アウリガ・コンサルティング株式会社社長のエントリーシート
アウリガ・コンサルティング株式会社社長奈良井さんの紹介
大学では経営を学び、新卒で日本ユニシス株式会社へ入社。28年間SEとしてシステムの開発と運用に携わる。その後2001年12月にアウリガ・コンサルティングを設立し社長となる。
学生時代に頑張ったことは何ですか?
学生時代は勉強を頑張っていました。大学入学前から「経営」に興味があり、大学では経営学部を選びました。元々興味があったので、大学での授業が面白く、必ず毎回一番前の席で授業を真剣に聞いていました。
特に3、4年で学んだ「経営管理」「経済原論」は新鮮味があって、今でも覚えています。経営に興味があり、いずれは会社を作りたいと考えていたので、大学の授業は常に前のめりに聞いていました。その経験が今の経営にも活かされています。
社長になった背景や理由を教えてください
日本ユニシス時代では基幹系システムのSEを28年間していました。その経験から独立してもやっていけるだろう、という確信があり起業しました。基幹システムとは、企業がビジネスを行う時に経営に直結する業務システムのことです。経営に直結するシステムであるため、どんな会社でも基幹システムは使っていて、需要はなくならないだろうと考えていました。
また働いている間は、SEの枠を超えて色々任せてもらったのも大きいです。自分で新たな仕事の注文を受けたり、チームのマネジメントをしたり、色々な経験が自分の中に蓄積され、自信となり起業に至りました。
また当時働いていた、日本ユニシスの「進路支援選択制度」を活用できたのも背景の1つです。40代後半から50代前半の間に退職すると、会社が支援金を支給してくれる制度です。この制度でいただいたお金を創業資金に当てられたので、資金を集める必要なく独立できました。
あなたの強みは何ですか?
前職での経験が私の強みです。前職のSEとしての経験を今にきちんと活かすことができています。
また経営学部に所属していたので、学生時代にも財務、会計、労務を経験しています。前職では、人事労務関係のコンピューターシステム、財務会計システムなど経営に必要なことについて実践で経験してきました。
この「経験」という強みは、会社を設立してからより実感しています。様々な経験があるので、起業した時に会社の方針を決めるのに苦労しませんでした。今までの経験から、無駄なことは徹底して省く経営をしようと考え、現在もその方針は続いています。これからもこの経験を活かして、基幹系システムを中心とした業務系システム以外は取り組まないです。
もし転職するならやってみたい仕事を教えてください
今の仕事が一番向いていると感じているので考えたことがないです。他の仕事は「大変そうだなあ」とよく感じるので。
私には基幹系システムを中心とした業務系システムの構築と運用が一番向いています。それに今まで培ってきた「経験」を活かさないのは、すごくもったいないことだと思います。今までも業界や職種を変えることは、1度も考えたことがないです。今行っているお客様の基幹系システムを中心とした業務系システムの開発と運用を、これからも継続していきます。