2020年06月23日(火) 更新

【リース業界への就職を決める志望動機の書き方】採用担当者の心を掴む押さえるべきポイントと例文

リース業界を目指す志望動機の書き方を身に付けよう

名前は聞いたことがある就活生もいるであろうリース業界ですが、実際にどのような職務をおこない、また就職の際に志望動機などを書けばいいか知っている人は少ないのではないでしょうか。金融業界のひとつの業態でもあるリース業界への志望動機は、他の金融業界と同じような志望動機を書けばいい、ということはありません。

リース業界には、他の金融業界とはまた違う能力を求められることも大いにあるからです。企業研究などをおこない、リース業界の基本的な知識を身につけた上で、自分の能力をしっかりとアピールできる志望動機を書けるようにしたいところです。この記事では、リース業界についての基礎知識と、リース業界向けの志望動機の例文とポイントをまとめてみました。

リース業界について知っている就活生は少数

キャリアパーク会員の就活生を対象に「リース業界って知っていますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 知らない
  • レンタルで提供する

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「リース業界って知っていますか?」

アンケート結果から、リース業界について知っている就活生は少ない傾向にあることが分かりました。「レンタルで提供する」という漠然とした答えがあるものの、「知らない」などの回答が目立ちます。そこで、本ページでは、リース業界の概要を押さえつつ、魅力ある志望動機作成の方法を紹介していきます。

リース業界の扱うモノはオフィス用品や航空機など幅広い

リース業界の仕事内容に関しては、なんとなく会社にFAXやパソコンなどを貸している、というイメージがあると思いますが、企業によってさまざまなものをリースしています。オフィス用品や社用車などの日常的に見かけるものだけでなく、テーブルや、オフィスのパーテーション、航空機、土木工事に使うさまざまな機械など幅広く扱っています。ほとんどのリース会社が対企業で営業していますが、レンタカーなどは個人が対象です。リースは、ファイナンス・リース契約、オペレーティング・リース契約に分けることができます。

ファイナンス・リースとは

ファイナンス・リースとは設備機器の導入を目的に資金調達する手段のひとつです。ノン・キャンセラブル(解約できない)とフル・ペイアウト(すべての利益を得るために、物件に係るコストをすべて支払う)の2条件を満たすものの事を指します。

オペレーティング・リースとは

オペレーティング・リースとはリース期間終了後の価値価格を設定したり、中途解約が可能である等、賃貸借色の傾向が強い契約です。物件はリース会社が所有しているので、物件にかかる費用はためリース会社が行います。

志望動機に使いやすいリース業界の魅力

リース業界の志望動機を書く際は、リース業界独特の特色を入れ込むのもいいでしょう。志望動機では、リース業界全般で言える魅力をうまく取り入れて志望動機に繋げましょう。リース業界の魅力は志望動機のひとつとして書きやすいです。それではリース業界の魅力を確認しましょう。

リース業界の魅力

  • リースは取引額が大きいので、大企業でなければ、社長や役員を、若手の時から相手にできる
  • 取引する相手が決まっていないので、さまざまな業界の経営者を相手にすることができる
  • 現在のリースはほとんどが法人向けだが、今後は個人向けのリースの需要が急激に高まりそう

このようなことを、志望動機にうまく盛り込むことで、やる気や意欲をアピールできると思います。ただ、これだけだと、リース業界だったらどこでもいい等と思われてしまいます。その企業ならではの特徴と、それが自分とどれだけ相性がよく、会社貢献できるということかもアピールの要素として、しっかり書き込みましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

リース業界の志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

志望動機ジェネレーターなら、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの志望動機が完成します。
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リース業界の志望動機の書き方

リース業界は、扱うモノや、契約の違いによって、内容が大きく異なることがわかりました。つまり、企業ごとにそれぞれ特徴があるということです。それではリース業界の志望動機を書く際には何をすればいいのでしょうか。志望動機を書くにはしっかりとした準備も必要です。ここではリース業界の志望動機を書く際にするべき事について紹介します。

