2021年06月18日(金) 更新

エントリーシートは高校時代のエピソードでもいい?書き方を紹介

エントリーシートに高校時代の話を書くのはあり?

最終学歴が大学の場合は高校時代のエピソードは不可

大学在学中である、エントリーシートに高校時代の話を書くのはやめておいた方が良いでしょう。高校時代のエピソードは3~5年前のエピソードです。

人は生きている以上周囲から影響を受け、思考や価値観がどんどん変わっていく生き物です。そのため、ほんの数年前に考えていたことや大事にしていた価値観と現状が大きく異なってしまうのも珍しくはないでしょう。

大学を出ている場合は、最新の情報に近い大学時代の話を軸に据えるべきでしょう。もちろん、その補足として高校時代のエピソードを語るという方法や、高校時代に興味を持って、大学で経験したなどの、過程で高校時代が出るのは問題ありません。

最終学歴が高校なら高校時代のエピソードも有り

自分の最終学歴が高卒であれば、高校時代の話をエントリーシートに書いても良いでしょう。その場合は高校時代のエピソードは比較的最新の情報になりますので、現在の自分との齟齬はそれほど大きくありません。

高校時代のエピソードを繋げての記載は〇

大学を卒業している場合は大学時代のエピソードをメインに据えるのが基本ですが、もしどうしても伝えたい話があるのであれば高校時代の出来事を記載しても良いでしょう。

一例を挙げると、高校では部活に力を入れ、大学では勉強に力を入れた場合等でしょうか。この場合は部活動から勉強にシフトした理由や、それぞれに得たことを記載することで、長期的な軸を通した自己アピールをすることができます。
また、エントリーシートに「部活で頑張ったこと」という欄がある場合は、必然的に高校時代の話を書くことになるでしょう。

高校時代のエピソードが出る場合も、それによりどう考えるのか、今の自分の考えを補足し、記載するようにしましょう。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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エントリーシートが高校時代の話しだった場合の採用担当者の本音

採用担当者の本音①

採用担当者①

私は、設問次第で入れても良いという考えです。設問で「今まで頑張ったこと」「印象に残っていること」「部活で力を入れた出来事」など、時代を問わない言い方であれば高校時代の話をしても良いと思います。しかし、「学生時代」「大学で」といった内容の設問であれば、的外れな回答であると見なすため高校時代の話はNGでしょう。

採用担当者の本音②

採用担当者①

なしだと思います。そもそも、大学を出ているのにも関わらず高校時代の話をするのは「大学時代何もしていない」ということを言っているのと同じです。なんのために大学に出たのか、出なくてもよかったのでは?と私は思ってしまいます。高校時代にどんな素晴らしい業績を残していたとしても、大学で努力していないのであれば、過去にとらわれている人です。仕事では、過去の業績より現在進行形の業績を重視します。その点でも、過去にしがみつくような人は正直いりません。

高校時代のエピソードは書かないほうが無難

大きなリスクはないがメリットもない

エントリーシートに高校時代のエピソードを記載することによるリスクは特にありませんが、同時にメリットもありません。

そして、エントリーシートというのはマイナスをゼロにすることではなく、ゼロをプラスにする記載を行わなければいけない場ですので、メリットのない記載は極力避けるべきでしょう。

大学で学んだことがないと思われる可能性がある

高校時代のエピソードを主軸に据えた場合、相手からすると「じゃあ大学時代には何も学んでいなかったのか?」という考えになってしまいます。

自分をアピールする際には直近の情報を織り交ぜるのが基本であり、あまりに昔のことばかりを羅列すると、過去の栄光に縋っているようにも見えてしまうでしょう。

自己アピールは、原則的に過去ではなく未来に目を向けている内容が好ましいものです。未来を見据えて過去に行ったことをアピールする分には構いませんが、それがあまりにも昔の話になってしまうと、「じゃあ直近では未来を見据えて行動していないのか」ということにも繋がってしまいます。

「学生時代」と指定されている場合は高校時代のエピソードはなし

もしエントリーシートに「学生時代」という指定がある場合は高校時代の話は封印しましょう。基本的に「学生時代」と書かれている場合は、直近の学生時代の話になりますので、大学を出ている場合は大学時代の話を記載するべきです。

それを無視して高校時代の話に終始してしまうと、お題無視になってしまい、相手が求めている回答から大きくズレてしまいます。それでは自分に興味を持ってもらうのは難しく、結果的に選考を通過するのも厳しくなってしまうでしょう。

もし「学生時代」という指定がない場合でも、上述した通り直近の出来事を書くのがマナーの一つです。情報は常にアップデートされ続けるのが好ましく、そのために日々努力することが大切です。

人気企業内定者の「ガクチカ」を参考にしよう

大学時代に頑張ったことが見つからない場合は、人気企業内定者の回答を参考にしてみると良いでしょう。中にはあなたと同じような経験をしていて、それをうまくアピールできている内定者もいるのです。

そこでおすすめなのが内定者の「学生時代に頑張ったこと」まとめです。

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それでは、引き続き高校時代のエピソードを書くポイントを見ていきましょう。高校時代のエピソードを書く際にはまず「なぜそのエピソードを記載するのか」という点を明確にしておく必要があるでしょう。

大学を出ているなら本来は大学時代の話を書くべきなのに、敢えて高校時代の話を持ってくることにはそれ相応の整合性が必要です。高校時代の話を書くためには、まずその点をクリアし、相手に納得してもらう必要があるのではないでしょうか。

エピソードを選んだ理由を書く

高校時代の話を書く際には、「なぜそのエピソードを記載するのか」という点を簡潔に記載しましょう。選んだ理由を押さえることで、高校時代の話しであっても、採用担当者の不信や疑問が産まれません。

理由を書かないまま延々と高校時代の話を記載してしまうと、相手から高校卒業者であるという誤解を抱かれてしまう可能性があります。

その辺りはもちろん履歴書を見れば分かることなのですが、採用担当者は大勢のエントリーシートを確認しなければなりませんので、時に文章のイメージから判断されてしまうケースもあるかもしれません。

そういった誤解を生じさせないためにも、高校時代の話を書く際にはしっかりと理由も明記しておくことが大切です。

高校時代の経験が今に影響している内容を選ぶ

高校時代の話を書く際には、アピール内容が現在に影響している内容からチョイスしましょう。

例えば、高校時代から始めた趣味や特技を今もなお継続していることを記載したり、興味を抱いたことを続けて勉強している等が挙げられます。

それにより、話は高校時代だけではなく、現在に及びます。それは自身の直近の情報といっても差し支えありませんので、十分アピールする材料になるのではないでしょうか。

また、継続していることを今後どう活かしたいかという未来への展開としても繋げられます。未来を見据えて語る話になりますので、企業に対して大きなアピールになります。未来に向けて行動できる人材は、企業でも活躍できる可能性が高いものです。

エントリーシートに高校時代のエピソードは基本なし!書く場合は理由も添えよう

エントリーシートに高校時代のエピソードを記載するのは、基本的にはNGです。しかし、どうしても書きたい理由がある場合は、その理由をしっかりと明記しましょう。

エントリーシートは、面接につなげるための重要な書類です。いまのあなたの人柄や考え方、成り立ちが十分に伝わる内容で仕上げ、提出しましょう。

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