2020年06月30日(火) 更新

【医療事務の自己PR作成】働く際に求められるスキルと書き方ポイント|好印象を与えられる例文もご紹介

学生が思う医療事務に必要なこととは?

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/16
■投票数:125

アンケートの結果、「パソコンの操作!」と回答した学生が、全体の27%となりました。続いて「人と話すこと!」が26%、「ストレス耐性!」が25%、「ホスピタリティ!」が22%という結果になっています。
医療事務の仕事は、受付業務からパーソナルデータの作成、レジでの会計まで多岐に渡ります。それらを踏まえたうえで、採用されるためには、魅力的な自己PRを作成しなければなりません。本ページで、医療事務の自己PRの書き方を見ていきましょう。

自己PR作成に役立つジェネレーター

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

医療事務として働く際に求められるスキル

ある程度のパソコンスキル

近年、明細書まで作成できる電子カルテを導入している医療機関が、増えています。そのため、医療事務として働く際には、ある程度のパソコンスキルが求められるでしょう。富士通のHOPEなどのソフトウェアを使いこなせるのが、医療事務としては理想的です。
パソコンスキルが求められるといっても、「何か難しい資格を取得しなければならない」というわけではありません。HOPEなどのソフトウェアを開いたときに、扱い方がなんとなく理解できれば問題ないのです。あわせて、受付が滞らない程度のキーボードを打つ速さ・正確さを身につけておきましょう。

患者と接するためのコミュニケーションスキル

医療機関には、老若男女問わずさまざまな患者が来院します。そういった患者たちと円滑な人間関係を築くには、コミュニケーションスキルがカギとなるでしょう。患者たちの性格を把握したうえで、適切な対応をすることが求められるのです。
医療事務は、「医療機関の顔」ともいえる存在です。医療事務と患者の仲が悪くなれば、医療機関そのものの評判が下がってしまいます。良い人間関係を築けば、医療機関の人気を高めることができるでしょう。また、努力をしたり責任感があったりすることも大切です。2年ごとに改正がおこなわれる医療事務に就くならば、常に努力をして新ルールを覚え、責任感を持ってミスのないように取り組むことが求められます。

医療事務を目指す人が知りたい自己PRの書き方ポイント

①専門用語を避ける

自己PRの書き方ポイント1つ目は、【専門用語を避ける】です。医療事務の仕事では、医療保険や医療費の算定に関する専門用語がいくつかあります。そういった専門用語を、自己PRで使うのは避けましょう。
自己PRの文章は、分かりやすく読みやすいことが前提です。採用担当者が、医療事務に関する専門用語を把握しているとは限りません。そのため、誰にでも分かる言葉に言い換えた方が、好印象を与えやすくなります。

②根拠となるエピソードを織り交ぜる

自己PRの書き方ポイント2つ目は、【根拠となるエピソードを織り交ぜる】です。「○○が強みです!」とだけアピールしても、その根拠がなければ、信ぴょう性の低い自己PRとなってしまいます。そのため、自己PRには、根拠となるエピソードを織り交ぜるようにしましょう。
自己PRでエピソードを伝える際には、具体性を持たせることが大切です。大会の成績や取得した資格などは、なるべく数値で結果をあらわすようにしてください。そうすることで、より具体性を持たせることができるでしょう。

③仕事にどう活かせるかをアピールする

自己PRの書き方ポイント3つ目は、【仕事にどう活かせるかをアピールする】です。採用担当者が気になる部分の1つとして、「自己PRでアピールした強みを仕事で活かせるか」が挙げられます。「○○という強みは、医療事務の○○業務で活かせると思います」という風に具体的に書けば、働く意欲をアピールできるでしょう。

④自己PRと志望動機を差別化させる

自己PRの書き方ポイント4つ目は、【自己PRと志望動機を差別化させる】です。自己PRと同じくらい頻出の項目として、志望動機があります。履歴書を書く際に、志望動機と自己PRをしっかり差別化できていなければ、曖昧な文章になってしまうでしょう。
志望動機は、その名の通り「志望した理由」を伝えるものです。対する自己PRは、「強みと活かし方」を伝えるものとなります。この2つの違いを把握したうえで、間違えないようにしましょう。

医療事務の自己PRで好印象を与えられる例文3つ

医療事務の自己PR例文を、3つご紹介します。上記でご紹介した3つのポイントを盛り込むと、魅力的な自己PRが作成できるでしょう。あくまでも例文ですので、参考程度に見てください

例文①コミュニケーションスキル

私の強みは、コミュニケーションスキルがあることです。高校3年生のとき、体育祭のチームリーダーとして後輩達に指導をおこないました。初めての体育祭でおどおどとしている子や、とにかく目立ちたい子など、さまざまなタイプの後輩がいたため、指導するのに苦労しました。そこで、私は後輩1人1人と話す時間を設け、本人の性格や体育祭での希望などを調査しました。調査を基に、おどおどした子には優しく指導しつつ、目立ちたがる人には役割を与えて、揉め事がおこらないように指導しました。その結果、人間関係に亀裂が走ることもなく、団結力のあるチームとして体育祭を迎えられました。このコミュニケーションスキルを活かして、貴院の患者さんと円滑な人間関係を築けるよう、努力いたします。

例文②努力家

私は、努力家です。大学時代、漢字検定の2級を受検したのですが、落ちてしまったことがあります。理由は、アルバイトや通学を言い訳にした努力不足です。ショックを受けた私は、すぐに次の漢字検定に備えて勉強スケジュールを作成しました。アルバイトや通学以外の空き時間を調べ、そのうちどのくらいを勉強時間にあてれば合格できるのか、綿密な計画を練りました。トイレやお風呂の時間もなるべく有効活用できるように考えて、毎日最低でも3時間は勉強時間を設けるように意識しました。その結果、次の漢字検定で2級に合格することができました。入社後は、この努力家な性格を活かして、2年ごとに改正されるルールや点数を、しっかり覚えたいと考えています。

例文③責任感がある

私が自己PRでアピールしたいのは、責任感があることです。大学時代、アルバイトをしていた居酒屋の趣向により、半日だけ店長業務を体験させていただきました。店長の業務は思っていたよりも大変で、帳簿をつけたり新人への指導をおこなったり、地味な作業も意外とありました。とくに、帳簿をつけるのには慎重さと正確さが求められるため、1人でこなすのはとても大変でした。しかし、与えられた仕事のため、責任をもって取り組みたいと思い、最後まで1人でこなすことができました。医療事務に就職した際も、1つ1つの医療費算定に責任感を持って取り組み、ミスをしないように努力する所存です。

求められるスキルと書き方ポイントを把握して医療事務の自己PRを作成しよう

医療事務の仕事では、パソコンスキルとコミュニケーションスキルが求められます。自己PRでは、この2つのどちらかをアピールすると良いかもしれません。医療事務の自己PRを作成する際は、【専門用語を避ける】【その医療機関を選んだ理由を伝える】【強みの活かし方をアピールする】がポイントとなります。例文を参考に、魅力的な医療事務の自己PRを作成しましょう。

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