2016年11月29日(火) 更新
ダイハツ工業の評判な点は?気になる最近の取り組み
目次
軽自動車の製造に特化しているのがダイハツ工業
ダイハツ工業は元々発動機(エンジン)製造メーカーとして設立され、その後はスモールカーを中心とした自動車製造メーカーとなり、ハイゼットやシャレードなどを生産しています。2015年度の軽自動車販売シェアは32.3%と大きなものとなっていて、10年連続軽自動車のシェアランキングの1位です。また、マレーシアにおいて、マレーシア政府とダイハツ工業が共同出資して設立した、自動車メーカーの「プロドゥア」も優秀なシェアを獲得している状況といえるでしょう。
ダイハツ工業の業績は波はあるものの堅調
トヨタ自動車の2016年8月1日に完全子会社になる以前に、ダイハツ工業の有価証券報告書が提出されているので、それを参照してみましょう。ダイハツ工業が2016年に公開した有価証券報告書によると、業績は堅調と言えるかもしれません。平成24年度の売上高が1,631,320(単位:百万円)なのに対し、平成26年度では1,913,259を達成しましたが、平成28年度には1,690,308となりました。波はありますが、大企業なので暴落することは無いでしょう。
ダイハツ工業は軽福祉車両の出展を発表した
ダイハツ工業は東京ビッグサイトで開催される、福祉機器の総合展示会「国際福祉機器展 H.C.R.」において軽福祉車両の「フレンドシップシリーズ」を出展することを発表しました。そのシリーズの1つである、タントスローパーカスタムは車両後部が開くようになっていて、スロープを使い車椅子を電動ウインチで引き上げる仕組みになっています。ダイハツ工業は、障害者や高齢者のための福祉分野に、意欲的な姿勢を見せていると言えるでしょう。
ダイハツ工業のCSRは自然環境に配慮したもの
ダイハツ工業が2015年に公開した「環境取り組み報告」という資料では、様々な自然環境に配慮した活動結果が分かります。生産活動におけるCO2排出量の推移を見ると、前年度に比べ排出総量が減少していることや、生産台数あたりの廃棄物発生量が年々減少しているのも確認できるでしょう。特に物流における梱包資材使用量は、かなりの削減を達成しています。
ダイハツ工業の整った教育体制や学習環境が評判
ダイハツ工業はトヨタグループに属しているので、福利厚生は充実し残業も少なくする方向へと向かっています。新人社員への教育体制は整っていて、1年以上もかけてくれますし、主任クラスでも2週間程度の教育を受けることになるため、学習環境は良い状態です。また、スキルの高い人も多くいるため、師事することで成長できるでしょう。
集中して仕事に取り組み製品の改善・改良を目指す人が必要
ダイハツ工業はトヨタグループに属しているため、職場環境は良いものとなっています。良い給料額と福利厚生、大企業の後ろ盾という保障により生活への不安はありません。その上で、学習環境や優秀な人材が揃っているのです。これらの要素から、ダイハツ工業では自ら良く学び、集中して仕事に取り組み製品の改善、改良を目指す人材を求めていると言えるでしょう。
軽福祉車両の出展を発表したダイハツ工業は整った教育体制や学習環境が評判
ダイハツ工業の評判な点と、最近の取り組みについて見てきましたが、いかがでしたか?ダイハツ工業はトヨタグループに属し、トヨタ自動車の完全子会社となった自動車メーカーです。特に軽自動車の製造と生産を得意としています。事業展開として最近では福祉車両に力を入れている状況です。業績は波がありますが基本的には堅調で、CSRは環境に配慮したものを実行して目標を達成しています。充実した会社からの支援の下で、研鑽を積み成長しながら自動車産業に携わりたい方にとって良い職場となるでしょう。
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