2019年11月12日(火) 更新

【盛るのはOK?】エントリーシートの内容を書く際に注意する事

内容を多少は盛るのが当たり前!?

エントリーシートは、いわば自分という人材を売り込む書類です。たとえば皆さんが何かの商品のカタログを見る場合、製品のスペックや性能の情報だけ書かれているより、メリットや利点を強調したり、掘り下げて書いてあると興味を抱き買いたくなりますよね。エントリーシートもこれと同じです。見る相手がいる以上、書く事実は同じでも、表現の仕方、極端に言えば話を盛る事で、より良い印象を相手に与える事ができます。

良い内容だけをアピールする書き方

意識の高い就活生の場合、この書き方についても工夫が見られ、エントリーシートの段階から差が付きはじめています。勿論、嘘や事実とあまりにかけ離れた盛り方はよろしくありませんが、ある程度の加工はあって当然でしょう。事実は同じでも書き方次第でもかなり内容は変えられます。盛ると言う表現は悪く聞こえますが、良い点を強調する内容で書くという事であれば問題は無いでしょう。

盛るべき部分と、盛るべきではない部分

エントリーシートには盛るべき部分と、盛るべきではない部分があります。盛っていい部分はアレンジしても嘘や偽りとならない部分です。

例えば、「学生時に部活動で5人のチームを纏め、地区大会までは何度か優勝しました」であれば、「学生時に部活動で数多くの人と交流やチームを纏めたりしリーダーシップも発揮、大会でも何度も優勝実績があります」の様に事実は変えなくともより話を大きくでき、有能な人材に見せる事ができます。これが元々100人、200人を纏めていたり、全国大会など世間的にも有名な実績があるのであれば、具体的に明記する方が印象が良い場合もありますが、あまり実績がない方であればこの様に嘘、偽りとならない程度で話を盛るのも効果的です。

「盛る」とは、事実を書き換える事ではない

志望動機や自己PRなどの部分が盛り易い箇所で、盛り方は実に様々ですが、事実を変えるのではなく、書き方で変えられる点を盛るのがポイントとなります。言葉の言い回しの問題で「間違いではない」という書き方をすることが、結果的に「盛る」という事になるのでしょう。書いた後に内容をもう一度見直しましょう。

エントリーシートで良い評価を得るためにはエピソードを「盛る」だけでなく、企業側の視点からエントリーシートを見直すことが効果的です。そうは言っても企業視点に立つのはなかなか難しいところですよね。そんなときにおすすめなのが「人事の目を引く履歴書の書き方」です。現役の人事にインタビューを行い、履歴書でチェックしているポイントやどのような履歴書が好印象なのかをまとめています。エントリーシートを「盛って」書いたときには、これを参考にして内容を見直してみましょう。

エントリーシートで盛ってはいけない部分

盛ってはいけない部分ですが、まずは学歴や留年歴などの経歴、資格などの部分は絶対に加工してはいけません。後々提出する証明書類で判明することですので、後日トラブルの元となります。また明らかにわかってしまう嘘や話の加工もNGです。場合によっては内定取り消しになってしまうかもしれませんので、絶対にしてはいけません。

辻褄が合わなくなる内容はNG

例えば外国語系の学校や学部で経歴を重ねているのにも関わらず、志望動機が「かねてから日本文学に関心があり、この仕事を~」では辻褄が合わなくなってきますし、「学生時代は会計学を志し資格の勉強にも励んでいました」で簿記など会計の窓口となる資格も取れてないと疑いを持たれます。ここまで極端な方はいないと思いますが、明らかに嘘と分かる部分や他の情報から見て辻褄が合わなくなる話は避けるか、話が通る様に加工するのが良いでしょう。

エントリーシートの内容を盛るなら、経歴詐称にならないように

エントリーシートの内容を多少盛るのは、就活での一つの戦術とも言えますが、やはり無理やたらと話を大きくしたり、明らかに嘘になる様なことはよくありません。

面接官もある程度学生が話を盛ってくるのは承知の上ですので、自分が面接官となりエントリーシートを見た場合、この人は本当に優秀な人材だなと思える様な自然で説得力のある盛り方で記載するのが良いでしょう。

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