2018年08月24日(金) 更新

証券会社の志望動機を作成するコツは?【取り入れるべき要素と例文3つ】

証券会社の志望動機に取り入れるべき要素は?

志望動機は、就活の面接の結果を左右するものです。もちろん、証券会社でも志望動機が持つ面接での評価の意味は大きいです。そのため、志望動機は、面接の準備の段階から入念に考えましょう。また、証券業界や証券会社ならではの志望動機を書くために必須となる要素はあるのでしょうか。就活生からも人気である証券という業界の中で、他の就活生との競争に勝ち残るためにも、取り入れるべき要素を押さえておきましょう。採用担当者に納得してもらえるような志望動機を書くことが出来なければ、いい評価は得ることが出来ません。

証券業界を選択した理由

就職活動では、数十種類の業界に分類した状態から、業界や企業を選択します。数ある業界の中から、なぜ証券業界を選択したのかを説明出来ることが志望動機を考えるスタートになります。さらに言えば、証券業界は、大きく見れば金融業界の1つです。金融業界は他にも存在する中で、なぜピンポイントに証券業界を選んだのかまで説明出来ることで、志望動機としての完成度は高まります。また、この選択した理由を話す時に、実体験を基にしているとより説得力の増す志望動機になります。証券という業界に馴染みのある学生は多くありません。その中で、小さな出来事でも経験として証券に関してのエピソードを持っているならば志望動機に盛り込みましょう。

証券会社を選択した理由

業界についての理由とは別に、その会社を選択した理由も志望動機として説明しなければなりません。証券会社と一口に言っても、実態は企業によって異なります。扱う証券の分野を限定する証券会社もあれば、幅広く取り扱う証券会社もあります。また、外資系である証券会社、インターネット取引に重点を置いている会社もあります。このような違いを把握して始めて、志望動機を考えることが出来るようになります。証券会社の中でも、自分がなぜその会社をよいと感じたのか、また、他の会社ではだめだった理由まで、志望動機にしましょう。「なぜ」や「どうして」という理由を深く問われるのは、証券会社に関わらずどの企業の面接でも行われます。いつ聞かれても対応できるような準備を心がけましょう。

やりたい職種について

証券会社が持つ特有の仕事は、大きく4つに分類することが出来ます。証券会社では、就職活動を行っている段階から、やりたい職種を絞ることが求められる場合があるので、あらかじめやりたい職種を決めておきましょう。さらに、やりたい職種を決めていれば、志望動機を話しながら、業界研究や自己PRまで兼ねることが出来ます。面接では、聞かれた質問の大筋を逸脱しない範囲で、他のこともアピールするのも回答としてのテクニックの1つです。無理やり自分の話したいことに話題を逸らすのは、問題があります。しかし、話題を上手に盛り込み、採用担当者からの興味を得ることが出来れば、評価を高めるチャンスが増えます。証券会社の志望動機でも、職種の選択から得意なことを話せば、志望動機の項目でも業界研究や自己PRも兼ねることが出来ます。

証券会社とは?

引き受けや取り次ぎ・有価証券の売買を行なう

個人の投資家が、有価証券を注文する時には、いくつかの手続きが必要です。このような手続きの引き受けや取り次ぎを行うのが、証券会社の仕事として成り立っています。ここで得る手数料は、証券会社の収入源として大きな役割を果たしています。また、そういったノウハウを基に、証券会社も独自に有価証券の売買も行っています。就職活動で大切なことの1つは、実際に企業がどのような業務を行っているのかを知ることです。そして、業務を知るためには、企業がどのような仕事を通じてお金を稼いでいるのかをイメージしましょう。株式会社として、企業が成立している背景には、事業を通じて収益を得ているからです。これを知ることで、業務について理解を深めることが可能になります。証券会社においても、お金の稼ぎ方から、具体的な仕事のイメージを連想することが可能です。

証券会社の仕事は大きく分けて4つ

どの業務も深い専門知識が必要で、経済情報の変化も早いので、業務を行えるよう知識を深めたり、自己勉強を積み重ねなければいけません。

■(1)ブローカー業務
ブローカーとは、証券を売る側と買う側の間に立ち、取り次ぎを行う業務です。
取り次ぐ際には投資家から委託手数料を受け取ります。

■(2)ディーラー業務
一般投資家と同じように、証券会社が自分のお金と自分の判断でチャートや板情報と呼ばれる専門ツールを見ながら、有価証券を売買することです。株式のニュース番組なんかを見ているとたまに仕事の光景がうつされていることがあります。

■(3)アンダーライター業務
株式会社や国が、株式や債券を新たに発行するとき、証券会社が売り出す目的をもって、その全部または一部を買い取る業務です。仮に売れ残った場合には、証券会社が引き取ります。

引き受けとは、有価証券を引受会社(証券会社など)が買い取り、募集や発行を行うことです。売り出しとは、発行済みの証券が対象なだけで、引き受けと業務自体変わりません。

■(4)セリング業務
セリング業務は、新たに発行される証券やすでに発行された証券を、不特定多数の投資家に販売したり、勧誘をしたりする業務になります。引き受けと似ている部分がありますが、証券が売れ残った場合に引き取らなくても大丈夫です。

俺たち株の初心者!でも、証券会社とは何か?について分かりやすく解説しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

証券会社の志望動機を作成するコツは?

