2019年11月12日(火) 更新

【ノート・メモ・ポストイット…】グループディスカッションでは小物を活用しよう!

グループディスカッションは時間制限がある

就職面接に採用されているグループディスカッションでは40~90分という短時間の間に、内容のあるディスカッションをしなければいけません。発言回数やその発言の質を審査基準とされるために、受験者は限られた数回のチャンスで自分をアピールする必要があります。これはかなり長い時間のように感じますが、参加人数で割ると、一人あたりの時間はかなり短いのです。話している時間以外には、メモやノート、ポストイットを活用して、異論内容の整理をしましょう。

グループディスカッションで一人に与えられた時間は5分程度?

一般的なグループディスカッションでは、一人の時間は5分程度という設定になりますので、発言できる回数は2~3回と考えたほうがいよいでしょう。その中でテーマに沿った内容で中身のある発言をするには「情報収集」とスピーディーに脳に理解させるための「視覚的整理」が有効になります。

自分に回ってくる数少ない発言の機会には「ディスカッションを把握した上で次に展開するような発言」をすることが大切ですし、そこには明確さに加えて簡潔さも必要になります。自分の時間は話す事に徹底して、それ以外の時間でメモやノート、ポストイットを整理する時間に充てましょう。

グループディスカッションでメモをするのは必須

指定されたテーマを素早く理解し、討議の流れを記憶するにはメモが必須です。他者の発言をきちんと聞いて、記憶し、それを討議の流れに沿って咀嚼して自分の意見を言う為には、まず「記憶」と「整理」が必要になります。討議が始まるとリーダーを含めた全ての発言をメモし、討議の趣旨を理解することに努めます。もちろんノートでも、ポストイットでも構いません。

とにかくメモやノートに書いて整理する事が大事

誰かの発言した内容に反論するも進展させるのも、まずその内容を「視覚的」に見られるようにしておく事が有効です。頭の中で各発言の記憶を反復して同時に新たな発想をするのは難しいのです。メモしておくことで思考は分類、整理され、討議の進行の全体像を掴むことで、次なる展開への発想も浮かびやすくなり、咄嗟の発言チャンスにレベルの高い内容を用意しておくことができます。それをポストイットで図形化すると良いでしょう。

グループディスカッションでのポストイットの活用

ポストイットはグループディスカッションではよく使われます。通常会社でのディスカッションでは大きな模造紙に発言内容やアイデア、決定事項などを項目ごとに分類分けして張り出し、参加者が全体像を把握するのに活用されますが、就職面接でのグループディスカッションでもこれは有効に使うことができます。

議論の内容をポストイットで整理する

本題と参加者の発言をポストイットにメモして発言者ごとに分けて自分の机の上にでも貼り付けていき、ツリー化して時系列に並べていくだけで視覚的に話の流れを理解することができます。ある程度ポストイットのツリーができあがれば図形化された「まとめ」と討議の進行方向が見えてくるはずですので、ディスカッションの進行の流れを展開させるような発言がしやすくなるのです。

・テーマ、全体の発言の記憶
・整理、分類
・視覚的な内容の把握
・討議を発展させるための発言を考える

ということがグループディスカッションの流れになりますので、これを速やかに行うための「図形化による全体像の把握」をするためのツールとしてポストイットは非常に便利です。

それぞれの役割での対策がある

適切な役割を把握した上で、練習を進めた方が効率的に対策ができます。しかし、集団討論でどの役割を担えばいいのかは、多くの就活生が悩むものです。そこでおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。こちらの資料では、YES・NO診断で自分にぴったりの役割が診断できます。「アイディアマン」「司会」「書記」「タイムキーパー」の内、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるので、ぜひ試してみましょう。

メモやノートやポストイットを活用してグループディスカッションを通過しよう

就職面接でのグループディスカッション試験はコミュニケーション能力だけを採点するわけではなく、実際に入社して仕事をする時の作業スキルをも考慮に入れた審査をします。「意気込み」や「やる気」を見る個別面接とは違い、採点基準も「読解・論理・まとめかた・展開」能力そのものを測られる具体的なスキルを見る試験として行われます。グループディスカッションの中でメモやノートやポストイットを活用していると、面接官からもいい印象を持ってもらえるはずです。ぜひ活用してみてください。

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