役員面接の際にしっかり好印象を与えられる逆質問の例3つと注意点【就活生必見】

就活生の多くは役員面接でする逆質問を用意している

キャリアパーク会員の就活生を対象に「もし役員面接の機会があったら、どのような質問をしてみたいですか？」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月6日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「もし役員面接の機会があったら、どのような質問をしてみたいですか？」

就活生の多くは、役員面接の際の逆質問で聞きたいことが多くあることがわかりました。「今後の展望」や「いい部下はどんな人か」など、ネットで調べても中々知ることができない事情について質問したいようです。本ページでは、役員面接の際に好印象を与えられる逆質問の例と注意点について紹介します。

役員面接の逆質問例①：会社のビジネス内容や経営ビジョン

役員面接における逆質問例の1つ目は、「御社のビジネスモデルを始めようと思ったきっかけは何ですか」です。役員面接とこれまでの面接との違いは、これまでは人事部の社員が面接官だったのに対して、役員面接では社長などその会社のかじ取りをしている人が面接官だということです。

したがって逆質問では、会社全体のビジネスやこれからの経営ビジョンなど、社長でなければ答えられない逆質問例を参考にすると良いでしょう。

企業研究は欠かせない

また、このような質問をするために、この会社のビジネススタイルや会社の業績などの企業研究が欠かせません。なので、ここで的を得た逆質問ができたら、「この学生はよく勉強している」と感じられます。

例として、「御社は2000年に入ってから、主な顧客ターゲットを法人から個人へと切り替えていますが、その理由を教えてください。私は、法人相手のビジネスのほうが収益性が高いと思うのですが」というように逆質問するのがおすすめです。

役員面接の逆質問例②：社長個人の夢や仕事の流儀

役員面接における逆質問例の2つ目は、「社長が会社経営で1番大切にしていることは何ですか」または「社長の夢は何ですか」などです。1つ目の逆質問例では会社のことを尋ねたので、今度は社長個人の夢や仕事の流儀を質問してみましょう。

一流のビジネスマンから指針となる言葉を聞ける

ある会社の役員にまで上り詰めた人というのは、みんな、一流のビジネスマンです。これから入社しようとしているあなたにとっては、目指すべき存在です。しかも、1度入社してしまえば、新入社員が役員と口を利く機会は例え機会があっても少なくなります。なので、役員面接を絶好のチャンスとして「これからあなたがどのようなビジネスマンを目指すべきか、その指針となる言葉」を聞きましょう。また、若者に仕事の流儀を聞かれて不快に思う役員やビジネスマンはいません。気持ちよく、仕事の流儀や夢を語ってくれるはずです。

役員面接の逆質問例③：入社後を踏まえた心構え

役員面接における逆質問例の3つ目は、「社会人となる心構えや、学生のうちにやっておくべきことを教えてください」また、他の例としては「もし御社に入社することになった場合、入社までに準備しておくべきことがありますか」です。この逆質問によって、あなたが内定獲得を最終目標にせず、すでに入社後を見据えて準備を始めているのを役員にアピールすることができます。

社会人として的確な準備ができる

また、入社が決まる前から社会人となったときのための勉強や準備を始める意思を示すことができ、高い勤労意欲を見せられます。「この子はすでに社会人になる心構えができている」と推測してもらえるはずです。また、ここで有益なアドバイスをもらうことで、あなた自身が社会人となるための的確な準備をおこなえるでしょう。

役員面接で金銭面に関する逆質問をするのは絶対にNG

ここまで役員面接で好印象を与えられる逆質問を見てきましたが、してはいけない内容もご紹介しておきます。それが、金銭面に関する逆質問です。「給料はどれくらいでしょうか？」「どのような手当がつきますか？」など給与に関わる内容の逆質問は絶対に避けましょう。役員に聞くべき質問ではないため、面接を突破するのは厳しくなりますよ。それまで印象が良くても、この逆質問をすることで一気にイメージダウンです。

おすすめの逆質問を紹介

逆質問を考えるのが苦手という就活生は多いと思われます。そこで活用したいのが「逆質問100例」です。こちらでは、一次面接、二次面接、最終面接の三段階にわけて逆質問を列挙しています。注意点やNG例も取り上げているため、マイナスの評価を防ぐこともできます。無料でダウンロードできるので、面接に備えていくつかピックアップしておきましょう。

役員面接では例のようにビジネス面・社長面・将来面に関する逆質問がおすすめ

役員面接時に好印象を与える逆質問例について見てきました。役員面接では、「審査されている」という意識はなるべく持たず、「会社のかじ取りをしている役員たちに社会人としての心構えや生き方を教えてもらう」という意識で臨みましょう。そうすれば、逆質問を求められたときにも、聞きたい逆質問例がたくさん思い浮かぶはずです。また、役員面接では「待遇面や給料」に関する逆質問は控えるようにしましょう。