2019年12月03日(火) 更新
JETRO(ジェトロ/日本貿易振興機構)のインターンシップ選考と対策
目次
JETRO(ジェトロ/日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策①:企業研究
JETRO(日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策の1つめは、企業研究を行うことです。JETRO(ジェトロ)では、貿易と経済協力にまつわるさまざまな支援を行っています。対日投資の総合的支援機関としての機能を果たし、日本の経済活性化に貢献すること、農林水産物と食品の輸出を支援すること、中堅・中小企業が海外展開する際の支援、海外情勢の調査研究などが主な業務です。75か所を越える海外事業所と40の国内拠点を活用し、日本の企業活動や通商政策に貢献しています。
HPから分かるJETRO
HPから分かるJETROの事業・状況について解説します。JETROは経済産業省直轄の独立行政法人です。主な事業としましては、対日投資や海外企業の誘致の促進、日本企業の海外進出の支援、農林水産物の海外輸出の促進、海外市場についての研究をしています。平成 27 年度の経常収益は 377億円でした。日本再興戦略における政府目標値の実現に向け、特に対日直接投資の促進、農林水産物・食
品の輸出促進、中堅・中小企業の海外展開支援、企業活動や通商政策貢献に向けた事業へ力を入れていく方針です。
JETRO(ジェトロ/日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策②:実施概要
JETRO(日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策の2つめは、実施概要を把握することです。JETRO(ジェトロ)のインターンシップは社会人、学生を対象とした実践的なインターンシップで、アジアをはじめとした諸外国に数か月間派遣され、将来の日本と現地の架け橋となるような人材育成を目的としています。
選べる2種類のインターンシップ内容と目的
「国際即戦力育成インターンシップ」と称されるインターンシップには、以下の2つがあります。
■「海外ビジネス獲得人材育成インターンシップ」
目的は、中堅・中小企業の海外展開促進のための市場調査や現地パートナー探し、政府関係機関とのコネクションの獲得や、インフラビジネスの獲得において重要な政府関係機関や現地キーパーソンとのネットワークの構築、将来グローバルリーダーとなり得る日本の学生の育成促進を掲げています。
■「共創促進インターンシップ」
目的は、新興国の社会的課題・市場特性の理解、新興国での新規事業につながる現地企業との協力関係構築、インターンシップの新興国イノベータ―としての資質の向上を掲げています。
JETRO(ジェトロ/日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策③:マッチング
JETRO(日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策の3つめは、企業とのマッチングです。JETRO(ジェトロ)ではインターンシップ募集の際、書類審査、面接の後に、受け入れ先となる企業とのマッチングが行われます。ここが重要なので、入念に選考対策をしましょう。さらに様々な手続きを経てインターンシップが実現し、帰国後には報告会も行われます。滞在中の諸費用は支援の一環で支払われます。当然ながら一般的にインターンシップと認識されている数日間の企業での就業体験に比べ、個人の責任は重くなるので、選考対策は、それなりの覚悟を持つことも必要です。
インターンシップを途中で辞めることは不可
選考によりメンバーとなった場合、個人的な都合での渡航拒否はできません。現地では、一人のビジネスパーソンとして事業に参画せねばなりません。それゆえ、このインターンシップを経験する意義はとても大きく、実現すれば将来のグローバルリーダーとなるための資質が向上することは間違いありません。
開発途上国でのビジネスに強い関心と意欲が必要
「海外ビジネス獲得人材インターンシップ」「共創促進インターンシップ」のどちらも、開発途上国でのビジネスに強い関心と意欲を持っていることが求められます。また、「共創促進インターンシップ」では開発途上国を起点としたイノベーションに興味があることと、技術的知見、あるいは職歴を有することが条件ですので、書類選考と面接ではこうした「求められること」がポイントとなるので、しっかりと対策をとりましょう。
実際の面接評価シートで確認する
面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。
JETRO(ジェトロ/日本貿易振興機構)のインターンシップに参加した人の声
JETRO(日本貿易振興機構)のインターンシップ経験後、参加者は評価に記入する義務があります。その評価から、目標の達成度や自身の変化や成長について、インターンシップがどのようにとらえているのかを知ることができるので、その抜粋をご紹介します。目標のうち、「派遣国の文化、社会、商習慣の理解や市場、業界情報などの調査」については、ほとんどの人が達成できたと回答しています。現地で暮らし、実際に自分の目で確認し、体感したことは、ただ情報として知ることとは全然違う重みがあることでしょう。
参加した人全員に自身の成長が見られた
今後のビジネス展開につながる企業との協力関係の構築や、グローバルリーダーとしての資質の向上もほとんどの人が達成できたと答えています。上記の目標とは異なり、インターンシップでの自身の成長も大きいようです。主体性や積極性や実行力、課題発見力といった項目の他にストレスコントロール力、異文化理解力など、多くの項目で、ほとんどの人が向上したと答えています。項目にも表れている通り、海外で事業展開するには国内で勤務するよりも多くのスキルを必要とします。これらの向上を実感できるということは、グローバルリーダーにふさわしい人物に近づけるということです。実りあるインターンシップであることがよくわかります。
JETRO(ジェトロ/日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策は開発途上国でのビジネスへの関心と意欲が必要!
ここでは、JETRO(日本貿易振興機構)のインターンシップ選考対策についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。一般的に、インターンシップは就職に対する迷いや戸惑いを払拭し、自分の進むべき道を明確にする機会でもありますが、JETRO(ジェトロ)でのインターンシップは、はっきりと、「将来の日本と開発途上国の経済の橋渡しをする人材を育成する」という目的を掲げています。このインターンシップでは学生のみならず社会人も受け入れていて、大学では学びきれないことを社会に出た人たちから学び取るチャンスでもあります。人生の先輩たちと肩を並べ目的を達成するために力を尽くすことは、ただ海外の情勢を知り、現地企業とのコネクションを作るといった目的以上の意味があります。ひとりひとりの負う責任は大きいですが、将来グローバルに働くことを視野に入れているのであれば是非インターンシップに参加し、同じ目的に向かう意識の高い仲間の間で切磋琢磨してください。そして事前の選考対策を忘れずにしましょう。
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