ジョイフルの気になる評判と力を入れている取り組み

ファミリーレストランチェーンの運営を主に行うジョイフル

ジョイフルは、ファミリーレストランチェーンの運営が主力となる事業です。九州に地盤を持ち、そこから西日本、そして全国へと出店を続けてきました。和食、洋食、中華とバラエティにとんだメニューと低価格路線が特徴のファミリーレストランは、若者からお年寄りまで利用しやすい飲食店となっています。おつまみやお酒も提供されており、時間帯の需要にもこたえているのが特徴です。

業績として売上高は増加しているが営業利益は伸び悩んでいる

ジョイフルの近年の業績を見てみると、直近3年間の売上高は増加しています。ただし、仕入高の増加や人件費の高騰から、本業の儲けを示す営業利益は伸び悩んでいるのが現状です。特に今期は熊本震災の影響で、一部の店舗の売り上げが減少しています。しかし、それをカバーするために新メニューの開発や創業40周年イベントの開催に、積極的に取り組んでいるのがジョイフルです。

近年のジョイフルは新メニュー開発に力を入れている

ジョイフルの近年の取り組みとして顕著にみられるのが、新メニューの開発です。和食メニューを中心に新メニューの開発に取り組み、顧客の囲い込みを狙っています。モーニングやランチ時間限定、曜日ごとのメニューを用意して、リピーターにも飽きさせないような仕組みを作るのがジョイフルの作戦です。

CSR活動では地域活性化に関する取り組みを行っている

ジョイフルがCSR活動の一環として行っているのは、地域活性化に関する取り組みです。ジョイフルは、コンビニやスーパーのない地域にも積極的に出店を続けて、地域活性化や雇用の確保などの役割を果たしています。また、お店を地域のコミュニティの場として活用してもらえるように、清潔なお店造りで地域住民を迎え入れているのです。

ジョイフルでは雇用形態にこだわらない評価が評判

ジョイフルの評判で多く聞かれる意見が、誰もが正当の評価をされる仕組み作りです。正社員やパート、アルバイトの枠を超えて昇進や昇給制度が整備されており、有給休暇の取得も推進されています。また、育児休暇から復帰しやすいように担当者と何度も面談をして、復帰の時期や勤怠体系の変更なども行えるのが特徴です。

オペレーティングシステムを学ぶ姿勢のある人が求められる

ファミリーレストランチェーンを運営しているジョイフルでは、入社すると同時に店舗での接客やキッチンでの調理を経験します。ですので、このような店舗でのオペレーティングシステムを一通り学ぶ姿勢がある人が、ジョイフルの理想の社員像と言えるでしょう。なぜなら、店舗の仕事が理解できていれば、その後の運営業務やバックオフィス業務で経験を活かせるからです。参考にしてください。

雇用形態にこだわらない評価が評判のジョイフルでは新メニュー開発に力を入れている

以上、ジョイフルの気になる評判と力を入れている取り組みをご紹介しました。九州を地盤にして全国でファミリーレストランチェーンを展開・運営している企業が、ジョイフルです。豊富で低価格なメニューが多くの人に支持され、現在も成長を続けています。店舗スタッフや本部スタッフを分け隔てなく教育して評価システムを確立しているのも、ジョイフルが成長する秘訣です。今後は新メニューの開発に力を入れて、さらなる成長を遂げるでしょう。