株式会社リンクアンドモチベーション主催Co-Lab Gears
ワークショップの主催者である株式会社リンクアンドモチベーションは、2025年に行われる大阪・関西万博の共創パートナーです。
大阪・関西万博の目的である、SDGｓの解決に向けて、企業(産)・行政(官)・大学、研究機関(学)連携で共創できる社会を目指しています。
SDGsを『解決』するには、国を超え、セクターを超え、様々な人たちの『連携/共創』が不可欠です。
では、どのようにすれば、SDGsの達成に向けた『連携/共創』が生まれるのでしょうか？ AIが『連携/共創』を実現してくれるわけではありません。その『連携/共創』を牽引する確かな『リーダー』が必要です。
しかしコロナによって、様々な人たちと様々な壁を乗り越え、連携/共創する『リーダーシップ』を高め・鍛える機会が大きく制限されています。
そこで、今回ご紹介したいプロジェクトが、多様な人達との連携/共創の実現に導く「リーダーシップ」を育む機会を提供する、大阪・関西万博 TEAMEXPO2025 「次世代共創リーダー育成プロジェクト」（＝Co-Lab Gears）です。
Co-Lab Gearsは、社会問題を解決し、SDGs達成に導けるような学生プロジェクトを2025年までに全国で100個創出することをめざしており、2022年次で東京・関西・九州より、30個以上の学生団体が始動しています。
支援企業には、日立製作所やパナソニックなどの日本を代表する大手企業が関わり、8ヶ月間のプロジェクトの中で「リーダー」に必要なアドバイスをたくさんもらえることも大きな特徴になっています。また、全国に熱い仲間ができ、切磋琢磨できることも魅力です。
『アイデアソン』ではなく、『実行』する
課題解決に向けての解決策が目的ではなく、実行していくためのアイデアであり、あくまで「実行すること」がベースになります。
プログラム終了後も実行に向けて行動できるような考え方が身に付きます。
『1人』ではなく、『仲間』で挑戦する
長期プロジェクトのため、仲間との「葛藤」を経験し、乗り越える「知恵」を獲得することができます。
初期メンバー（※）は事務局側で集めますが、プロジェクトの途中からは自らプロジェクトに必要な人材を採用していただきます。
※各地域請謁20~24名予定、事務局の事前面談あり
『1から』ではなく、『0から』アウトプットする
既存の団体に入って役割を担うわけではなく、自ら団体を立ち上げ何もないところから価値を生み出していただくため、0からのアウトプットの力が身に付きます。
①感想、学び
プロジェクトを通して学んだことは「実行し続けることの難しさ」です。
はじめは「思考ばかりで実行できない」という課題を抱えていましたが、忍耐強く議論と実行を繰り返し続けることで「実行し続けることの難しさ」を認識し、メンバーで立ち向かったことで、ポップアップ開催という形でチームの理念を実現することができました。
②今挑戦していること
私の所属するOLEAは「大切な人に想いをおくる」ポップアップストアの開催に挑戦しています。「防災に取り組むきっかけをネガティブからポジティブに」という発想を発展させ、「大切な人に長生きしてほしい、守りたい」という人間の潜在ニーズに着目しました。防災用品の購入に「大切な人にプレゼントする」体験を盛り込むことで、無意識にポジティブに防災に向き合うことができると考えています。ポップアップストアの開催は、今年9月1日の前後1週間、関西エリアを予定しています。開催を成功させ、翌年、翌々年と全国に展開し最終的にはOLEAのビジョンである大切な人に防災用品をプレゼントする、という「新しい文化の創造」をしたいです。
※実際の様子
こちらのイベントは終了しました。