あらかじめ業界の動向をチェックしておく

どのような企業や業界の選考を受けるにしても、あらかじめ業界の動向をチェックすることは大切です。そして、証券会社においても、動向の変化に目を光らせておきましょう。業界最新の情報を知っていることが出来れば、それだけ本気で入社したいという意志を見せることが出来るためです。特に、現在の証券業界ではフィンテックに関する情報は必ずチェックしておく必要があるでしょう。フィンテックに関する対応は、いかなる証券企業においても急務の課題とされているからです。また、フィンテックのような新しい技術に関しては、新しい社員に託す可能性は十分に考えられます。だからこそ、面接の段階から、フィンテックに対する知識を語ることで、採用担当者の印象に残ることが期待出来ます。

向き不向きを把握しておく

志望動機を作成する前に、証券会社で働くために向き不向きを把握しておくことも大切です。いくら証券会社で働きたいと考えていても、面接の中で適性があると採用担当者から判断されなければ面接を通過できないためです。また、仮に面接を突破し、入社できたとしても、証券会社に向いていないと長く働くことの出来ない業界であるためです。証券会社は、証券を扱うための知識を持っていることは当然として、扱う証券の業界ごとの専門的な知識も要求されます。そのため、新しい知識を獲得することを好む人は証券会社に向いていると言えます。また、有価証券の取引には、細かな手続きを欠かすことが出来ません。そのため、物事を丁寧かつスピード感を持って取り組めるような信頼のおける人にも向いている業界でしょう。反対に、自分から学ぶことが苦手だったり、大雑把な人には向いていない業界です。

企業理念と乖離した内容にしない

企業は、必ず企業理念を掲げています。そして、その企業理念を何よりも大切な価値観として位置付けています。説明会に参加する時にも、企業理念について詳しく説明をしない企業は存在しないでしょう。それは、就活生が自社を受ける時に、企業理念を理解した上で面接などに参加して欲しいという企業からのメッセージでもあります。企業が大切なものとする企業理念なので、志望動機を書くときに乖離した内容にしないようにしましょう。もし、企業理念と乖離したような志望動機しか書けないとするならば、その企業との相性はよくないことの証明です。また、1つ勘違いをしない方がいいことは、企業理念をそのまま用いるような志望動機を書く必要もないということです。安易に企業理念に共感したと志望動機で言うのは、却って印象がよくありません。企業理念と乖離しない範囲で、根拠を持った志望動機が一番です。

業界用語を多用しない

証券会社には、特有の専門用語があります。この専門用語を面接などで多用すると、言葉の意味もわからずに使っていると思われてしまうことがあります。もちろん、学生のうちから証券について熟知していれば、違和感なども出ないため採用担当者にもそれが伝わります。しかし、証券について学んで日が浅いうちに業界用語を多用しているようだと、採用担当者の違和感に繋がります。自分をよく見せるために無理をすることを、面接では期待されていないので、面接の合格も遠のいてしまうでしょう。そもそも、日本の証券会社であれば、就活の段階から証券業界に深く関わりを持っていなくても問題がありません。入社が決まった後に、詳しく勉強すれば十分に間に合います。

証券会社の志望動機でNGな内容は?

基本的に志望動機を書いたり答えたりする際には、正解と呼ばれる内容はありません。自分の経験に基づき明確に理由を説明することが出来れば、採用担当者は回答に対して一定の納得をしてくれるはずです。しかし、正解はなくとも限りなく不正解な志望動機は存在します。もちろん、理由が伴っていれば、採用担当者からの納得を得ることも出来るかもしれません。しかし、わざわざ無理をする必要もありません。少しでも合格を近づけるために、証券会社の志望動機でNGな内容を押さえておきましょう。

「共感した」「感動した」

証券会社の企業理念を用いて、市場や社会に貢献している姿に感動したといった志望動機は、真っ先に思い浮かびます。しかし、ただ感動を伝えるだけでは自分の感想でしかありません。採用担当者としても、志望動機として感想を伝えられるだけでは、ユーザーのままでもいいのではないかと判断するしかなくなってしまいます。証券会社が持つ特徴やいい所を上げて、「共感した」や「感動した」といった感想を述べる志望動機は、避けるようにしましょう。もし、共感や感動したことを志望動機にする時は、自分の経験を踏まえた具体性のある内容が好ましいです。自分の経験から来る感動を述べながら、その証券会社で働く意味を提示出来れば、採用担当者も納得する志望動機に仕上げることが出来ます。

