2019年12月12日(木) 更新

【東大生の就活事情】一流大学ブランドを持っていた場合の注意点と内定を得る方法

就活生から見ても学歴フィルタは存在する!?

就活生の意見

  • 能力差が一緒だったら、いい大学をとると思う。
  • 足切り対象
  • エントリーシートの選考であると思う
  • 影響しないと思います
  • あまりに大手だと関係する可能性もある

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「学歴は就活の採用選考にどう影響すると思いますか?」

就活生から見ても、学歴によって選考などで有利になることはあると感じるようです。「能力差が一緒だったら、いい大学をとると思う」「エントリーシートの選考であると思う」「あまりに大手だと関係する可能性もある」など、実際に就活を進めていく上で感じることもあるのでしょう。では、実際に東大生といったブランドがあると就活にはどうはたらくのでしょうか?本記事で一流大学の就活事情を紹介します。

"東大生"にはブランドがあって今でも特別視される?

どんなに時代が変わっていきつつも、やはり日本におけるトップクラスの頭脳を誇るのが「東大生」です。東京大学に通っているだけで、やはり周囲はそれなりのひいき目で見るでしょう。 いくら少子化と言われても「東京大学に入ること」は昔も今も、とっても難しく難易度の高い受験であるのは変わりようのない事実です。では、大学が東大というブランドならば、就活も楽になるのでしょうか?

「東大生=就活に苦労しない」は大きな間違い

そんな日本を代表する東京大学。東大生の就活はたしかに「ほかの大学と比較をすると、企業への入りやすさがグンとアップしやすい」でしょう。だからこそ、東大生の就活はラク、苦労知らずと思われがちですが、実はフタを開けてみると、他の就活生と同じような悩みを持っている人も多いといえます。 むしろ大学という看板にぶら下がっている学生の多くが、企業からの不採用のカードに悩んでいるという事実もあります。東大生は就活に強いと言われるものの、それは氷山の一角でしかないのです。

東大生というブランドだけでは内定を獲得できないのが実情

「東大生は就活に強い」 それはたしかな事実ではあるものの、一部の優秀な学生のみをターゲットとした話です。 企業によっては、「東大生だから」というネームバリューだけでは、就活生に内定のらく印を押さない企業も増え始めています。いくら学歴がとっても優秀であったとしても 「企業の仲間とコミュニケーションがとれない」 「感情の起伏が激しい」 といった学生であっては、企業にとって厄介者になるケースも。多少ランクを落としても、バランスのとれた人材が欲しいと願う企業も増えているのです。

東大生の就活で重要視されるのは"発信力があるかどうか"

東大生の就活としておさえておきたいのは、「発信力」です。日本でトップブランドの大学に入学した結果を人生の目標としてとらえるのではなく、「やりたいことを叶える通過点」として大学入学を見つめ直す姿勢が大切です。 最近の企業によっては「与えられた仕事をただこなすだけではなく、自ら考えて編み出せる柔軟な人材」を求めつつあります。だからこそアタマでっかちにならず、いろいろなテリトリーに感動やヒントを見出せる発見が大切になるのです。

コミュニケーション能力の高さも必要

社会で働いていくには、コミュニケーション能力の高さも必要とされます。いくら勉強ができて物覚えがよかったとしても、社員同士で上手く交流できないのであれば、力を発揮して一緒に働いていくことはできません。東大生であれば学習面での評価は始めから高いといえますので、人と上手く議論を交わすスキルや、自分の意見を誤解なく伝えられるといったコミュニケーション能力を高めていくようにしましょう。

問題解決のための行動力も高く評価される

仕事をする上では、実体験のエピソードについて話すようにすると効果的です。問題を解決するために自分はこんな対策をした、という行動について具体的に述べるようにしましょう。そうすると、行動力のある就活生として相手に印象付けることができます。解決方法を論理的に考えて、自ら行動した結果どういった成果を出すことができたのか、実体験を交えて説明すると人事もイメージが沸きやすいため、好印象です。

東大生ブランドに固執せずに就活するのが◎

就活をおこなうときには「東大生」というネームバリューを一度忘れる、発想の転換をおこないましょう。 謙虚な気持ちに立ち戻り、「自分が本当におこないたいことはどんな事か」をあらためて自己分析することが大切です。企業のネームバリューや東大生ブランドに捉われない就活を目指せば、自分の理想とする企業の選択肢の幅が広がっていきます。

