方針で小学生の頃から自由にパソコンを使っていました。ネットの制限が掛かっていない状態で使用することができたため、中学生の頃にはhtmlを組むこともできました。当時はホームページ作りが全盛期で、その特技を活かしてホームページデザインの配布サイト等を作っていました。別に発信したいことは何もなかったのですが、ホームページ作りが好きだったのです。

その頃、好きだった小説がある劇団でミュージカル化されているという情報を知り、観に行きました。原作は児童文学だったのですが、とても良かったのです。音楽を担当した方も本当に好きなバンドだったため、その舞台で使われているバンドの音源が欲しいと思ったのですが、その舞台は劇団の正式公演ではなく、CDが発売されていない状況でした。それでも、どうしてもそのCDが欲しいと思ったため、サイトを作って署名を集めることにしました。結果的には、とても多くの署名が集まったんです。後から話を聞いてみると、そのバンドの方たちもCDを出したいと思っていたそうなのですが、劇団からNGを出されて発売できない状況だったようです。バンドの方たちが、私の作ったサイトの署名を印刷して劇団との交渉を行った結果、その音源をバンドのアルバムという形式で出すことができました。その経験が、私の中ではとても大きかったです。

「パソコンがあれば、子供でも大人を動かせると思った」

一貫校という、ずっと同じ世界にいましたが、パソコンさえあれば子供でも大人を動かせるかもしれないと感じました。それからは「とりあえずやってみたら何とかなるかも」という考えになったと思います。私はこの経験ができて良かったと思っていますが、それからは少しでも納得できないことがあるとすぐに行動しようとする子になってしまいました。大人しい子が多い環境の中で、やたら校則を変えようとしたり、部活ではこの道具を使ってはいけない理由が分からないということを言い出したりしました。そういう小さな理由で、学校と衝突するようになってしまったのです。

めちゃくちゃアクティブですね。

アクティブでした。ただ「誰かと何かをやる」という子ではなかったです。「思いついたことをカタチにしたい」という欲求が強く、基本的には一人でパソコンを使い、やりたいことをやってしまうタイプでした。友達はいましたが、サークルを盛り上げて何かを達成したというような経験はあまりありません。

バイトは何をされていたのですか?

飲食や事務など、色々な仕事をしました。臨床試験の運用のアルバイトをしたこともあります。苦手だったコミュニケーションを磨けると思ったことと、出来高制のアルバイトをやってみたかったことが始めた理由でした。仕事内容は、いかに治験を人に紹介できるかというもので、自分が紹介した人が治験の審査を合格するとお金がもらえる仕組みです。治験はかなり厳しい基準があるため、規定外の食品を少しでも摂取すると血液検査に引っかかってしまいます。そのため、審査に合格するために、対象者に対して「お酒やコーヒーを摂取せずに、規則正しい生活を送ってください」などと言っていました。

信頼関係を築かないといけないということですよね。

そうです。それが本当に苦手でした。治験は、内容によっては25泊ぐらいする必要があるものもあります。そうすると、対象者は無職の方が多くなります。さらに、モニターの9割は男性で、ほとんどが30代の方のため、今まであまり話したことがないタイプでした。そういう方たちに、約束をちゃんと守ってもらうためにも毎日電話して「今日は何を食べましたか?」などと聞いていました。治験当日の朝にも、遅刻を防ぐために電話をしていました。摂取を禁止しているにも関わらず、当日の朝に「バナナを食べました」と言ってくる方もいました(笑)もし検査に落ちると、私の管理ミスで一切の給与が引かれてしまうため、そのような事態を防ぐために色々とチャレンジをしていました。結局、1番効果があったのは「あなたがこれを守ってくれないと、私の給料がどのくらい引かれてしまう」と真実を話すことでした。この経験から、苦手な人ともしっかり話せるようになりました。

「自己主張しても評価してもらえるんだ。いい会社だなって(笑)」

そこから就職活動をした際に、マクロミルを受けようと思ったきっかけってなんですか?

ベンチャーが集まる合同説明会があって、そこに行ったことがきっかけでした。就職活動を始めた時、特にやりたい仕事があったわけではなく、困っていたのです。そこで自己分析をやってみて、強いて言うならモノ作りの仕事をしたいかなと思い、最初はメーカーを受けていました。しかし、メーカーに新卒で入社すると、最初はほとんどが営業職になるため、イメージとは少し違うかなと考えていました。そんな時にマクロミルを知り、ここでマーケティングを専門的に勉強した方がイメージ通りの活躍ができるかもと思い、マクロミルを受けました。

その採用で印象に残っていることはありますか?

