2016年11月29日(火) 更新

東芝機械の業績や活動から見る企業の評判

東芝機械はプラスチック押出機などを製造している

評判を見ていく前に、事業内容を見ていきましょう。東芝機械は総合機械メーカーで、数多くの機械を製造し販売しています。1938年に芝浦工作機械として設立したこの会社はプラスチック押出機、ダイカストマシン、射出形成機やロボットまで様々な機械を手がけてきた企業です。特にダイカストマシンでは、世界において高いシェアを獲得しています。ダイカストマシンというのは、金型に金属を流し込んで製品を作るという製造機械です。では、評判を知るために業績を見ていきましょう。

堅調な売り上げを守っている

業績には、クチコミからは分からない評判を知ることができるものです。東芝機械の平成28年における有価証券報告書によると、売上高の推移が横ばいをたもっているのが分かります。平成24年には119,550(単位:百万円)、平成25年には120,899、平成26年には113,062、平成27年は124,373、そして平成28年は117,259となっているのです。大きく上がることも下がることも無いため、業績としては堅調と言えるでしょう。業績の観点からは、評判が良いと言えます。

博覧会や展示会への出展に意欲的なのが東芝機械

東芝機械は、各種展示会や博覧会への出展に意欲的です。国内においては「国際ロボット展」「モノづくりマッチングJapan」「メカトロテックジャパン」などに参加し、海外では「中国国際工業博覧会」「ROBOT WORLD」「Southern Manufacturing」などへ参加しています。アメリカ、中国、欧州など様々な地域で催されるイベントに参加しているのです。東芝機械は、世界的な企業として知名度や評判を獲得しているといえるでしょう。

CSRも東芝機械が評判な理由の1つ

東芝機械はCSRに積極的な姿勢を見せ、「CSR報告書」というものを公表しています。そこには、会社の概況や従業員の様子まで書かれているのです。具体的なCSR事業としては「公共施設でのボランティア活動」があり、その内容は「工場周辺の美化活動」「草取り」「河川の清掃」などがあります。こうした地域住民への奉仕だけでなく「調達先」「従業員」「株主」など様々なステークホルダーへ向けたCSRも、評判な理由でしょう。

労働環境に差はあるが勉強できる部分に評判がある

東芝機械は大きな会社なので、部署によって職場環境は異なります。経費削減のあおりを受けて、残業廃止の方向へ向かっているところでは月10時間ほどしか残業時間はありません。しかし、多い部署では、80時間ほどの残業が発生するところもあるのです。ただ、管理職にならない限り休日出勤はまずありません。勉強に対する環境は揃っていて、受講料免除の制度や大学教授を招いての講習会を行うなど、様々な点で勉強しやすい状況となっています。労働環境に差はありますが、勉強できる部分は評判が高い理由でしょう。

東芝機械は勉強熱心な社員を求めている

東芝機械は機械を扱うため、理系の方がメインとなって働く職場と言えます。また、勉強できる環境があることから、勉強熱心な方にとっては良い職場となるでしょう。評判によると海外子会社が多いため、意欲的な方は海外で働くこともできます。理系の専門分野を極めたいという意識があり、グローバルな仕事をしてみたいという方を会社は求めていると考えられるでしょう。

出展に意欲的で勉強できる環境が整っているため東芝機械の評判は高い

東芝機械の業績や活動から見る企業の評判について見てきました。東芝機械は東芝グループ傘下の企業ですが、規模はとても大きなものとなっています。特に、ダイカストマシンという製造機械のシェアが世界的に見ても高く、世界各地の展示会にも意欲的に参加している企業です。業績は堅調で、CSRへの取り組みも欠かしていません。会社が求めている人材は勉強熱心な方となります。こういった出展に意欲的で、勉強できる環境が整っているのが、評判の理由です。自分の専門分野を極めてみたいという意欲や世界で働きたいという人にとって魅力的な会社と言えるでしょう。

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