自分が本当にやりたいことは何なのか考える

就職に悩む東大生はトップ企業だけを狙おうとせず、自分に適した仕事を探してみましょう。就職先を選ぶ際には、自分が本当にやりたいことが何なのかを思い浮かべてみてください。自分が何に興味を持っていて、会社の中でどういったことをしていきたいのか考えることが大切です。やりたいことが分かれば、その目標を実現できる企業を選択できるようになります。自分のやりたいことができるのであれば、世間的にトップ企業であるかどうかは関係がなくなります。これから長く勤めることになるかもしれない会社ですので、自分の人生をかけてやっていくのに相応しい仕事かよく考えましょう。

もちろん企業は東大生にもビジネスマナーを求めている

東大生の就活において、企業から聞かれるのは「基本的なビジネスマナー力が低い」と言われるもの。東大というブランドに固執し天狗になるのではなく、社会人として身に着けるべきマナーや礼儀のキホンは押さえておきたいものです。 髪の毛はしっかり黒く染め直しておく、目上の人に対して適切な敬語をつかう、ハキハキとして口調で分かりやすく話す。基本的な項目をしっかり押さえたうえで「一流東大生としてのチカラ」をしっかり、企業にアピールしていく姿勢が肝心です。

東大生らしい「真面目さ・頭の良さ」をアピールすると好印象

東大生として世間が持っているイメージは、「真面目」「勉強ができる」といったものです。したがって、就職においても人事担当者はイメージ通りの東大生の姿を求めている場合が多いでしょう。東大生らしくない個性をアピールするよりも、まずは真面目さなどイメージにあった強みをアピールしていくことが大切です。個性はわざわざ出そうとしなくても、自然と相手に伝わります。就活において強い印象を残すために、人とは違う自分を演じる必要はありません。

東大生の内定率を上げる就活イベント

①:説明会・セミナー

就職活動として、まずは説明会やセミナーといったイベントに参加してみましょう。複数の企業や学生が集まるイベントは、目当てにしていた会社以外で気になる企業を見つけたり、知らなかった情報を手に入れられたりする可能性があります。積極的に情報交換をして、就活を有利に進めましょう。

②:OB・OG訪問

OB・OG訪問をして、実際の仕事内容や企業の雰囲気を調べるのもおすすめです。近年はインターネットを使えばいくらでも情報を手に入れられますが、実際に働いている人の生の意見はとても貴重です。企業の情報以外にも、仕事をする上でのやりがいや苦労についても訊ねてみましょう。自分が働く上で何を重視していきたいのか、イメージを膨らませるのにも役に立ちます。

OB訪問を成功させるには

まずはメールや電話でのアポイントメントが最初の関門となります。マナーを守るメールを作成するとともに、熱意を伝える必要もあります。社会人にメールを送ったことがないという就活生は、ハードルが高いと感じるでしょう。そこでおすすめなのが「OB訪問マニュアル」です。こちらには、OB訪問の依頼メールの例文はもちろん、電話で依頼する場合の文言も掲載されています。無料でダウンロードできるため、OB訪問の準備を始めると同時にGETしておきましょう。

東大生の就活は学校推薦制度もおすすめ

就活で学校推薦制度を利用するのもおすすめです。学校推薦とは、各企業から大学へ推薦の依頼があり、その中から企業を選択してエントリーするというものです。専攻長に推薦状を書いてもらって面接を受けることになります。内定を貰えた場合は基本的に辞退できないため、第一志望の企業を受けるようにしましょう。推薦がある企業は毎年変わりますので、募集状況の確認を忘れないようにしてください。

東大生ブランドに固執せず企業に対するビジネスマナーを守り就活を成功させよう

世界的にもその動向が注目されている、「東大生と就活」という関係。日本トップクラスの優秀集団だからこそ「基本的な人間力とビジネスマナーに気を配ること」も大切です。トップレベルの大学、東大というブランドだけで就活は簡単に進みません。 また東大生の就活でありがちな「大学のネームにぶら下がること」は、目指す企業の枠を狭めてしまうリスクもあります。広い視野で色々な可能性にチャレンジする姿勢が大切です。

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