最初のグループワークが面白かったです。内容は、よくある数学の問題みたいなもので、『A、B、C、Dがいて、AがBより背が高く、Cが・・・』というものでした。その問題は、マトリクスを書けば答えを導き出せるものだったのですが、その発想がなかったため、自己流に解きました。そうしたら、一応答えが出たのです。ただ同じグループの方たちがその答えを全く信じてくれず、私もつい感情的になってしまいました。それにも関わらず選考を通過したため、良い会社だなと思いました。(笑)

「自己主張しても評価してもらえるのか」みたいな感じですね。

そうですね。

失敗した経験が生きて、新しい教育システムを確立。

そこからマクロミルに入社されたわけですが、今までで一番達成感のあった仕事はなんですか?

改革推進室に所属して、数字上で目に見えて業務改善ができたことです。今まで社員が行っていた仕事も「アルバイトさんにお願いできるのではないか」と提言して、移管できる業務は、アルバイトさんに全て移管しました。それによって、社員の労働時間を多少減らすことができました。当初は移管することに対して否定的な意見を言われたこともありましたが、問題がないことを証明し移管したのです。実際に運用してみても問題は特に起こらず、結果的に部内の生産性を大きく向上させることができました。それは達成感が大きかったです。

逆に苦労した仕事はなんですか?

トレーナーとして、新卒の教育を任された時です。私は教育が苦手な方かもしれないという自覚があったため、入念に準備をしておこうと思い、自習サイトのようなものを作りました。自分の知識を全部伝えるために、課題を羅列し、例題を作って、それを新卒の子に解いてもらいました。最初は、やはり上手くいきませんでした。新卒の子と仲良くなりすぎてしまい、上下関係をうまく築くことができなかったのです。そこで、トレーナーがいなくても新卒に教育できる仕組みを作れないかと思い、新しいシステムとアプリを一個作りました。その自習サイトは、今でも新卒が活用しています。

苦労した経験を活かして、新しい社内のシステムを生み出せているのはすごいですね。

もう一つ、新しく行ったことがあります。マネジャーに許可を取って、業務の生産性を高めるための塾を開いていました。中途入社の方からベテラン層までを対象にした塾を、5回ほど開催し、私が今までに開発した小さなツールやコードなどを全部アウトプットして、仕事が早くなる小技を伝えました。

その塾では具体的にどういったことを教えていたのですか。

業務を短縮できるツールを紹介したり、改めてショートカットキーやファイル整理などを教えたりしていました。このような、仕事の効率を上げる方法は沢山あると思っています。講座で実演し、皆さんには体験しながら覚えてもらいました。

「マクロミルのデータは万人に必要なサービスで、質が高い」

巽さんのモチベーションはどこからくるのですか?

自分の頭で考えたアイデアをアウトプットすることがすごく好きです。例えば、パワポで資料を作った時には、自分が作った資料を1日中見ていたいと思うことがあります。私が何かを作ることが好きなのは、作ったものを自分自身が見たいからだと思います。

なるほど、ではマクロミルの魅力とは何だと思いますか?

魅力は、手を挙げれば何でもできるところです。私は、マクロミルでなかったらこんなに沢山の仕事に挑戦できなかったと思います。学生時代の友人と話していると仕事に関する不満をよく聞くことがありますが、「自分で全部変えてしまえばいいのに」と思ってしまいます。マクロミルは、言い出しにくい空気がなく、例えば新卒が「これは意味がないから変えよう」と言い出しても、それをしっかりと検討して変えようとしていきます。この風土は本当に凄いと思います。それから、マクロミルのサービスは万人にとってマイナスになることがなく、全員にプラスになるサービスであるというところに大きなやりがいを感じます。特に自信を持って言えることは、リサーチ会社の中でも高品質なデータを提供できていることです。そして、今まさにグローバル化を推進していることも魅力の一つです。特に新卒にとっては、魅力的な環境なのではないでしょうか。

グローバルに活躍したい新卒にオススメということですね。

そうです。「挑戦者求む」という状況です。例えば、新卒三年目の社員がオランダに配属されているケースもあります。私も会社のミッションで英語を習っており、グローバルに活躍したいという方には、大きなチャンスがある環境だと思っています。あとは、副業が可能というのも特徴的だと思います。

副業が可能というのは驚きです!

副業が可能だと、ベンチャー思考の人が入社しやすいというメリットがあります。マクロミルに入ってベンチャーを立ち上げ、しばらくは平行して事業が軌道に乗ってから辞めていくという人もなかにはいます。

それでは最後に、巽さんの今後の目標ってどのように考えていますか?

私は仕事を効率化する仕組みを作ることや「もっとこうした方がいいのではないか」というアイデアを思いついたタイミングですぐ実行できることが強みだと気付けたため、そこをもっと伸ばしていきたいと思います。例えば、新しいサービスを生み出す時や、会社を立ち上げる際に、そこに行って1番ベストな運用スタイルや仕組みを創り上げる手伝いができたらいいですし、そういうプロになったらどこでも活躍できると思うのです。色々な経験を積むことで発想が広がり、それがまた仕事に活きると思うので、今のうちに沢山の経験を積み、生まれた良いアイデアをアウトプットしていきたいと考えています。

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