2019年11月08日(金) 更新

生産技術職を目指す人にオススメの資格と志望動機の参考例~仕事内容や特徴を紹介

生産技術のイメージは「忙しそうで理系が中心に働いている」

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「生産技術の仕事に対してどのようなイメージがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。


  • 忙しそう

  • どちらかといえば理系

  • 工場で働く

  • 理系出身者が活躍する場のイメージ

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「生産技術の仕事に対してどのようなイメージがありますか?」

生産技術の仕事に対するイメージについて就活生の皆さんに伺ったところ、「理系出身者が工場で働く忙しそうな仕事」とのイメージを持たれているようです。海外生産も主流となった現在でも、まだまだ日本の生産技術は世界的に重宝されています。生産技術の仕事を考えている皆さんにおすすめしたいくつかのポイントを見てみましょう。

生産技術職の仕事内容は多岐にわたる

生産技術職の主な仕事内容は、製造工程の見直し・改善です。コストを下げつつ、短期間で高品質な製品を生み出すために、様々な方法を考えます。主なものとしては新しい技術を開発したり設備を整えたりなど、その仕事内容は多岐に渡るでしょう。
生産技術職のやりがいは、コスト・納期・品質といった3つの縛りの中で、より良いものを作り上げることです。顧客を喜ばせるためにはどうすべきか、常に考えながら取り組む必要があります。向いている人は、製造工程を改善するための発想力がある人です。また、モノづくりに関する知識を多く有していると、仕事で役立てることができるでしょう。

現場と研究部門の橋渡しをしている

生産技術とは、ものづくりにおいて製品・部品を高品質かつ効率よく生産するために工程を設計する技術のことをいいます。ただ単に効率性、コストを抑えればいいという仕事ではなく、現場と管理・研究部門の意向をすり合わせて行わなければいけません。
そのため、現状の生産体制における課題を探し、改善・解決に向けて生産過程の見直しを行います。それに伴い業務内容や人員の配置、マニュアルの改善などその仕事は多岐にわたるでしょう。また、工場の増設・新設時の生産体制やラインの構築を手掛けることもあります。生産技術職は現場と研究部門の橋渡しとなり、全体の改善に勤める仕事です。

生産技術職を目指す人におすすめの資格

生産技術職を目指すなら実務経験だけでなく、資格やスキルが求められます。多くの会社の募集要項で必須となっているのが、AD利用技術者試験です。CADは設計ができるソフトウェアであり、ものづくりに携わる生産技術職には必須の資格だといえるでしょう。他には、生産技術者マネジメント資格(CPE)というものがあります。一般社団法人日本能率協会が実施しており、生産プロセスの設計・改善、工場の維持・改善に必要な知識を学べる資格となっています。
また、生産技術職を目指すなら必須ではありませんが、英語スキルもあるといいでしょう。海外へ生産拠点を移したり、他国の工場と提携したりする企業も珍しくはありません。グローバル市場に対応できる人材として有利になるはずです。

生産技術職になるための志望動機例

例文

  • 私は常に生産工程の効率化を考え続ける貴社に魅力を感じ、生産技術職になりたいと考えました。現場と研究部門の考えをつなぎ、日々の業務や課題を改善していく生産技術職は重要な役割があるといえます。また、現在の多くの企業が日本だけでなく、海外事業を展開しています。私は大学時代から今でも定期的に英語の勉強をしているため、将来的には現地でも生産技術職として活躍したいと考えています。複雑かつ大変な仕事だと十分承知していますが、ぜひ貴社でよりよいモノづくりに携わる人材になりたいと考え志望いたしました。

志望動機作成に役立つジェネレーター

志望動機を作成する際に、「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

生産技術職は製造業における橋渡し役!CADなどの資格を取得しておこう

生産技術職は製造工程における効率性を考える上で重要な役割を果たしています。そんな生産技術職になるには、実務経験だけでなくCADやCPE、英語力が必要です。国内だけでなく、グローバル市場、現地での生産技術も考える必要があるため、それを踏まえて志望動機を考えていきましょう。

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