2019年12月12日(木) 更新
内定式で押さえるべき式次第と“新人としての挨拶”の心得
目次
内定式は入社前の意識を高める目的がある
企業から内定を得ると、大体10月上旬に内定式へ呼ばれることになります。 内定式の意義として、「入社前に会社への意識を高めさせる」目的があり、社会人になる前に交友範囲を広げるチャンスでもあります。 参加するにあたり、式次第の流れを把握しておきましょう。
懇親会は同期との顔合わせに使おう
内定式の式次第※は、社長挨拶、採用担当者挨拶、内定通知の授与、内定者宣誓及び挨拶、といったプログラムになっています。 内定式の式次第で予定されていた行事が一通り終わると、採用担当者や会社役員を交えた懇親会が開かれます。同期との絆を深めるチャンスですので、必ず参加するようにしてくださいね。
式次第とは?
式次第とは、式をとり行う順序を記したものです。式次とも呼ばれます。
内定式では積極的なコミュニケーションをとろう
入社式より前に行われる内定式。社会人としてのスタートダッシュを成功させるためにも、積極的に挨拶をしましょう。そして内定式の式次第の内容を理解することで、内定者挨拶をスマートに行えますよ。内定式で交流範囲を広げるチャンスなのです!
内定式だからといって、受け身ばかりでいてはいけません。入社前の段階から、既に同期との競争が始まっているからです。 特に内定式での内定者宣誓や、挨拶をするような機会に恵まれると幸運です。顔と名前を先輩社員たちに知ってもらえるため、最初からロケットスタートが切れます。 また、式次第の中では社長や役員が来ることも予想されますので、注目されれば後々有利になるかもしれませんよ。
新入社員として先輩へきちんとした挨拶を
社会人ともなれば、人前で挨拶することや発言する機会は増えてきますので、内定式は絶好のチャンスです。うまく活用して慣れておきましょう。 とくに、新入社員として先輩社員には礼儀正しく接するのがマナーです。横暴な態度をとってしまった相手が、同じ部署の上司だったりしたら目も当てられません
積極的に挨拶して仲間を増やそう
内定式に参加するのは将来の同期たちです。内定式中も懇親会でも積極的に挨拶していきましょう。連絡先を交換したり、人脈を構築しておき、入社後の研修でも孤立しないように仲間づくりに励んでください。例え部署が違っていても、いざというときの強い味方になってくれるはずです。
内定式では自己紹介をする場面も
内定式の規模や参加人数によるものの、中には内定者として自己紹介を求められる場面もあります。急に指名されて頭がパニックにならないよう、事前に内容を考えておくことをおすすめします。他にも、挨拶して回る際にも軽い自己紹介として使えるため、すぐに答えられるようにしておくべきでしょう。以下のチェックポイントもぜひ活用してみてください。
自己紹介のチェックポイント
- 出身大学
- 学部
- ゼミで専攻していた内容
- 出身地
- 就活中のエピソード
- 所属していたサークル
- オープンにできる趣味
内定式の式次第をおさえておくべき3つの理由
内定式の参加は強制ではありませんが、欠席するという人はほとんどいないでしょう。 不参加だからと内定を取り消される心配はないものの、内定式では入社後の研修内容といった貴重な情報が得られることもあります。 内定式に参加するからには、式次第を押さえておくべき3つの理由をしっかり確認しておきましょう。
理由①内定式は仮入社式と捉えるべし
内定式は言わば「仮入社式」のような存在と思ってもよいでしょう。内定式では入社までの課題や論文が出されることもありますので、しっかりと内容を確認して漏れがないようにする必要があります。このとき、準備を怠ったり忘れたりすると、入社前から悪い評判を受けることになってしまいます。
理由②内定式の内容を把握しておけば慌てずに済む
内定式に参加する際に式次第をきちんと把握しておくことで、流れについていけるようになります。どのタイミングで挨拶などのイベントが発生するか知っていれば、重要な話しを聞きそびれる心配もありませんしね。 ただ参加するだけではなく、将来の会社を背負う当事者としての意識をもつことがポイントです。
理由③内定式での社長挨拶は今後の方針を知る手がかりに
内定式では社長からの挨拶があるのが一般的です。学生時代の校長先生の話を思い出しますが、中身はまったくの別物。会社の方針や将来的なビジョンを知るよい手掛かりになります。居眠りはせずに、社長の挨拶は集中して聞きましょうね。
内定式をスマートに乗り切るコツ
式次第をきちんと把握し、挨拶回りを欠かさないことが内定式で守るべきポイントと説明しました。最後に、内定式をスマートに乗り切るコツも知っておきましょう。
内定式のおおまかな時間も把握しておこう
内定式で気をつけるべきは、その開催時間です。新人としての挨拶や、同期との交流を図ろうにも、時間の配分をミスってしまえば中途半端になってしまいますよね。きちんと自分の中での優先順位をつけてから、時間のペース配分を意識して行動に移しましょう。
内定者懇親会を最大限活用しよう
内定式後に行われる、内定者懇親会への参加も重要です。内定式とは違って打ち解けた雰囲気の中で行われる場合が多く、より深い部分で話しができますよ。 各部署の優秀な先輩社員が参加することも多く、入社後のビジョンや苦労話などを聞いてイメージトレーニングしておきましょう。
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内定式の式次第を把握して積極的な挨拶と交流をおこなおう
内定式はまだ学生である内定者に対し、会社に対する意識を高めさせる目的で行われます。 式次第には社長、採用担当者挨拶、そして内定者からの挨拶が入るため、押さえておいてくださいね。内定式後の懇親会では積極的に挨拶して回り、同期、先輩に関係なくコミュニケーションをとっていきましょう。
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