情報収集して他社と比べたリース会社の特徴を掴もう

どの業界、企業でも同じことですが、志望動機を書くときは、その企業について徹底的に調べましょう。会社案内やホームページなどをみて、社歴、取り扱う商品やサービス、社風や働いている人の声などの項目を調べます。また時間が許せば競合他社との比較などもしておくといいでしょう。

また可能であれば、OB・OG訪問などで、自分の肌でその企業を感じてみるといいでしょう。その肌で感じた事をそのまま志望理由として書けば、オリジナルの志望動機ができあがります。さまざまな、志望動機の例が出回っていますが、結局、自分の言葉で書いた志望動機文以上に、面接官の心に響く志望動機はないのです。

自分はリース業界に向いているタイプか、適性を診断してみよう

自分の適性や性格が、リース業界の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。
My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分がリース業界に向いているタイプか、診断してみましょう。

リース業界の志望動機例文2選

リース業界への就職を希望するのであれば、一番重要になるのが「何故リース業界への就職を目指しているのか」になるでしょう。志望動機にはこのことを踏まえつつ、リース業界へ就職することに対しての情熱を伝えることが必要になります。既に述べた通り、事前に調べた各企業ごとのリース商材や、企業自体の特色などをしっかり取り入れていくことも大事です。

企業研究や業界研究で出てきた企業の特色と、自己分析などで得た自身の特徴や長所を比べた上で、企業においてその長所をどのように生かせるかをアピールした志望動機を書くようにしましょう。
実際に書く際の参考として、リース業界へ志望動機を提出する際の例文と、各例文のポイントをまとめてみました。

例文①

例文①

私はリース業を通じて、企業にとっての縁の下の力持ちになれる仕事に携わりたいと思い、貴社を志望いたしました。リース業の基本は企業のニーズに応え、機材や商材のレンタル・リースをおこなうことを知った際、やり甲斐があると感じました。大学ではサークル活動の補助や必要な物を補充するマネージャーのような活動をおこなっており、自分の能力を生かせることであると積極的に取り組んでいました。将来は研修を重ね、貴社が展開していらっしゃる世界規模のリース事業にも関わりたいと思っております。

リース業に就いた際、志望者がどのようなことをおこないたいかを最初に記載するのは、採用担当者の目にも止まる良い書き出しです。学生時代の実体験とリース業の本質を踏まえた上で、就職後の将来的な展望を感じさせる内容になっています。企業のおこなっている事業展開についても、積極的に関わりたいという意思を感じられる内容です。

例文②

例文②

私は建設リースの立場から建設業界を支え、人々の生活に活気をもたらしたいと考え、御社を志望しました。建築業界は近年の大型商業施設の建築など、街のインフラや施設近隣の活性化にも関わる業界であると感じています。それらを支える建築リース事業に関わることで、地域活性化に貢献できればと考えています。私は大学時代にアルバイトの中で営業に近い仕事をおこない、人のニーズを捉え問題解決をする経験を積みました。御社に就職した際は企業のニーズを捉え、リースによって問題解決をおこない、質の高い施設建築などに役立てればと考えております。

こちらは建築リースという、リース業界の中でも限定された事業をおこなう企業に向けた志望動機となっています。こういった特定の分野に特化したリース業の場合、業界研究としてリース先についてもしっかり傾向を把握した上で志望動機を書く必要が出てきます。

リース業界の扱う商材は幅広いので会社ごとの特徴を志望動機に盛り込もう

どんなものをリースするのかによって、必要とされる知識や適性が大きく違います。自分が内定を得たいと思うリース会社が見つかったら、その会社ならではの特徴を掴んだ志望動機を書いてください。具体的な内容のない薄っぺらな志望動機は、採用担当者にはすぐわかってしまうでしょう。リース業界全体の傾向や魅力なども調べてうまく組み込むと、より魅力的な志望動機になります。

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