フジタの主な事業内容と気になる企業評判

建設会社ならではのやりがいがイメージとして強いフジタ

キャリアパーク会員の就活生を対象に「フジタに対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月15日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「フジタに対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」

アンケートの結果、フジタには「やりがいのある仕事ができそう」というイメージがずば抜けて強くありました。フジタは、日本国内で活躍する建設会社のうちの1つです。建設会社のため体力を必要とする仕事が多いことから、やりがいのある仕事ができると期待されているのでしょう。しかし、具体的にどんな仕事を行っているのかは、意外と知られていません。そこで以下では、フジタの主な事業内容と気になる企業評判を見ていきましょう。

フジタは建築行を主な事業としている

フジタは建築業を主な事業としています。手がけた施設は集合住宅、商業施設、物流施設、宿泊施設、医療施設、庁舎、といったものから上下水道施設や土地造成、最終処分場や都市再生までも担っているのです。また、大規模施設の設計における地震対策システム「揺れイザーIII」の開発と運用といったIT分野との連携も進めています。

業績は好調で収益のある事業といえる

フジタは2013年に大和ハウスグループの傘下に入ったため、業績を見るには大和ハウス工業の有価証券報告書を見てみましょう。2016年に公開された同資料によるとフジタが海外においてカタールの地下鉄車両基地やメキシコの自動車製造工場の建設を受注し、国内においては物流施設や高速道路の建設を受注したことが記載されていて、事業施設事業における売上高を26.6％増とし営業利益を76.9%増とする結果を得たとあります。このことからフジタは大和ハウスグループの中でも収益のある事業と言えるでしょう。

IR情報からわかる会社の状況

IR情報から分かる株式会社フジタコーポレーションの状況について解説します。株式会社フジタコーポレーションは北関東を中心に、食品スーパーマーケットを運営しています。「決算短信」によると、新興国の経済減速や英国のＥＵ離脱等の国内経済への影響があり、原材料の高騰、人材不足、同業他社との顧客獲得競争の激化等、により厳しい状況が続いてるようです。平成26年４月に策定した経営改善計画に基づき採算がとれない店舗や事業を撤退をしています。撤退して売上げは減少しましたが、債務超過は解消されているようです。

フジタは焼却灰の安定化を促進するシステムを開発した

フジタは焼却灰の安定化を促進する「焼却灰オンサイト安定化促進システム」を開発しました。これは最終処分場の前段階である焼却灰発生時において、その場で焼却灰を扱いやすい形に処理するというシステムです。上部から散水によって塩素ないし有機物を洗い出し、下部からCO2を通気させることで鉛やカルシウムの難溶化を果たします。こうした処理を行うことで焼却灰は使いやすい状態になるのです。

CSRとして環境に配慮した活動を行っている

フジタはとくに、環境活動のCSRへ注力しています。例えば造成工事の際に切り倒した木材を破砕しチップ化し、現場で法面養生材として使用しました。法面（のりめん）とは堤防の斜面などの人工的な傾斜地を指します。これにより法面が崩壊することを防止し、かつ木材の利用によりCO2排出量の削減を実現しました。具体的な施工例としては「北摂三田第2テクノII期造成主体工事」が挙げられます。

研修制度が整っていると評判

フジタでは研修制度が整っていて広範な知識を得ることが可能と評判です。海外での事業も多く英語の技能を伸ばすこともできます。近年では風通しも良くなり残業時間は減少の方向で進んでいる状況です。裁量は大きく任せてもらえるため比較的自由に仕事を進めることができます。会社の雰囲気は体育会系では無くのんびりとしたものです。

自分を磨き続けられる社員を求めている

フジタでは勉強できる環境が揃っているため、会社の支援の下で知識を深めることができるでしょう。また、業績でメキシコやカタールでの受注実績があるように、海外で働くことになるかもしれず、その場合には英語力が試されます。裁量は大きくのどかな社風なので余裕をもって仕事にあたれるはずです。フジタでは大らかな社風の中で自己を研鑽し続けることのできる方を求めていると言えます。

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フジタは海外展開も見せる大きな建設会社であり研修制度が整っていると評判

フジタの評判と詳細について見てきました。この企業は様々な大型施設の建設を担っていて、商業施設や官庁から最終処分場までを手がけています。業績は好調でメキシコやカタールからの受注もある状況です。環境に配慮した焼却灰処理システムも開発し、かつCSRでは資源の有効利用に勤めています。豊富な研修環境の中で建築分野の学習を進めながら働きたい方にとって良い職場となるでしょう。