「成功したい」

企業は、社会的な役割を果たすために存在しています。もちろん、大きな利益を得ることで会社を大きくし、成功を手にすることも企業として必要なことです。しかし、その成功も基を辿れば社会的な役割を果たすための1つの手段でしかありません。企業が存在をする意味を考えた時に、成功したいという個人の願いを掲げる就活生は口先だけの言葉に聞こえます。世の中には、色々な企業があるため、個人の成功を促すことが企業の価値と捉える企業もあることは事実です。しかし、人柄を重視する証券会社や社会的な役割を大切にしている証券会社では、通用しない考え方でしょう。ただひたすら「成功したいから入社したい」という志望動機しか思い浮かばないようであれば、自己分析からやり直しましょう。

「勉強したい」「学びたい」

企業で働くことは、ビジネスを行うということです。仕事の1つ1つが、企業の利益に関連し、企業の存続に影響を及ぼします。そのため、「勉強したい」や「学びたい」という学校のような理由を志望動機にしないようにしましょう。就活の段階では、まだ学生であるため、そういった考えが浮かびやすいのも仕方のないことです。しかし、企業と学校では、所属する意味が違うことを勘違いしないようにしましょう。企業の採用担当者から見た時にも、志望動機に学ぶことを掲げる就活生は学んだ後にどうしたいのか疑問に思います。学んだ後に、独立をされたり、別の企業に移られても企業としては旨みも少ないと考えるのが一般的でしょう。もちろん、ビジネスで活躍するためには、学ぶことも必要です。しかし、志望動機の中心が、学びであるような内容になっていないのか注意しましょう。

証券会社の志望動機例文

志望動機例文①

私は、お客様の大切なお金の取引に関わる中で、誰よりも信頼をされるような人間になりたいと考えています。金銭に関するトラブルは、大小問わずどこでも誰にでも起きると考えています。そして、その中でトラブルが起きないようにするためには、お互いに信頼関係を築くしかありません。御社では、何よりもお客様への信頼を企業理念として掲げています。その御社で働くことを通して、私も安心してお客様が証券の取引を出来る環境を作ることに貢献したいです。そして、お客様との信頼関係を築くために必要なことは、客観的な数字の根拠であると認識しています。そのため、大学にて学んでいた統計学の知識も発揮したいです。統計学で学んだ客観的な数字の力を、お客様の信頼に役立てたいです。

志望動機例文②

私は、日本の経済がもう一度立ち直り、世界的な競争力を回復させることを願っています。そのために、証券会社で直接日本経済に働きかける事業に携わりたいです。このままでは、日本の経済が下降し続けることは明らかです。そして、それを解決するためには、日本を代表する世界的な企業が増えるしかないと考えています。また、このような世界的な企業が1つではなく、いくつも出てこなければ意味がないとも考えています。そのため、可能性のある企業に資金をもたらすことの出来る証券会社で働きたいと思い至りました。特に、御社では、成長段階である企業を中心に取引を行っているように映りました。だからこそ、証券会社の中で、御社で働くことを志望しました。

志望動機例文③

私は、新しいことに挑戦することを好んでいます。そのため、フィンテックへの対応が十分ではない、日本の証券業界で挑戦出来る環境を求めています。金融業界に属している証券業界でも、間違いなく世界で起きているフィンテックの変化に対応しなければいけないでしょう。しかし、まだまだ具体的な改善がされていないおらず、手探りの状態に見受けられます。そのような危機的状況にある証券業界であるからこそ、新しいことに挑戦できる環境であると私は捉えています。まだまだ未熟であるからこそ、任せてもらえることは少ないかもしれません。しかし、御社では、若手社員にも任せるような社風があることをOB訪問の際に感じました。ぜひ、御社で新しいことに挑戦し、日本のフィンテックをリードする企業にしたいです。

証券会社での志望動機は具体性のある内容にする

証券会社は、学生にとって馴染みのある業界ではありません。だからこそ、具体的な志望動機の内容を目指しましょう。志望動機を具体的な内容に出来るということは、それだけ業界研究を詳しく行ったという証明になります。反対に言えば、志望動機を具体的に書けないということは、業界研究も甘いという受け取られ方をしてしまう可能性があるということです。このようにそのまま採用担当者に受け取られてしまうと、志望度が低いのではないかと疑われてしまうでしょう。そういった事態を防ぐためにも、志望動機を具体的な内容にしましょう。

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