2019年11月21日(木) 更新
大学職員になるための仕事理解とエントリーシート作成のポイント
大学職員の仕事は事務だけではない
大学職員の仕事は、何も事務だけではありません。大学を運営していくうえで大学生や教授などが有意義に過ごせるようにサポートしていくのが仕事なのです。ときには学生の進路相談に乗ったり、マスコミの対応をしたりと、大学職員の仕事は非常に幅広いといえます。
また、大学職員の担当の中には、大学に入ろうと考えている高校生に対して、大学説明会などもおこなうのも仕事になるでしょう。
試験の実施や学生の指導をおこなう
大学職員の仕事理解のために、主な業務について把握しておきましょう。大学職員の主な業務内容は、以下のとおりです。
・大学入試センター試験や個別学力試験の実施
・学籍管理や就学指導、試験、成績の処理
・奨学金や授業料免除、学生の健康管理と生活指導
・学生の就職関連全般
・大学の行事やイベントの企画運営
・大学内でおこなわれる会議の準備
大学職員に向いている人
大学職員に向いているのは、裏方に徹して責任を持って仕事をこなせる人やサポートをしたい人、誰かの役に立ちたいと考えている人などだといえます。大学職員は、主に裏で学生や教授などを支えるのが仕事になってくるでしょう。必然的に、表だって何かをする機会は少なくなります。そんな中でも「誰かを支えたい」「役に立ちたい」という考えがあるなら、大学職員の採用試験を受けてみてもよいかもしれません。
大学職員にはコミュニケーション能力も求められる
大学職員は、学生だけでなくさまざまな人の対応をしなければなりません。オープンキャンパスの来場者や他大学からの研究者など、対応が求められる対象はさまざまです。そのため、大学職員にはコミュニケーション能力も求められます。学校内だけでなく、学校外においては大学の顔になるのです。採用試験においては、挨拶などをきちんとするように心掛けましょう。
大学職員になるためのエントリーシート
大学職員のエントリーシートでは、「若い人材育成に携わりたい」「裏方でサポートに回りたい」などを志望動機や自己PRでアピールしましょう。就活生は就活時などに大学職員と触れ合う機会が多いでしょうから、「ありがたみを感じた」「自分もお世話になった大学職員のようになりたいと思った」などといったように書くと、よいエントリーシートになっていきます。もしアドバイザーなどの資格を持っていたり、これから取得しようと考えたりしているなら、それも盛り込んでいくとよいですよ。
志望動機作成に役立つジェネレーター
志望動機を作成する際に、「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。
大学職員の仕事理解をしっかりして自己アピールを盛り込んだエントリーシートを作成しよう
いかがでしたか?大学職員の仕事内容や適性について見てきました。大学職員の仕事は、事務だけではありません。学生や教授が過ごしやすいようサポートしたり、マスコミの対応を担当したりもするのです。仕事のほとんどが裏方に徹するもののため、陰で誰かを支えたい、役に立ちたいと考えているなら、一度大学職員を検討してみるのもおすすめです。
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