2017年07月19日(水) 更新

東芝を受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

東芝の労働環境について①:業務内容

顧客への感動や驚きを届けるため、社会の安心と安全を支え続けるためにイノベーションを起こし付ける企業、東芝。エネルギー事業、ストレージ事業、ヘルスケア事業の3事業を主力に展開しています。
業務内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要ですが、東芝はワーク・スタイル・イノベーションにより働きやすい社内風土が整っています。まず初めに業務内容から確認しましょう。

事業内容は社会インフラからヘルスケアまで多岐にわたる

東芝では電力・社会インフラ事業・コミュニティ・ソリューション事業・ヘルスケア・電子デバイス事業・ライフスタイル事業などを事業内容としています。各事業内容の詳細は以下の通りです。

◆電力・社会インフラ事業
火力・水力・原子力発電システム/燃料電池/太陽光発電システム/電力流通システム/計装制御システム/駅務自動化機器/交通機器/電動機/電波機器/官公庁システムなど

◆コミュニティ・ソリューション事業
放送システム/道路機器システム/上下水道システム、環境システムなど

◆ヘルスケア
重粒子線照射システム/センシングデバイス(リストバンド型活動量計、生体情報センサ)など

◆電子デバイス事業
小信号デバイス/光半導体/パワー半導体/ロジックLSI/イメージセンサ/アナログIC/NAND型フラッシュメモリ/ストレージデバイスなど

◆ライフスタイル事業
ノートパソコン/タブレットなど

事務系と技術系による職種の違いで業務内容も異なる

東芝の業務内容は事務職と技術職とで異なります。職種ごとの業務内容一覧をご確認ください。

◆事務系の業務内容
海外営業・国内営業/事業企画/生産管理/総務・人事/財務・経理/調達/法務/知的財産など

◆技術職 の業務内容
研究開発/開発設計/システムエンジニア/セ-ルスエンジニア/生産技術/品質管理/知的財産など

配属先に関しては、本人の希望とスキル、求人部門とのマッチングを図った上で入社前に配属先を決めるという、「配属予約制度」になっています。入社前に勤務地も含めて配属先が決まります。

東芝の労働環境について②:労働時間

次は気になる東芝の労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは長く働けるかどうかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられている東芝は、「はたらきやすい企業」の上位に常にランクインしています。その労働時間や環境を確認しましょう。

「ワーク・スタイル・イノベーション」により働き方の改革を行う

東芝では、ワーク・ライフ・バランスの促進に向けた活動として、「ワーク・スタイル・イノベーション (WSI) 」という独自の名称でおこなっています。仕事はメリハリをもって効率的におこない、プライベートではリフレッシュしながら自己啓発し仕事の付加価値化に繋げる、「正のスパイラル」を創り出すための活動です。東芝グループは、従業員それぞれが仕事に取り組む意識とやり方を変え、生産性を高める活動を進めています。
2016年度の東芝の一人当たり総実労働時間は2,076時間でした。年間時間外労働時間は403時間です。東芝では、多様な人財の活用と「ワーク・スタイル・イノベーション」促進の観点から、時間外労働を前提としない働き方への転換を進めています。時間外労働を削減するための取り組みは下記の通りです。

柔軟な勤務制度により働き方に

「ワーク・スタイル・イノベーション」により、勤務時間中の働き方も変化しています。裁量労働制や、フレックスタイム制(労働者が必ず労働しなければならない時間帯『コアタイム)と、選択して労働可能な時間帯『フレキシブルタイム』に分けることが一般的)もあり、営業、開発・設計、スタフ部門で約95%の従業員が活用です。
一部の事業場では在宅勤務を試験的に導入し、通勤時間などのロスを少なくし家事をこなしながらなど、業務に集中できるようにしています。

長期休暇制度や「家族の週間」で時間を確保

長期休暇制度によりリフレッシュ可能です。詳しくは、自己啓発、社会貢献活動、私傷病(含不妊症)、育児、介護、看護など、明確な目的意識のもとで従業員が個人別に積み立てた年休(最大20日)を活用できます。
国が定める「家族の週間」の取り組みにより、期間中は週2日間以上の定時退社日を設定し、当日は館内放送による意識づけ、定時後の職場巡回を実施しています。

東芝グループ各職場での長時間労働改善の動き

部門や事業場ごとに長時間労働是正の取り組みを展開しています。事例を社内ホームページ上に公開し、良い事例は積極的に取り入れています。例として、ターゲットタイム(退社時刻)の申告、日曜日出勤の禁止、深夜残業の原則禁止、集中タイム設定、定時以降の会議原則禁止などです。

東芝は休暇制度も充実している

東芝の魅力として、休日制度の充実が挙げられ、完全週休2日制(土・日曜)、祝日、年末年始休暇、有給休暇(初年度23日、2年目以降24日)、赴任休暇、結婚休暇、慶弔休暇、ステップアップ休暇などが用意されています。仕事で溜まった疲れを休みでリフレッシュしましょう。

東芝の労働環境について③:働くやりがい

東芝の根底にあるのは、創業者から130年以上にわたって受け継がれてきた「飽くなき探究心と情熱」、そして現在掲げているスローガン「人と、地球の、明日のために」に集約される理念です。
「働きやすい会社」の上位にランクインされる東芝では、恵まれた労働環境のもとで、ユーザーや環境へのやさしさを考慮した製品開発が行われています。東芝ならではの方法により、自ら成長の原動力を創り出していく「創造的成長」を実現しています。

エネルギー事業などを行う東芝の業務内容は技術系と事務系で異なり労働時間はワーク・スタイル・イノベーションにより安定している

創業130年を超えて世界への挑戦を続ける東芝。事業内容はエネルギー事業、ストレージ事業、ヘルスケア事業の3事業が中心で、技術系と事務系で業務内容が異なります。
労働時間と残業時間は職種や個人の裁量にもよりますが、「ワーク・スタイル・イノベーション」の取り組み位より、働きやすい環境が整えられています。働くときはしっかり働き、休むときはきっちりと休む。メリハリのある働き方ができる社員によって東芝は支えられています。
家電・電気業界に属する東芝への就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べておくことをおすすめします。他社のような普通乗用車の開発とはやや趣が異なる東芝ですが、就職を希望する想いが強ければ対策を練って採用を勝ち取りましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント